14話 学校生活⑤
「それは本当なんですか!?」
「本当だ」「いったいなんで…」突然の知らせに、俺は驚いた。
「今は2階の保健室で診てもらっている。」
「…どこで倒れていたんですか?」
「2階の渡り廊下だ」
「…どんなふうに倒れていたんですか?」
「俯けにだ。何かにおびえているような顔をして」
「…わかりました。ありがとうございます」そのまま先生は暗い顔をして帰っていった。
セガールが倒れた?なんで?
俺の予想は、セガールがおびえた顔をして倒れていたことから、誰かに気絶させられたと考える。犯人は、きっとリューネバだろう。
あいつめ…!俺の頭に血が上る。
絶対に、許さない!!
俺は病室から飛び出た。
◆◆◆◆◆◆◆
「どうやって殺すか…」リューネバは頭を悩ませていた。民の前で殺せば、いくら王子だろうと、豚箱にぶち込まれることはわかっていた。ならば暗殺しかない。
しかし、リューネバは裏社会との関りはない。つまり、暗殺者は雇えないということだ。そもそも、王が息子に顔を合わせることは少ないし、いつも王宮にいるため、なかなか外に出ない。
「どうしたものか。」リューネバは天井を見た。
ふと、一つの案が浮かぶ。
「学年別戦闘大会…。そうだ!その時に殺せばいいじゃないか…!」そのタイミングは、学年別戦闘大会で、相手の攻撃を避けて、観戦している王に当てればいいのだ。王を守る結界は細工でもしておけばいい。
相手の攻撃はうまく誘導して…
そうすれば不良の事故として処理され、次の王になれる。
では、誰を利用するか。そんなの考えなくてもいい。あいつだ。鬼瓦達也。
◆◆◆◆◆◆◆
リューネバの部屋はどこだ!?あいつ…!
俺は廊下を走りながら部屋を探した。あいつは王子だが、王の考えで、寮に住んでいると先生が言っていた。
そして、
「見つけた…!」
俺は、リューネバの部屋の扉のノブに手をかけようとした。
その瞬間。誰かが俺の手をつかんだ。
「誰!?」
その人を見たら、そこには女の大人の人がいた。
「なにをしているの」女の人(多分先生)が強めの口調で言う。
「あの、リューネバが―」
「あのね、王子の部屋に無断で入ろうとしてはダメ。しかも、物を盗もうとするなんて…」
「いや、違-」
「こんなこと、2度とないように」ええ…。勘違いされたんだけど。でも俺の意思は変わらない
「早く部屋に戻って。」俺は先生に強引に引っ張られて、俺の部屋に押し込んでどこかに行ってしまった。
なんで俺の部屋知ってんだよとおもったが、俺の胸についてる名札と、部屋の名前を見てわかったんだとすぐにわかったんだと思う。
まあ、おれけが人だから病室連れてってくれた方が助かったけど。
でも、もう痛くないし治ってるから、病室に行かなくてもいいのか。
なんて今はどうだっていい。
俺はすぐ部屋から出ようとした。が、魔法で閉じ込められてしまった。
今の時間は放課後ということで夕方だ。明日になったら授業があるのでさすがに開けてくれるはずだろう。
今の俺は明日に備えて寝ることしかできない。ということで寝よう。
今考えると、リュ-ネバをボコったところでセガールが目覚めるわけではない。とにかく明日は授業だ。そのまま俺はベッドに入った
翌日
俺はベッドから起きて時計を見る
現在時刻が10時。そして、HR開始が8時半。つまり。
「やっべ」遅刻だ。時間割を見て、持ち物を用意する。
そして、扉をけり開けて、ダッシュで教室に向かった。




