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絶景を巡り旅する魔族  作者: 魔転
短ぇ1章 師匠との日々
5/21

4話 成長日記

         達也の成長日記 1ヶ月目

俺がスノー師匠の弟子になって早1ヶ月。俺は、お金もなく家もないので、師匠の家に泊めてもらっていた。師匠は剣技・闘技・魔法 と、戦闘における3つの戦い方を教えてくれた。おかげで俺は、剣技LV89 闘技LV67 魔法LV84 とまあまあ成長してきている。

———————————————————達也君の説明ターーーイム!!―――――――――――――――

この世界には、HPとMPが存在している。まるでゲームの中の世界のようだ。MPが存在していしているということは、もちろん魔法も存在している。さっき、剣技のLVやら闘技のLVやらの話をしたけど、視界の30㎝くらい離れたところ人差し指を自分のステータスが表示されるところにおいて、ステータスオープンと念じることで自身のステータスを見ることができる。俺の初期ステータスは、LV1 HP500(一般的には1600) MP700(一般的には1900)SP 500 攻撃力 4000 防御力 1000

               スキル 「敗北LV1※使用条件有」「高速移動LV1」「防御LV1」

               魔法  「ファイヤーボール」「魔素変換※使用不可」

               技術  「剣技LV1」「闘技LV1」「魔法LV1」

               種族 魔族 (シンプル)

               属性 火・闇

               持ち物 なし

               称号 「雑魚乙」

だ。いろいろツッコミたいところはあると思うが 

ツッコミポイント1 魔族?

そう。俺は、人族ではなく、魔族なのだ。師匠は、「運動不足過ぎてこっちに転移する際の負荷に体が耐えられず、生きるために、無理やり種族転換をして人族より頑丈な魔族になったんじゃない?」と言っていた。あと、師匠は多少驚いてはいたが、魔族の俺を受け入れてくれた。

ツッコミポイント2 称号の雑魚乙

これは師匠でもわからないそうなので、おれもわからん。以上!!

ツッコミポイント3 HPとMPの低さ

俺は、本来の正当な生まれ方の魔族ではなく、無理やり種族転換したことで、人族よりかは十分にステータスが高いのだが、魔族からしたら、とても雑魚い。だから、雑魚乙なんていう称号がついたと思っている。

つけたし:魔法は魔導書を読むと習得できるようになる

つけたし:この世界には属性が存在している。種類は火・水・風・氷・地・雷・聖・闇

つけたし:属性には有利不利がある。水<火 氷<水 風<地 闇<聖 地<闇 火<氷 雷<風 聖<雷

————————————————————————————————————————————————————————————

そしてめちゃめちゃ鍛えまくって、修行しまくった結果

LV38 HP 19000 MP 26600 SP 1000 攻撃力 40000 防御力 20000

スキル 「敗北LV1※使用条件有」「高速移動LV79」「防御LV46」

魔法  「ファイヤーボール」「魔素変換※使用不可」「ファイヤーランス」「魔素吸収」

技術  「剣技LV89 闘技LV67 魔法LV84

種族  魔族 (シンプル)

持ち物 なし

称号 中の上 

となった。冒険者ギルドに登録すれば、A、なんならSランク冒険者になれるかもしれない。

しかし、ここまで鍛えて、疑問に思ったことがある。

1つ目。敗北のスキルは一体どんなものなのか。多分、ガガザジとの勝負の時に発動したあの力がみなぎり、痛みが消えるあの現象だろう。そして、あの時の俺では、ガガザジをワンパンで仕留められるほどの力はなかった。多分、攻撃力を上げる効果もあるようだ。また、死にかけた時、絶対に勝ちたいと心の底から思ったときのどちらか、または両方がそろえば発動すると考えた。

2つ目。魔素変換が使えないのはなぜか。この魔法は、この世界に来てから1度も使ったことがない。師匠でもそんな魔法は知らないし、使用不可から使用可のやり方もわからないそうだ。まぁ、いつか分かるだろう。                                      

                                           1ページ目


「ところでさ。」「はい?」修行の休憩時間中に師匠から声がかかった。

「達也君は私の修行が終わったらどうするの?」「そうですねぇ~。妹を探しに行くということもありますが、」「ほかに目的があるの?」「旅をしたいです。」「旅?」「はい。日本にいたころ、僕は、昔はこの世界みたいに緑が生い茂っていたことを知りました。過去の資料には、絶景というものが存在していたことも知りました。だから、僕はそれを見てみたいんです。」「…そっか。ねぇ、私もその旅に連れて行って!」おいおい、いきなりこの人は何を言い出すのか。急すぎでしょ。

「…なぜですか?」「私も旅をしてみたかったから」「でも師匠はこの家があるじゃないですか」「旅が終わったら帰ってくるから大丈夫。」「えー」「まっ、まだまだあなたに教えることはいっぱいあるから、先の先の話だけどね。」「ハハハ。そうですね」「よし!修行に戻るわよ!」「はーい」


弟子かぁー。僕も家来…じゃなかった、弟子欲しーなー。

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