9話 ☆クリスタール王国☆
「達也さんが他の星の人で、魔族だったなんて、全くわからなかったですモ。」「そう?まぁ俺の話は置いといて、近くに国はない?」「えーと、この近くには【☆クリスタール王国☆】がありますモ」「それはここからどれくらい離れたところにあるの?」「ここから5キロくらい離れたところでしょうかモ?」「OK!」
十分後
俺たちはでっけぇ壁が立っていた。
「なにこれ」「国境線にある壁ですモ」「どうすんの?」「門がある2キロほど離れたところに行けば入れるモ」「また歩くのかよ」
数分後
門と門兵さんがいるところに着いた。
「君、ここへ何しに来たの…って、え!?ポポポポポポポ、ポンノモ族!?」門兵さんはポンノモ族に驚いて、八尺様みたいになってた。
「き、君。契約はしているのかい?」「え?ええまぁ」「すごいなぁーーー!おっと!そんなことしてる場合じゃないや。君たちは入国しに来たのかい?」「はい。でも、お金は持ってません!!!!!!!!!!」
「いや、お金なんかとらないよ。まぁ、入国者なら、色々質問させてもらうよ。」「?はい」「お名前は?」「鬼瓦達也です。」「珍しい名前だね。年齢は?」「えーと、15です」「じゃあ、入国目的は?」「絶景を見に来ました」「あ、そうだった!この国では、7歳から18歳のなるまで、クリスタール王国立魔法学校という、寮制の学校に入り、勉強して卒業することが法律で定められているんだ。」「それって、観光客にも適用されるんですか?」「もちろん!だから、寮制の学校に入ってもらうことになるけどいいかな?」「じゃあ、絶景は見られないんですか?」「学校が休みの日は自由に行動することができるよ。」でも、まだまだ知らないことも多いし、まぁ、やってみなきゃわかんないっしょ!ってことで!
「入りまーーーーーーーーす!」「ちょっと!達也さん!いいんですモ!?」「まぁいいじゃん!じゃあ門兵さん。クリスタール王国立魔法学校に案内してください。」「いや、門兵さんが案内する必要はない!!!!!俺が連案内しよう!!!!!!」と門の奥からガタイがでかくて大きい声の男の人が出てきた
名前:バラディエル・サンザース 性別:男 種族:人間 職:教師 生年月日:? 目標:生徒を笑顔に
「ど、どちら様で?」「む?俺はクリスタール王国立魔法学校中等部3年2組担任 バランディエル・サンザース!!!今日から君の担任になる者だ!!!!」「(声でかい)サンザース先生!よろしくお願いします!」「よろしくお願いしますモ」「おお!君はポンノモ族と契約しているのか!!!!!ポンノモ族の君もよろしくな!!!はっはっは!!!!」どうやら悪い先生ではなさそうだ。ちょっと安心した。
「ではついてきなさい!!!!」そのまま俺らは学校に案内された。しかし、俺はある問題とぶつかった。そう、お金がないのだ。でも門兵さんはお金がないということを知っていたはず…、でも…?
「先生!」「なんだ!!!!!!!!!」「お金がありません!」「ならば、購買でバイトしたまえ!!!!!!!」「はい!!」よし!問題解決!
こうして俺は、クリスタール王国立魔法学校に編入することになったのだった。
サンザース先生は、個人的には好きなキャラです。




