18話 学校生活
「私は、食堂で、あいつと出会ってしまった。」
きっとリューネバだろう。
「それは、サバの味噌煮定食」
「ん?和食?」
「私は、期間限定の、サバの味噌煮定食に出会い、1200円という高額な費用を払い、買ってしまった…」
「ん?あれ?思ってたんと違うんだけど」
「それはあまりにもおいしくて、プラス10個、すべてライス大盛りを頼んでしまった。」
「10個!?しかもライス大盛り!?確かライス大盛り200円だったから…、14000円!?1食事に!?」
「それで、すべて平らげた後、」
「すごいな!あと勝手に話し進めないで?」
「急に襲われた…」
「リューネバにか!?」
「腹痛に」
「うん。まあ、そんだけ食ったらそうなるわな」
「そしてそのまま…」
「え~…」
「腹痛なら、すぐ治るだろう!!!治ったら、特訓をするといい!!!約束、してるんだろ」
「「はい!!」」
5か月後
「うん!加減ができてきた」
俺は、鎌を振っただけで被害がレべチだから、加減の練習をしていた。
あとは、魔法の練習
「うーん…。詠唱が難しいなぁ」
「セガール。いっそ詠唱なくしてみたら?」
「達也馬鹿なの?馬鹿なの達也」
そこまで言う?
「いつも詠唱頑張ってるけど、正直、詠唱ってダサくね?」
「ださい。これだけは断言できる」
「確か…ファイヤボールが…
「「我が魔力を解放せしめる時、炎の神が力を授ける。ほとばしれ!ファイヤボール」」
「ばかださい」
「そのとうりだよ、達也」
「よし、詠唱を消そう!」
「どうやって?」
「頭の中に詠唱を思い浮かべて、手に魔法陣の開拓を意識して、最後に、魔法の名前を言う。以上」
「なんか難しそう…」
「じゃあ、レッツトライ!」
「そこだけ発音よくしないで」
こうか?いや!こうか!!
とか言って、頑張って練習している。
これは出来うようになるのも時間の問題か。
◆◆◆◆◆◆
王を殺す計画は順調に進んでいる。
結界の細工も済んでいる。
あとは、達也にも煽りを入れたし…。
そういえば、あいつ、ポンモノ族を使役してたな。
よし、大会当日に、とっ捕まえて俺が勝ってやる。そうすればポンモノ族に頼り切っている(いそう)なあいつつは絶望するだろうな。
「ふはははははははははははははは!」思わず高笑いが出る。
待っていろよ。
◆◆◆◆◆◆
「うーん…なんかできそうなんだよなぁ」
「あはは…」
これはコツをつかめばすぐだな。
よし、俺はいま俺ができることをしよう。
「ちょっとまってて、トイレいてくる」
そう、トイレだ。
「行ってらっしゃーい」
王宮
「王よ。貴方はいま、実の息子、リューネバ自身があなたのことを殺す計画を立てられています」
「それは本当か?」
「さようでございます。ですので、今からそれを防ぐ作戦をお伝えします」
魔法学校
「達也―!!できるようになったよ!!」
「え?まじ?早」




