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姫様は最強勇者の生まれ変わり~だけどTS転生を拒否したため、チートも無双もできません~  作者: しいず
ファーガス地方

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第94話 崩落の様子

この作品はカクヨムに投稿した物です。


町長はフローラたちが来て驚きますが、フローラが訪れた理由を言うと

町長は表情がやわらぎ、峠の崩落状況をフローラに説明します。

町長は、わたしたちを見て驚いた表情をしています。

確かに町長はわたしたちに、直接会うことはないので、驚くのは仕方がありませんね。


 なのでわたしは


「町長、多忙なところ、急な訪問を失礼します。

リタさんのお店へ買い物に行きましたら、峠の道が崩れたと聞きましたので

何か力になれないかと思い、訪れました」


と町長に訪れた理由をお話します。


「そうですか。峠道が崩落しましたが、規模が大きく手の施しようがありません」


町長はわたしの訪問理由を聞いて、表情が柔らかくなります。


「そのようですね。しかし、もしかしましたら、トリシャ様の魔法で直せるかもしれません」


わたしはトリシャ様なら、直せるかもしれないことを伝えます。


「それは、本当ですか!?」


町長は再び驚きますが、それほど大きな崩落なんでしょうか。


「手の施しようがないと聞いていますが、どれぐらいの規模ですか?」


わたしは町長に尋ねますと


「崖に面した道が、完全になくなっています。多分、馬車5台分ぐらいです」


と教えてくれます。


「そんなにですか」


馬車5台分となりますと、結構な長さです。

しかも、崖に面した道のようなので、復旧させるにも簡単ではありません。


「元々崩れていた場所ですが、初めのうちはさほどではなく、板を渡して橋にしていました。

その後も、雨の度に徐々に崩れる幅が広がっていき、その度に板を延ばしていきました。

しかし、2日前の雪により、大規模な崩壊が起きたのです」


町長は説明しますが、今まで聞いた同じ内容です。

つまり、2日前に降った雪が原因で、大きな崩壊が起きたようです。


(しかし、雨ではなく、雪で崩れるのでしょうか?)


わたしは疑問に思います。


「雨はわかりますが、雪で崩れるのですか?」


わたしが質問します。


「正確に言いますと、雪が溶けたためです。

気温が下がり、凍った雪が、気温が上がり溶けたのですが

凍ったことにより亀裂が広がり、崩れたようです」


町長はこう答えましたが、崩れた原因はよく理解していません。

ただ、雪が溶けたことが原因ということは、わかりました。


「原因はわかりました。そうなりますと、また崩れるということですね」


わたしはさらに町長に質問します。


「これからさらに雪が降りますし、凍りますが冬の間は溶けることはありません。

しかし、春になり気温が上がり、雪が溶け始めると、さらに崩れる可能性はあります」


町長は冬の間はよくても、春になり気温が上がると、雪が溶け出し、

さらに崩れる可能性があると答えます。


「そうなりますと、応急措置ではなく、しっかりと直すしかありませんね」


一時的に通れても、雪の重みや、雪どけ水により、さらに崩れてしまいます。

なので、完全に直さないといけません。


「そうですか、峠の上は既に雪が降り、気温も低いため環境が過酷です。

さらに、今朝の調査では、小さな崩落が起きており、危険な状況です」


町長は朝の調査で、さらに危険な状態だと教えてくれました。


(思った以上ですね……)


町長の話を聞くと、規模だけでなく、危険度も高いようです。

トリシャ様は直せるかもしれないとおっしゃいましたが、話を聞いていると厳しいように感じます。


「姫様、話はわかったから、実際に見に行こうよ」


トリシャ様は相変わらず、わたしの陰に隠れながらこうおっしゃいます。


「しかし、かなり危険のようですよ」


「危険なのは承知だよ。ただ、魔族と戦うよりも安全だって」


トリシャ様は魔族と戦うよりも安全だとおっしゃいますが、確かにそうですね。

考えてみましたら、わたしたちは魔王を再び倒すために旅をしています。


 なので、原因がわかっている災害ならば、それ以上近寄らなければ良いだけです。

既に調査は行われており、どこまでが危険かわかっています。

そう思えば、戦いよりも安全でしょう。


「そうですね。では、町長に頼んでみます」


「姫様お願いするよ」


トリシャ様に頼まれましたので、わたしは町長に現地へ案内してほしいと頼むことにします。


「町長、トリシャ様が現場を見たいとおっしゃいますので、案内してもらえませんか?」


わたしが町長に頼みますと


「危険ですので、それはちょっと……」


と答えます。


「トリシャ様の魔法なら、直せる可能性があります」


わたしはさらに町長に言います。


「さすがのトリシャ様でも、難しいと思いますよ」


「だとしましても、トリシャ様ご本人が現場を見たいとおっしゃっています」


わたしは町長に、トリシャ様が現場を見たいと伝えますと、町長はすぐに答えず少し悩みます。


 しばらく考えた後、町長ははぁっと息を吐くと


「そうですね。そうおっしゃいますなら、現場を見てもらいましょう」


と仕方ないという表情をして、承諾するのでした。

お読みいただきありがとうございます。


峠の道は崩落により、道がごっそりなくなっています。

幅も広いため、木を渡すにもかなり大変な上、更なる崩落の危険もあります。

なので、手が付けられない状況です。



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@shiizu17

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