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T・F・U物語  作者: 狼眼
14/53

それって本当?

「おーし、集合!」


山田代表から声が掛かった。

・・・もう?

正直、柔軟体操の方が時間が長かったんじゃないか?


「今日は軽めにやったけど、筋肉のケアは怠らない様に。」

「「「「はい!」」」」


どうやら軽めにやっていたらしい。だよな。

正直、ベンチプレスとスクワット、カールと・・・懸垂しかしていない。



「おつかれした~。」

「おつかれした~。」


皆がそれぞれ2号館から出ていく。


「おい、ジャコ。帰ろうぜ。」


工藤さんと舛添さんが声を掛けてきた。


「そうっすね。・・・所でボ研って、こんな感じなんすか?」

「?あぁ、そうだよ?ちょっと緩い感じだけど、活動はちゃんとしてるぞ?」

「そうっすか。半年後に大会が有るみたいですが。間に合うんすかね?」

「何に?」


舛添さんが「何言ってんの?」みたいに聞いてくる。


「何にって、大会ですよ!」

「出るの?」

「・・・出ないんですか?」

「研究会は、出られないよ?見学に行くだけ。それまでに、色々な知識をつけておくのは必要だけどな?」


大会って、見に行くだけだったのか・・・。研究会じゃ大会に参加できない・・・・。



ま、普通のスポーツ漫画とかだったら、ここから人を集めて、努力して、大会に出て、ってストーリーなんだろうけどな~。

いつの間にか入れられていた研究会に対して、そこまでの思い入れはない。


「そうなんすね~。」


ま、気楽に行こうか。


「そう言えば、今日もバイトなんすよ。」

「マジか。なら、あとで遊びに行くわ。」

「待ってま~す。」


先輩たちと別れて、大学正門前の弁当屋でチキンカツ弁当を注文。

弁当を持ってバイト先・・・ゲーセンに向かう。


景品ゲームの少ないゲームセンターの仕事は少ない。

100円玉が反応しない(流れる)事もほとんどなく、景品もしょぼい、から動かない。

基本的に新札対応していない両替機の手両替と掃除が重要な仕事だ。


「ここの仕事って、無人でも行けなくないか?」


工藤さんが事務所前で話しかけてくる。


「そうっすね、これで給料がもらえるなんて最高ですよ。」

「まぁ、今まではここの社長が対応していたからな。意外と大変だったと思うよ?」


あれ?えっと、社長だっけ?紛らわしいニックネームの人だ。


「今日も来てるんすね。」

「よっす!」

「お、社長!対戦しよう!」


工藤さんと社長が対戦台の方へ移動していった。

今日はレトロゲームで対戦する様だ。


「K●F98、今日はこれで!」


20年以上前のゲームだが、格闘ゲームとしてはじゅぶん遊べる内容だ。

ただ、バランスは悪い。画面端に行けば無限コンボ、小ジャンプ攻撃の隙の無さ・・・。

それも織り込んで楽しんでいる様だ。


「社長!強すぎ!」

「結構いい感じじゃん。次はあれでどう?」

「アイアンフィスト5っすね。おけ~。」


次から次へと対戦ゲームをはしごしていく。

途中から舛添さんも合流して・・・あ、山岸もきた。


気が付けば大学前ゲーセンは。ミニ格闘ゲーム大会が発生していた。

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