第70話 3人目を倒したけど
*6月7日の更新を割須していまして、すみませんでした。
この作品はカクヨムに投稿した物です。
アルニルは木から落ちた3人目の射手の男を見て間ますと、男はうめき声をあげていますが動く気配はありませんでした。
低い音がしたと同時に、わたしは木の下を見ますと先程まで居た男が地面に落ちていました。
男の様子を確かめたいのですが、男が木から落ちた事にトリシャは気づいていませんので
まだまま氷柱が飛んで来ているので、木の下を見る事が出来ません。
「男が木から落ちたから、トリシャ、魔法はもう必要ありません」
と伝えますと
『そうなんだ……』
と残念そうにつぶやきますが、トリシャは魔法を使うのやめました。
トリシャの魔法が止まったので、わたしは枝の上から落ちないように慎重に下を見てみます。
地面の男を見ますと微かに呻き声が聞こえますが、周りに血は見えません。
ただ、出血していても、少なくて見えないだけかもしれませんが。
男は呻き声をあげてるので、何とか生きているとは思いますが、助かるかわかりません。
ただ、思わぬかたちでありますが、3人目も倒した事になりますかね。
「どうあれ、いいでしょう……」
わたしはこうつぶやきますと、わたしは木を降りる事にしました。
そして、わたしは木から降りて男の元へと行きますが、動く気配はありません。
「生きていますか?」
わたしは男に声を掛けてみますが、「うう……」小さくうなるだだけです。
「これはダメですかね……」
わたしはため息を付きますが、わたしだけでは男を運ぶことはできないでしょう。
男の腕を折れるあの力は、非常時でないと出ないと思いますし。
それでも、一応は試してみましたが、多少動かすことは
できましたがやはり運ぶのは無理です。
あと、こういう時は無理に動かさない方が良いと思いますし。
男の生死はどちらでも良いのですが、雰囲気からこの男がリーダー格ぽいく
一番情報を知っていそうなので、何とかしたいです。
男は虫の息ですが、まだ息があるのなら、イザベラの回復魔法で何とかなるかもしれません。
ただ、わたしはイザベラと話す手段がありません。
「トリシャ、イザベラと話す事が出来ますか?」
わたしはトリシャにイザベラと話せないか聞いてみます。
『イザベラにも精霊をつけてるから出来るよ』
「そうですか」
『ただ、また違う精霊だから、あたしからじゃないと話せないけど』
「それなら、イザベラにどこにいるか聞いてください」
『わったから、ちょっとまてて』
トリシャは、イザベラにどこにいるか聞いてくれていますが、すぐに返事がきました。
『2人目の所にいるって言ってるよ』
「わかりました。では、そちらへ向かうので待っていてくださいと伝えてください」
『わかったよ』
トリシャはイザベラいその場で待っているように伝えてくれました。
『伝えたよ』
「ありがとうございます。では、イザベラの元へ向かいます」
『わかったけど、3人全員倒したならこっちへ戻ってくるんだよね?』
トリシャが聞いてきましましたが、3人目の治療が残っているいるため
すぐに戻れそうにありません。
「まだやる事がありますので、戻れません」
『わかった。騎士君が役人を連れて戻って来たよ。役人は今姫様と話してるけど』
「わかりました。では、急ぎます」
わたしはこう言ってトリシャとの話を切り上げます。
また、3人目も一応まだ生きていますので、急いでイザベラを連れくるため
イザベラの元へ走って急いで向かいました。
「イ、イザベラ……」
わたしイザベラの元へ来ましたが、疲れが今になって疲れが出てきて息をきらしています。
「アルニル、そんなに息をきらせて、急ぎですか?」
イザベラは2人目の男の折れた腕に添え木を沿えて布で巻いています。
「い、一応ね……わ、わたしについてきて……ください……」
「かなり急ぎのようですね。治癒魔法と添え木をしましたので、大人しくしててくださいね」
イザベラは2人目の射手の男にこう伝えます。
「魔法で拘束されてるから、どうにもならならんがな」
「そうですね。急ぎの様ですから、早く向かいましょう」
イザベラもわたしの様子をみて、急ぎだと判断したので速足でむかいます。
わたしもかなり疲れが出てきましたが、それでも足をなんとかすすめますが
再び、男の元に着いた頃には座り込むぐらいになっていました。
イザベラは座り込んだわたしに「大丈夫ですか?」と声をかけたけど
わたしが「大丈夫」といいますと、倒れている男の元へと向かい様子を見るます。
男は呻き声すら出さなくなったから、これはもうダメかもしれない。
イザベラもしばらく様子を見るが
「微かに息がまだありますが、ほぼ駄目ですかね」
「やはり、そうですよね」
やはり、男はもうダメっぽいです。
「ほぼであって、完全にではありませんよ」
「それでも、厳しいじゃないですか?」
「厳しそうですね。また仮に息を吹き返しても、お話を聞くまでになるにはかなり時間を要します」
この状態から回復しても、話を聞きにまでになるにはやはり時間がかかりる様です。
しかし、そうでありましても、情報を得るために回復を試み必要はあります。
それに、イザベラも『どうしますか?』という表情でわたしを見ています。
「時間がかかりましても、色々聞きたく事がありますから頼みます」
「わかりました。アルニルならこう言うと思いましたよ」
イザベラは微笑ますと、倒れている男に回復魔法を使うのでありました。
お読みいただきありがとうございます。
木の高さは大体5~7mほどと思ってください。
もっと高いかもしれませんだ、木自体は12~15m程の想定です。
地面は堅いのもありますが、木の根や石がありますのでダメージはあると思いますし
何より受け身をとれてないので、打ち所が悪いです。
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@shiizu17