寝て忘れる
寝よう、嫌なことがあった日
寝よう、死にたくなった日
寝よう、泣きたくなった時
寝よう、疲れちゃった時
ただひたすらに寝て忘れよう。
寝て寝て寝て忘れよう。
夢の中では笑顔でいられるように願いながら、寝よう。
ん?なんだか、寝れないのかい?
なら、妄想でもしよう。現実逃避だってたまにはいいじゃん。
目を閉じて、瞼の裏には理想の自分。
うまくいかなかった今日。
現実に絶望して、それよりもっと自分に絶望した。
なんで?上手くできないの??
投げかけられる、答えなき疑問。
納得のいかない現実と、理想の間で揺れる心。
上手くいってる人の背中を見て
嫉妬して、羨んで、悲しんで、泣いた。
そんなこと、忘れちゃえばいいじゃん。
辛いなら忘れればいいじゃん。
現実逃避。誘われる、夢の世界。
明日の朝には、笑えますように。
いつかは、きっと現実に戻される。だけど。
だけど、その時に笑えるように願おう。
願って寝よう。
上手くいく未来を、瞼の裏に刻み込もう。
息が続く限り、現実からは逃げられない。
息が続く限り、理不尽や辛いことからは逃げられない。
そんなことにあった時。
寝よう。
そして、起きて笑おう。
笑顔を浮かべてみよう。
よく、頑張ったね。
今日、辛かったね。
メチャクチャ凹んじゃったよね。
とっても、疲れたよね。
夢の中では、そのことを忘れられるように。
夢の中では、自由にその羽根で羽ばたけるように。
よく、頑張ったね。
寝よう。
そして、嫌なこと、忘れよう。
おやすみなさい。
今日を頑張った人にこそ、言いたい言葉です。
ちゃんと、しっかりとお休みなさい。