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犬上家の冒険  作者: 昭和道らむね丸
9/26

城下町

王の間



「皆の者、大儀であった、朝から体力作りで走ったり体を鍛えたりと基礎は固めていると聞いておる、古の文献では異世界の勇者には今と相場は違うだろうが金貨100枚と銅の剣を与える風習がありそうだが下級騎士や衛兵でも月大金貨20枚少し宮廷男爵でも金貨1…故に100はやれん…大銀貨20ずつ支給する1週間、ダンジョンで鍛えよ!!」


「はは〜」


まあ量産型聖剣あるし、それに金貨100枚って1億だよね、1Gは100円説(笑)


「出ていいのですよね!!」


「1週間はかえる事も許さん、影はつけるが何もしない、騙されたり色々あってもだ!!生きてみせよ!!」


「アレク様!!」大勢


「サンドラ様!!」


「何だ!?」


「陛下!!ふあん倶楽部という集まりにぞくしてるものだそうです、アレク様は貴族連中に人気があります故に…キャサリン王女も…」


「なっ!!!それはいかんそれはいかんぞ!!とっとといきやがれ!!」


ドン!!

「王様…蹴らないで…」



「あっ島津、お前には男爵令嬢の次女マリンをつける!!お前は魔力が低い、将来妻になるものだ、男爵と話して婚約済みだ、あとあとお前は準男爵になる、死ななければな!命大事にしろよ!!あれだ!きつくあたってすまぬ、許せ」


「えっ!!!12歳で嫁!!」

「いや婚約な婚約、婚姻は16からな!!、不貞行為はなしだぞ!!ふふっ4年間生き地獄を味わえ!!!」


「ふつつか者でありますがよろしくお願いします。クルセイダーをしております」


「かわ!いいいい!!!、国王ありがとう!!!でも嫌い!!」


「フハハハハ!」


※※※※※

城下町ミカエルエンジェル


カランコロン♪

教会の金が時を告げる


「ここに20万人住んでるんだよな!!さて1日は自由でいいんだよね?」

「どうしましょう?朴さんはいないから、林さんはライトさん達と共にする?こっちに混ざる?単独?合同?まだそういうの決めてなかったわね」


「沙紀書記長!!任せるであります!!」

「林さんが決めたらいいよ!!あと犬上同士!!あんたはシベリア送りね」


「単独でと思ったけどリスクあるからアレクのとこにお邪魔するよ」


※※※※※

犬上チーム視点

「定番は武器屋からだけど既に聖剣だしなあ、見ても何も買わない冷やかしに…防具屋、道具屋、食品と乗り物とかみたいね」


「私もそれでいいかな、防具は弱いからね」

「宿を先に取らない?夕方になって止まれず野宿は嫌だよ」

「一理ある!!」「賛成!!」


「酒場で情報集める?ギルドがあるというしギルド推薦の宿が無難かな?」


「あの〜!!いいですか?」


「マリンさんどうぞ!!」


「実家の屋敷なら無料ですよ?」


「ぐぬぬ!!皆、会議だ!!」

「こういう時は宿停まってボッタクリられたりお金擦られるのがセオリーですが…」

「そうよね!!文無しになってギルドで稼ぐ…」

「宿はいつでも泊まれるよね?」

「確かに!!」

「マリンさん!!好意に甘えていいですか?」

「是非!!お父様にも和久様を商会できますしお願いします」

「じゃあ防具屋寄って食料品店で食糧買って道具屋で野営用の道具を買ってからにしましょう、あれもこれも頼っては…駄目な気がする」


防具屋

爆炎の使者ガルムの店


「お邪魔します…」

「おう!!」


「ダンジョン挑むのですがどんなのがいいですか?」


「予算は?」


「あー寸法測り1から作らないです。1日しか王都にはいないのです、なるほど」


「なら革の防具がいいな大銀貨4からあるぞ、プレートもあるがガチャガチャ音がするし中は蒸れるぞ、まあ革は臭いが動物臭だからゴブリンやら魔物が来てくれる…革とプレートだな市井だと魔力を織り込んだ魔力布とかは協会内で買える、高いぜ(笑)」


「試着できますか?」


「おう」


「重っ」

「ハハハッまだ坊主達には5年は早いよ!胸当てとスネとガンドレットと、首宛だけがベストだな、急所さえ守れればというやつ、魔物は首を食らうやつが多いから首あては必須だ胸当てだけプレート、腕は金属のガンドレットか革まあ、金属が人気だ、足は革が無難、靴もな」


プレート4枚

胸当て2枚

ガンドレット1枚

脛あて0.8


靴各種多彩

0.2から


「靴が多いんですね」


「あら?防具屋ははじめてかい?防具だけで生きてる店はないよ基本どこも靴屋件防具屋よ、防具は買って手入れすれば何年もいけるからね、何個もみんな買わないよ、修理と販売だけではね…靴なら軍隊でも使える、王国兵の装備も修理が基本で新造はあまりないよ!!戦争になれば人が死ぬ、打ち捨てられた装備を修理、箔付けでたまにつくられるだけ」


「わかった!!ではプレート以外のを4枚で頼む!!」

「私もそれでいいわ」


「まいど〜」


「テントまだならそこの道具屋にガルムからの紹介って言えば安くするぜ」


「ありがとうございます!!」


「結構無難だったね」


「かわいいデザインはなかった」


「あっちの店だね」


道具屋レア


「いらっしゃい!!」


「ガルムさんの紹介できました」


「あの人ったら(笑)」


「どういう…」

「夫婦よ(笑)」

「なるほど!!野営用のテント下さい」


「虫よけ草の練棒もいいわよ!虫入ってくるわよ!テントも通常のなら0.7銀で6名用、魔力込めた結界付きテントは6金、虫除けのテントは1金寝袋は0.256、ランタン0.4、薬草は0.12などよ」


テント0.7

結界付きテント6金


虫除けテント1金

寝袋0.256

ランタン0.4

薬草0.12

毒消し0.1

動物油 500ミリリットル 0.35

植物油 0.8

火打石0.2

ファイヤーチェッカー0.2

松明 0.05

木炭1キロ0.4

木製皿 6枚 0.1

木製コップ1 0.05

初級ポーション1,3


「迷う(笑)」「ダンジョンはじめてなんです!オススメはありますか?魔道具は買えません…」


「全力と言いたいけど、テントはみんなで寝れるは警戒用に2名様程は起きないとだけどそう考えたら折半になるし、魔法使えるなら寝袋、毒消し薬草油と皿ぐらいかな?ランタンあると便利よ、ポーションはダンジョンによってはないとね!判断は任せるわ、無くて死ぬこともあるけど万能じゃない」


「薬草とポーションの違いは?」

「薬草は正直効果は薄い5%分回復かな、薬草を煎じて魔力注いだのがポーション20%は回復するわ、くすりの重複効果はなく多様すると薬が毒になることも、難しいとこね」


「毒消し5つテント、ポーション1つランタン1つ寝袋4つ皿とコップと植物油、虫よけ5つ下さい」


「寝袋いいの?」

「奢りだよ!」「ありがとう!」


「まいど〜動物油と松明もつけてあげる!」


「いいのですか?」

「古くなると臭うのよ(笑)活用して」



「わりかし順調?」

「食料品店と洋服みたらお屋敷に行きますか」


食料品と服を購入しギルドにいく事に

※※※※

アレクチーム視点


(はあ何で林と一緒何だ?空気をよめー)


「お兄ちゃん、林さんどこ行きたい?」


「宿借りて商会で麻雀を売りたいんだあとはギルドも見てみたいしギルド登録したら割引で安くなる店があるんだと」


「割引かあ、兄ちゃんトランプとチェスどうしましょう?」

「ん〜ララティーナ様から定期的に売上の一部貰ってるしスルーかな、交渉長くなりそうなら途中からギルドで集合は?明日どうせギルド街合わせだし」


「兄ちゃん、林さんお古だけどアイテムボックス小あります、お金とか貴重品預かれるよ(笑)」


「いつの間に!!」


「一昨日よ(笑)」

「あー魔道具見たいな」「俺も!」

「アイテムボックス楽だよ!」

「自慢か!!」

「宿探そうか?」

「妖精の泉って宿が安いけどご飯美味しいって女の子が言ってた」


「そこ行ってみましょう」


スキップ


「相場がわからんが悪意はなかったしいいはず」


魔道具 デムジン


「いらっしゃいませ!」

「うわあ高級店ですね」

「組合加入店になりますからね、未加入店でもいいお店はありますがたまに違法魔道具店も…」


「あー呪いみたいになるけど能力高くなるやつとかですよね」

「そうですね、魔力が薄い場合強引にとか肉体強化を強引にとかあとは違法魔道具とかですね、盗品いれられるアイテムボックスとか、捕まります(笑)」


「参考だけになるかもですが見て言ってもいいですか?」


「どうぞ、店頭に並んでるのは初級ばかりなのでお手頃ですよ」


アイテムボックス小 8金

アイテムボックス中 100金

威力上昇20金

練習用魔道具1金

魔道具初級7金

速度強化5金

魔力蓄積型初級リング1金

ヒールグリモワール 130金

使い切り魔導書サンヒール20金

使い切り魔導書ディフェンスバフ2金


「初級でも結構するのね、魔力蓄積リングも気になるけどバフ計は欲しいかも…使い捨てってどういう事ですか?」


「通常のグリモワールだと魔力を込めれば何回もですが使い切りは一人だけしか覚えられません、魔道士ギルドで魔法研究して副作用が少ないもしくはないものなどを組合に降ろすのです、まあ新人さんのは安いですがそれでも1金からですね」


「林さんアイテムボックスって欲しいですか?7金あります!!」

「借金かあ…気持ちだけでいいよ、アレクはどう?」

「欲しいが無理は出来ない、それよりバフはいいのか?」

「迷ってる」


「バフ系じゃないですか同じ人のヒールが1金よりあります在庫は2つ」

「なっ!!買う!!バフも買う!安くして(笑)」


「2金80銀ですかね」


「ありがとう!!どうやって使うの?」

「ここに血を垂らせば使えるようになります」


「兄ちゃんも光属性だし買っちゃえば?」

「そうだな!!お揃いだし」


「まいど〜」


「ヒールを覚えてしまったなれるまで人体以外で練習だって」


「店員さん新人さんのや未加入店だけど量店とここは駄目って店教えて!」

「店舗批判はできません良い店もしかり、蝶のように嗅覚でお探しください、それが魔道具店の流儀なのです」


「えっ!スラム近くのミランダの店わりかしいいって店長褒めてたじゃん」

「バカもん!!」


「失敗しました〜」


「まだ時間あるし道具屋行って防具行ってミランダの店とやらみて林さんは商会、私達はぶらぶらかな?」

「それで!!」

道具屋 スキップ

武器屋 スキップ

防具屋 スキップ

食料品店 スキップ

ミランダの店


「ボロボロだ…入るよ…」


「いらっしゃい!」

「魔道具や魔導書見に来ました」

「中古品を修理したり簡単な魔導書とか作ってるからみてね」


アイテムボックス小 中古良品 3.5

アイテムボックス小 中古美品 1.5

アイテムボックス小 中古普通 1.2

アイテムボックス小 中古美品 2.6

魔力蓄積リング 0.8  

罠感知リング 中古美品 1.1

火竜の鉤爪 火風魔法 0.8

火竜の突風 火風魔法 0.8

ポイズンヒール 使い切り1

魔導圧縮砲蓄積型火属性使い切り 1


「なっ!!」

「確かに悪くなさそうですね」

「美品のアイテムボックス2.6ください」

「アレク!!狙ったのに!!1.5のアイテムボックスください!」

「ポイズンヒールください」

「火竜の鉤爪ください、もう出せん」

「林さんに圧縮砲買ってあげる!!」


「まいどありがとう!!」


「いかんぞ!!サンドラ!!林に貢ぐのはいかん!!」

「二度と手に入らない気がしたから、それに私も兄ちゃんも属性違うでしょ」

「いや…それも火竜シリーズも私のだからいつでも買えるよ(笑)」


「魔力圧縮砲それ凄いやつだよ、ただ…魔法適性大必須、射程は20メートルほどだけどすごいよ、青い高濃度の火が焼き尽くす、まあ空気なくなってクラクラするのがたまに傷、ソロ向けだね…風魔法あれば飛べるよそれでぼわーって上級魔法じゃないけど飛べる!!面白いでしょ?」


「言葉が見つからない(笑)」

「光はないの?」

「私は火と風オンリー、爆炎の研究してる、爆発って凄いでしょ!」

「爆発…、俺のユニークスキル爆発何だよ」

「はあ?じゃあさボーガンの矢に爆発機能つけて放てば爆発する?」

「あーまだ未開発だがするかもしれない」

「うわあまじか!!爆裂中間がいたか!!たまに見に来てね、おばちゃんまだ死なないから!!(笑)」


退室


「悪くないよね、安いのがいい、店はボロだけど商品は良かった、毒は任せて!!」


「お金使ったから商会で稼いできます!!」


スキップ


ギルドへ


「よ〜姉ちゃんいい女だな、俺たちと遊ばない?」

「あら?いいお尻!僕、俺と部屋で遊ばない?」

「あの男は私が先にみつけたのよ」


スキップ


「ってめえ無視すんのか?おい野郎どもあの男は俺が食らう!!お前らもかかれ!!」


「喧嘩するなら外でして!。」

「外へでろや!!」

※※※※

ギルド前


「あーアレク達絡まれてるね、どうする?」

「見学は…駄目よね、マリンさんを巻き込んでも危ないから慶五郎行きなさいよ」

「はあ…知らないからね」



「お〜いアレクモテるな」


「おいこいつの中間か?

「友達未満知り合い以上だよ!アレクはいいがサンドラを巻き込んじよ駄目だね」


「コイツから先になっちゃいな!!」


攻撃を払いそこで

「女体化」「バスアップ」

「お前らにもだ!!」

左足で蹴り上げながら

「女体化「バストアップ」

「逃げるな!!」

左手でジャブをしながら

「女体化」「バストアップ」


「ふう…」


「何しやがった!!」

「明日にはわかるよ!!」

「いや既に胸が膨らんでるからいってる!!」

「男は卒業するんだよ!!」

「とりあえず争い続けるなら直さないぞ!!明日までそれな!!」


「お、覚えとけよ!!」



ギルド受付


「見てました凄いスキルですね」


「あ〜バストアップかな?身体の贅肉集めてバストアップするユニークスキル、バストアップ 育毛 美肌 美白などができるこれでも勇者です(笑)たまごだけどね、これが証拠の聖剣」


「おー!!」「美容の勇者様!!」「私もバストアップして!!」

「いや〜回数制限あるのよ、まだたまごだし、ごめんね」


「勇者様、こちらに記入を!!代筆も可能です」

「では代筆でお願いします」

「ギルド規約を説明します」


スキップ


「勇者専用のギルドカードと通常のカードの2つ渡します。亡くしたりすると再発行に費用がかかりますのでご理解下さい」


「勇者様、ギルド内での商売は禁止されておりますので!!ただ…その…バストアップ費用はいくらでしょうか?」


「メンテナンスなしだと銀貨20枚ぐらい」


ささっ


ドン!!


「お願いします!!」

「えっ!規約…」

「私は…見てませんたまたま勇者様のところにたまたま銀貨20枚があり勇者様がたまたまバストアップ魔法を使うだけです」

「たまたまか〜」「バストアップ!!」


「たまたま胸が大きくなったようです」


「とこしえに感謝を!」


「泣かないで下さい!受付さん泣かせたと悪い評判が…」


「和久様!!犬上様の能力って…望むなら大きくなります」


「あれでも俺がの上司だからなあ、マリンはまだ焦らなくていいよ20過ぎてどうしてもってなったらね」


「はい!!」



互いに情報共有し別れた


「ミランダの店とやらでアイテムボックスが安いと聞いたし行ってみる?」


「私だけ持ってないし欲しいです」

「私も…お姉様とお兄様は持ってますが私は…でもお金…見てみたいですわ」

「では行きますか〜」


ミランダの店の前

「ボロ…」

「大丈夫ですの?」

「ん〜多分」


「いらっしゃい!!」


「アイテムボックス買いに来ました!!」


「今日はお客さんたくさん来て嬉しいわ、中古商品を修理したのが殆どだけど見て!」


アイテムボックス普通

アイテムボックス良品

火竜の爆風


蓄積型熱線

魔力対応鉄なべ


ファイアアロー使い切り


圧縮砲蓄積火炎 使い切り


「おーアイテムボックスだ!」

「3金する良品は無理だが普通なら1.2だ」


「誰が無理だと(笑)日頃バイトで稼いでます!良品下さい」

「じゃあ俺は普通の下さい」


「まいど〜」


「島津殿は既にござろう?」


「マリンさんどうぞ!!」「ははん!」


「ありがとうありがとう!」「やるねえ」


「慶ちゃんも私に何か!!」「はいはいそのうちね」「え〜」


「使い切りってなんですか?」


ぺらぺら


「なるほど、そういや鍋買い忘れてるから鍋を買おう、あと熱線?とやつも」


「まいど〜それ私のオリジナルの魔道具で金属をぐるぐるしたら魔力通すと熱くなるからいいかなあと作ってみたの、試作品だから大銀貨1枚悪くないはずよ」


「さっき野菜たくさん買ったからね、まさかレタス、小さな人参、大根、カブ、ネギ、玉ねぎ、クレソン、ギザギザなほうれん草?みたいなのがあるとは…食卓にはカブとクレソンとかだったからな」


「どこか余所から来たのですか?」

「僕らずっと王宮暮らしではじめての外出なのです」

「まあ!!これからもご贔屓に!!」


退室


「外はボロだけど情報通りだね」

「へえ!アイテムボックスこうなってるんだ!入れると重さが感じない!!」

「姉様も貸してはくだはらなかったので凄く嬉しいですわ」

「デザインがしょぼいけどミスリルを糸状にして編み込んでるから変にアレンジすると大変らしいからそこは我慢です」

「私のは良品だけあってわりかしかわいいデザインかもしれない」

「はいはい!さて次は乗り物みて魔道具店まわりして屋敷だね」


「あれも魔道具店かしら?柄の悪そうな店主だ店というより露店だな」

「行ってみる?」


魔道具店スネ


「へへっいいのあるよ!ここでしか扱ってないものも」

体力増強2.5銀

魔力増強4.5

速度強化

視覚強化


「一見普通に見えるが…罠だよね(笑)ねえ島津殿」

「副作用が悲しい未来がプンプンするで御座る、しかし魔力増強は買います…」


「ちょっと待って!店主さんこれ持ってたら捕まる事ありますか?」

「ないない!僕がここにいるのが証拠!!魔力吸収とかヤバい魔道具は地下世界じゃないとだよ」


「魔力吸収!気になる…」

「やめとけ!!捕まるし自分の許容超えたら自爆するんだぞ!一度使って外したら死ぬって…流石に扱えないよ、欲しいなら伝で仕入れるが高いぜ」


「あー地下はそっち系か」


「じゃあ魔力増強と体力増強下さい」

「視力強化の副作用は?」

「かなり酷い頭痛(笑)」

「うわあ…」

「でも使えば視力上がるらしいぞつけなくても!まあかなり頭痛が酷いらしいし使い続けないと視力もあがらないから忍耐ないと…斥候には一応人気な魔道具だ」

「ありがとう!それはいいや(笑)」

「またのご来店を!」

退室


「島津殿!無理はなさらぬようにな、マリンさんは見張ってて下さいませ」


「ハイッ」


「あそこで馬とかかえるみたい見に行く?ドラゴンの玉とかあるかもよ!!」



「いらっしゃい!息のいいラプトルいるよ!馬やロバや牛も!!」


「ラプトルって大丈夫なの?」


「ん〜肉食だし人も食べるよ」


「大丈夫じゃないじゃん!!」


「手綱と口をこれで抑えて媚薬入りの餌を与え続けるかぎりは安全だよ!!軍隊でも使ってるし強靭な肉体で1人乗りなら馬より人気、馬は臆病だからね」


「他には変わったやつはいないの?」


「ワニガメとかシーラカンスとか家に池あるならいいよ?」


「池か…」


「モアって鳥はどうだい?乗り心地は揺れまくるから最悪!!目を突こうとするから油断できないが肉と卵が人気だよ?飛べないから逃げないよ!!雑食だから肉食のラプトルより餌代がかからない」


「餌代かあ…考えても見なかったな」

「そうねえドラゴンをペットにとか思ったけど餌代で軽く死ねるわね(笑)」


「ワイバーンの卵あるぞ!空は飛びたくないか?」

「飛べるまでどれぐらいかかるの?」

「羽化してから…3年…人を乗せるぐらいになるのは15年…だが寿命は80年から120年と言われてる!子供にも渡せる財産だ」


「ロングスパン!!!」「空は憧れあるけど流石に…ただでも餌代で死ねるもの……」


「乗り合い馬車かな」

「ロ、ロバは良いぞ!!餌代かからん!!10年は生きてお肉も臭みなくいける!!」


「ふ〜ん、いくら?馬が金貨4枚に対して何とロバは大銀貨2枚!!」


「ちょっと会議」


「ロバどうする?1週間だけだけどいたら癒やしになるよね!!」

「非常食要因でもある、罠に落ちたり何かした時、餓死は嫌だ」

「乗れるらしいけど全員分じゃなくても荷物運び要因で2頭だけ買う?」

「賛成!!」


「店員さん2頭をオスメスで下さい!!」


「荷車はいらんか?テントに改造込みで馬車として使えるぞ」


「いくらよ?」


「大銀貨8枚」


「本体より高いじゃないの!!」

「まぁまぁ6人は乗れる」

「大丈夫なの?」

「ロバは200キロは引っ張るよそれが2頭!!、乗員以外で150から200キロ分は何か運べるよ!!飼葉もサービスでつけとくよ!!」


「まあいいか」


「まいど〜準備しますから待ってて」


暫くして


「ハナとロザだ!!よろしく!2頭は兄妹だ、ハナが先に生まれてる」


「へえ」


「馬車の経験あるものいますか?」

「乗馬や一通りできます!!」

「ではどうぞ」


魔道具店へ

テムジン

「いらっしゃい」


「魔法書など見に来ました、アマンダさんに聞いたらこの店が魔法書はいいと言われたので!!」


「あいつ…」

「ん?」

「魔導学校の同期なのだよ、魔導学校といっても毎年5名〜10名だから小規模だけどだから繋がりはあるのです」


「なるほど!!少し見ていいですか?」

「どうぞどうぞ」


「アイテムボックス100金!!8金!!初級魔力蓄積2金」

「どれも新品です!!」

(3金とか1金で買えたからあれだけど本来はこの値段なのね!練習用魔道具まである)

「蓄積のを下さい!!」

「まいど!!」


「使い切り魔道具やお手頃な値段の魔法書をみたいです!!」


「本日は魔法書人気だね、ヒール3枚ポイズンヒール2枚パラライヒール、フライ中級魔法低空限定2枚、アタックバフ2枚 ディフェンスバフ1枚」


「おー」

「私、光属性じゃないけどヒール系とバフ系の5つ欲しい!!全部で5金!!もう文無しよ!!ギルドで稼がなければ!!下さい!!」


「まいど〜!!」

「マリンさんはクルセイダーだけど回復魔法使えますか?」

「いえ…私は強化系ばかり…」

「ヒール覚えて聖騎士もどきにジョブチェンジですね!!出しますよ」

「アイテムボックスといいありがとうございます!!」

「犬上!!あたしには?」

「島津!お前のせいだぞ!!(笑)あとで何か買うから勘弁して」

「僕はヒールとポイズンヒールとあとはフライを下さい!あと安くして欲しい…」


「中級をお持ちですか?」


「これですか?」

「ほうお若いのに…師匠は誰です?」

「サテラ先生です」

「あの!!私の師匠ではないですが友人は良く足蹴りされてました、魔道士が戦えなくてどうすると!あのエルフ…優しいが凶暴だとね…いいでしょう特別に5金のフライを2金にします、かわりに今後も贔屓にお願いします」


「ありがとうございます。」


退室


「犬上〜いつ中級に?」

「国家権力よ深くは知らない方が見の為だよ」



セシル家へ(マリンの実家、男爵、小規模領地、宮廷が主、ほそぼそと林業をしながら王宮で近衛を努めている武官、同じく家名のセシル伯爵の分家である、領地は隣接していない)












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