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犬上家の冒険  作者: 昭和道らむね丸
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ササニシキ神

魔法学訓練


魔道士のサテラ先生年齢不明

見た目20代後半170センチちっぱいスレンダー


魔法とは大気中にある魔素を使って発動させる術


無詠唱魔法はないとの事、理由は寝ぼけて夢の中だと思って乱発してみ?起きたら家なくなってるから!!と


漆黒の〜紅蓮の〜とかそういうのはないと


イメージ+スキル名(鍵)+魔道具(魔法媒体で発動)で発動だと


ユニークスキルとは別系統


「皆さんがこれより身につけてもらうのは生活魔法です、生活魔法 抵抗魔法 攻撃魔法 複合魔法 身体強化魔法となります。」


「よっしゃあ!」


「まずこの魔導書の水晶を触れて下さい」


(着火 ライト クリーンのスキルが流れ込んできた)


「では着火を使って見て下さい」

「えっ!いきなりですか?」「俺が一番に発動させる!!」


暫くして


うんともすんとも言わねえ

「先生!!全部使えません!!」「わたしも!!」「どうなってるの?」


「うふっ!イメージや詠唱だけで発動しないって知ってほしかったねよ!!これを受けって」

「これは?」


「練習用の魔道具よそれを親指につけて靴の紐みたいになってるから締めてぬ」


革製品だ先端が小さな水晶で周りは白い金属だ細かい文字やら記号がある


「白い金属はミスリルメッキで水晶は魔石を加工したものよ、こんなもんでも金貨一枚にはなるから壊したりしないでね」


「ライト!!」おー!!魔石がちょこっと光ってライトが発動した!!

皆も着火やそれぞれの魔法使ってる

「先生!!ライトが消えません!!別の魔法使おうとしてもかき消されますどうしたら…」


「いい質問です、魔法とは一つの契約、その魔道具一つにつき使えるのが一つだけなので複数使用したければ複数の魔道具がいるわね、あとライトは3分〜5分は消えないわよ」


「先生!!それがし魔法使った事がなくよくわかりませんというか、先程から着火を試しているが発動しません!火の適正がないからでしょうか?」


「あら?おかしいわね、因みに適正なくても魔法使えるわよ、適正があると熟練度が違ったり同じ技ぶつけても適正持ちの方が強くなったり魔力消費が少ないだけで等しく使えるはずよ、着火に拘らすにライトやクリーンも試して見て」


「わかりました!」


「ライト!!」ぶわん

「おー!!」10秒後消えた

「えっ!!短っそれに少しくらくらする」


「あ〜魔力酔いね、効果時間は魔力適正に比例するからね〜少し休んで回復してね、魔力酔いを繰り返せば3割程は魔力が増えると言われている、0に何かけても0だけど魔法使えるだけで勝ち組よ!頑張ってね!」


「先生あいつチョッパリの無能くんだよ、あれに構うより俺に色々と教えて!」


※※※

1時間後

「ようやく魔力酔いだ、ライトよりクリーンの方が魔力消費が多いみたいだ魔石の反応が違う」


「よく気づきました!魔石は測定器の機能を兼ねているのでどれぐらいの魔力が必要なのかがわかります、魔力消費量を意識して濃密な魔法を打ち出すと同じ魔法でも打ち勝ちますし、魔力適正が低いものが上位の適正の人に勝つこともある、鍛錬を怠るといいことないという事です」


「なるほど…土、風、光、闇、水、火、無の魔法全部覚えようとすると形だけのゴミクズになるという事ですね…僕は水属性だから水魔法頑張ります。」


「風魔法は覚えるといいわよ、水にも光にも闇以外相性がいいよ、水が主で副は風、風魔法はこんな事も出来る」


周囲に土煙そして先生は飛んだ!!


くるっと空を旋回して戻ってきた


「魔力適正中で風属性なしで30分飛行可能適正有りで45分、適正大で属性なし50分属性有りで1時間20分、面白いわよただ…凄く寒い…冬にするんじゃなかったわ…」ぷるぷる震えている


「先生!!風魔法って土煙は凄いし周りの被害が…」


「まあウィンドカッターとか攻撃魔法もあるが威力は擦り傷程度だし単体の攻撃だとゴミクズだけど諜報活動や嫌がらせなら最高よ、あと土魔法と合技の暴風系だとダメージも高いし広範囲攻撃だしサポートとしては優秀よ」


「飛んでるとき…敵が襲ってきたら…別の魔道具ないと死にますよね?それに魔法は契約なのにずっと飛べるとか降りられるとかわかりません」


「うふ!継続魔法よ!上級魔法だからまだ教えない!まずは初級、中級ね」


「は〜い」


「はいでは魔法実技の授業終わり!!魔道具返してね」


「え〜トイレでクリーン使えたら便利なのに〜」


!!!!!!!!!!!!!クリーンがあれば解決じゃないか!!

「ごめんねえ〜一律管理されてるから…頑張ってお給料で買うしかない…」


うわ〜鉄のスプーンとごわごわ厚紙生活か…


※※※※


「犬上どのそれがしライトは使えたがクリーンと着火は使えずでした…」


「ライトをたくさん使って魔力酔いをして魔力量をあげてクリーンとか使えるようにするしかないねえ、使えても魔道具なしじゃどのみち何も出来ん…」


「魔道具はかなり高額らしいし認定試験受けないといけないらしいよ」

「あー初級魔道士試験か来月だよな、そうすると初級魔道具を使える、中級や特級とか、先は長い…」



俺はユニークスキルの鍛錬をする日々


闘気装甲も最初に比べると長く継続するようになった、勝つことはコツコツ



自分で出来るスキル以外の練習を兼ねて営業やー!!


異世界はスライムくんのお陰で匂いは清潔!だけどスライムくんのせいで上下水道の文化が発展しないんじゃないかと思いつつ宮殿ぶらぶら


後宮は立ち寄れないがお茶会をしてるだろうか賑やかだ


少し離れの屋敷付近をてくてく


ロアナ太后が手招き!!


お茶と菓子だ


お茶(麦茶オンリー、緑茶や柿の葉茶などはない)

異世界では麦茶 ビール ワイン 蜂蜜酒が主な飲み物


マームール(干したイチジクなどをベーストかしたのを小麦粉の生地の中に包んで焼きあげる菓子、クッキー)


異世界の話を聞きたいらしく交流中


ぺらぺらぺらぺら


「そういえばロアナ様、僕は肉体変化付与魔法ってのを使えるのです」

「あ〜あの髪の毛ふさふさ魔法ね」


「実はそれ以外にもあるのです、鏡はありますか?」


「マリー!」


鏡が現れた銅鏡だ


「ではいきます!!」

「髪の毛ふさふさ」「ちょこっとバストアップ」「ちょこっと美肌」「ちょこっと美白」


「ふぅ〜」


「お!太后様!!」

鏡!!


70代であろうマダムが50代!!余った皮はお腹へ


「マリー!!マリー!!これは昔のわたし!!ただバストアップしてる!!」


「マリーさんにも少しいいですか?」マリーさんは40代


「おっ…お願いしみやはあす!」


「髪の毛ふさふさ」「ちょこっとバストアップ」「ちょこっと美白」「ちょこっと美肌」


「ふぅ〜二人までが限界です」

マリー40代後半→30代前半


「お二人様当面内密にまた僕に何かあると術が解けてしまうかもしれません、暗殺など排除する動きもないと言えないので…」


マリーと奥様は二人して抱きしめあっていた

これは当分、話できそうにないなあ


マームールと麦茶で一服


「どうお礼すれば…」


「お構いなく!」


「それではいけません!!何かさせて下さい」


「ではみんなにもマームールと麦茶をあげたいのでお土産で少し貰っていいですか?」


「マリー!!あれを持って来て!」

さささっ


がま口財布


お金かな?


「これは魔道具よ!アイテムボックス、認定基準前のだからもう使ってないの、入口は20センチ程だけど20☓20☓200…ちょこっと欠陥品なのよ、20でいいところを200…小物入れのつもりが…アイテム整理機能もないわよ、だからゴチゴチャしちゃうのよ、槍とか入れるにしても3本入れたとこでだしねえ、マームールとかならガッツリ入れてもいいかなと思っちゃったの、これ駄目かしら?」


「駄目ではないですが初級魔道士試験もまだですし」


「あ〜これ認定外の魔道具だし認定基準前の魔道具なので所持しても罪に問われない、ただし修理不可何だよね」


「なるほど、遡及法で生かされてるが修理をすると上書きされるので基準外の違反魔道具になるのですね、それ下さい!!」


「お茶とお菓子ならまた作ってあげるは♪」


そしてルンルン気分で詰め所へ


「セリアさーん」

「は〜い」

「大きめな皿か籠ってありますか?あったら3つ欲しいです」


「用意します」

※※※※※

「ただいま〜」

「おかえり!何かあった?」

「わかるか(笑)いいものを頂いた!!もう少ししたらセリアさん来てくれるからその時に話すよ」


コンコン

「コップと皿を持ってきました」

「ありがとう!!セリアさんもここに座って!そして手に触れるよ」


「ちょこっと美肌」「ちょこっと美白」「ちょこっとバストアップ」


「完全回復はしなかったか…魔力酔い再びだ」


「これは?手が何やらすべすべしてる…」


「まああとでわかるさ、では本日の目玉です、じゃ〜ん」


「ただの大きめながま口財布だな」


「このマークは太后様の?!!」


「お古を頂いたのです」


「まあ!!」


「ただの財布だろ?」


「のんのん!アイテムボックスだよ!」


パカッ


お菓子を皿に入れて行く、麦茶ポットも取り出し3人分注いだ


「何ですと!!!」


「アイテム整理機能がなかったりと欠陥品だけど法律上所持してもいいんだって」


「へえ」


ぺらぺらぺらぺらぺらぺら


「セリアさんアレクサンドラや林さんたちにもクッキーあげて来て欲しい」


「は〜い」


コンコン

「セリアです。入りますね!」

「えっ!どちら様?」

「アレクサンドラ様!!犬上様、赤野様担当のセリアですよ!!もう十数回はあってますが…」

「あ…」

「犬上様からおすそ分けのクッキーですどうぞ」

「ありがとう…」


(胸が大きくなってる!!色々おかしい!!)

コンコン

「林様!セリアです」

「どうぞ」

「犬上様が林様にとクッキーですどうぞ」

「あー気遣いありがとうと伝えてくれ」

「ヨーゼフもいたの?」

「セリア…10は若返ったな!犬上様の力か?」

「えっ!ヨーゼフがお世辞何て珍しい(笑)何してるの?」

「あー、林様に麻雀というのを教わっておる、麻雀牌を作り商業化する計画だからセリアが聞いてもだぞ」

「あー犬上に伝えてくれ!オセロと将棋は譲るが麻雀と碁は譲らないとな、トランプとチェスは保留とな」

「わかりました!」




「なるほど!麻雀か、こっちは将棋とオセロか模倣されやすいだろうに後ろ盾…トランプとチェスは保留か…」



夕方


コンコン!

「どうぞ」

「あ〜アレクサンドラ嬢!」

「サンドラでいいわ!折り入って頼みがあるの!」

「あーチェスとトランプの件でも話がしたかったどうぞ」

「俺もいます!!」☓2


アレク サンドラ 島津


「あー!土足はやめて!!」


「相変わらず日本人だな!」


「パピルスで編んだゴザもどきですがこちらにおすわり下さい。麦茶とクッキーですどうぞ」


「まずはそちらの話から」


「サンドラがどうしてもと俺はそのままでもいいのだが…」

「なるほど…島津殿、耳を塞いで反転お願いします」

「えっ」

「勇者アレクにひねり殺される未来が…」

「助かる!未来予知のスキルでもあるのか?」

「ないよ(笑)」

「さて交渉よ!銀貨2枚でわたしもバストアップしたい!!」

「話にならないな!」

「僕はとある奥方に魔道具を貰った、魔道具は金貨一枚以上、セリアさんなどとは懇意にしてるからだが、銀貨2は激安すぎるぞ」

「銀貨10!これ以上は…」

「まっいいか!!アレク殿も一応目を瞑って欲しい」


「ちょこっとバストアップ!!」


「あわわわ!ありがとう!!。」


「島津殿!!もういいよ、アレク殿も」


島津殿をゆらす


「終わったのか?」


「えっ」


「見ないでくださいます!!」


「まあ…さてトランプとチェスについて」


ぺらぺらぺらぺらぺらぺら


「なるほど、林チームが麻雀と碁、犬上チームがオセロと将棋、我がニコラスキー家がトランプとチェスだな、了解した。してそこの島津が例の飴の出どころだろ?少し割増でいいので売ってくれないか?差額は島津殿の取り分という事で」


ガチャ

「ふ〜図書館に長いしちゃったってみんなどうしたの?」


ぺらぺら


「駄目!!!下着ももっと買いたいのに金策が…」


「再生医療で稼げばいいじゃん」

「葉っぱとかで練習はしてるけどいきなり人は…」


「まあ金策はあとにして何か欲しい?」


「女性用アイテム一通りあと鞄も欲しい銀貨4ぐらいで」


すー


「消えた!!」


セーラー服

乳押さえ 青

帆布鞄 

月経帯ビクトリア☓5

もんぺ2

佐久間式ドロップ1


ボン!!


「おー!!」


「島津っあなたって人は(笑)悪よの」


「セーラー服あと一着とドロップあと2個は出して上げなさい!」


「俺月15枚の薄給なのに…わかったよ」


ボン!


「ありがとう!」


「へえ、そういう仕組みか」


ぺらぺらぺらぺらと雑談


その頃

化粧を落とす為に鏡を見たセリアは…

「何じゃこりゃあ!!」

50代のセリアが30代後半に!!!


「太后様!湯浴みなど久々ですね」

「マリー!!あなたの肌を水が弾いたわよ!」

「代償がこのお腹のブヨブヨよね」

「ん〜いっそ切っちゃ…痛いのは嫌…」

「聖女や赤野とやらに相談かね」

「ただ…あくまで表面だけなんだよね、足腰の痛みはそのまま…」



翌日


麦茶ポットを返しに太后屋敷へ


「ありがとうございます。美味しかったです。」


ぺらぺら


「あ〜膝関節の痛みですか、サンドラ嬢の慈愛はちぎれても治せるらしいが体内の改善なら再生医療の沙紀がいけると思います。訓練後にまた訪ねてもいいですか?」


「お願いします!!」



訓練後


「沙紀!ちょこっと任務だ!!付き合え!!島津殿、佐久間式ドロップ8つ欲しい釣りはいらない!」


すー ドカッ


「がま口財布便利便利、行ってくる!!」



到着


「これはお土産とアイテムボックスの御礼です」


8つ差し出した


「これは?」

パカッ

「どうぞ!!」


「あ〜幸せ!!甘いはね」


「女性の力で開けづらい時はスプーンを使うといいです、1つに39個全部で312個あります」


「あらいいわね、お茶会にも出したいは」


「噛まずに口の中で楽しむのがエレガントスタイルです。」


「わかったわ」


もぐもぐ


「お茶に合うわね」


もぐもぐ


「さて本体の膝軟骨再生、肉体再生を試験させて下さい。」


「沙紀?牛乳とビタミンで骨って出来んか?あと羊肉や鶏肉からコラーゲンとか」


「待って?どういう事?」


「僕らってあっちでは死んだだろ?でもこっちでは生きてる、肉体は死刑囚などの…」

「何がいいたいの?」

「0からは生まれないなら、鶏 柑橘系 牛乳で何とかなるんじゃないか?ものは試しで!実は用意して貰ってる」


鶏3羽 檸檬4つ 牛乳1便


「この円の中に入って貰ってここに手を当てて魔法を唱える、人体錬成魔法の応用だ、図書館の資料にあったやつをアレンジしてみた」


「いいの!?」

「女は度胸だろ?」

「いいんですか?太后様!」

「もう70代ですからね〜いいわ!」


「(๑•̀ㅂ•́)و✧」


バチバチバチバチっ


水蒸気がたち上がる


「どう?成功?」


「慶五郎は見ないで!!!」


「マリー!!」


「あわわ!今すぐ」


暫くして


「マリー素晴らしいわ!!外も内も若返ってる!痛みもない!!」


ぺらぺら


「でもお腹のブヨブヨは残っちゃいましたね…」


「沙紀さんいいのよ、私は本当に感謝してるの、少ないけどこれを」


「ネックレスと金貨2枚よ」


「あ…ありがとうありがとう!」


ぺらぺら

ぺらぺら


「慶五郎はいいの?」


「沙紀がしたんじゃないか、これが若返り錬成陣犬上モデルを記した紙、ガツガツ稼げ!1割は寄越せ!!」


「アハハハっ」


「牛乳と鶏肉と檸檬などが高騰するね(笑)鶏肉は羊肉とか豚肉でも代用可能だし、今回はあくまで関節や軟骨再生と疲労した内蔵などを少し改善下にすぎない、過剰だと爆発したりおかしくなるからちょこっと再生だよ」



「それでもよ!!」


「秘匿の為にぷち若返りは太后様の屋敷でで、依頼から1割僕、沙紀6割、太后様3割って駄目ですか?」


「賛成!!」



「ロアナ様どなたか陶器職人の知り合いいませんか?土鍋が欲しいのです、土鍋でご飯を炊く…お釜でもいい…」


「鍋なら普通にあるわよ?お米が何か知らないけど、マリー!余ってる鍋持ってきて」


さささっ


「これはタジン鍋!!いけると思うが分量がわからん…それにアイテムボックスに入らないけど欲しい…」


「あげるわよ(笑)ありがとうありがとう!!」


ぺらぺらぺらぺら


将棋とオセロの話をして


小さい商会に売り込んで欲しいとお願いした、大きい商会にも


ぺらぺら


3名とロアナ様が権利者


お茶会にオセロはいいとウキウキである。



※※※※


数日後、王宮にて


「おい!ハナタレ坊主!筋肉がたるんでおるぞ」


「えっ!!母上!!」


「ロアナと呼べバカ息子よ」


「何用で?」


オセロと将棋の売込み


「穴熊」「棒銀」「雁木」

「奥が深い…」


「ある程度流行ったら賞金かけて大会をしたり掛け将棋するのもいいと、掛けの場合は低額で税を取る、徴収すれば王家は潤い、勝者も潤う!!どうだ?商人どもばかりじゃなくて王家も豊かにならんか?こんなときだからこそ娯楽は必要ぞ!!それに戦略眼を鍛えれば魔王軍との戦いも有利にの?」


「母上…本音は?」


「売れたら母さんにもお金入るしお願い!!」


「ん〜採用!!!」


「ありがとう!!指定する商会はこことここね、それ以外のとこが模倣品作ってもお金入らないのよ!」


「は〜うちの懇意にしてる商会も絡ますからね」


「それくらいいいわよ」



その頃


ロアナ様から鶏肉やら材料を貰ってきた、味噌や醤油はないか魚醤もあるし何とかなるはずだ


ササニシキ用の袋も貰ってきた3つあればいけるだろう


「島津殿、銀貨1枚どうぞ」


すー


「ササニシキ様を異世界に召喚するのです」


「0.25だって選別前だから安いのかな?5キロくらいかな?いくよ」


ドバドバドバドバ


「うわ〜籾殻付きだよ脱穀前!!畑に巻くと育つ種もみさんだよ!!今食べたいのに!ザルに入れてボールでゴリゴリする籾摺りするの?」


「何てこった!!!」「お米が遠い!!」


「なあ…ハンドルぐるぐる回して脱穀も籾摺りもすぐ出来るのあっただろ?多少は玄米で構わん、一升瓶に入れてトントンも嫌!!せめてハンドルぐるぐるない?」


「犬上殿…すまぬないでござる…」



「犬上様!!食べる分だけなら多分できます、このセリア多少の風魔法が使えます、要は暴風で籾殻飛ばして米同士ある程度ぶつけて白くしてしまえばいいのでしょ?」


「うん…」


「鍋分だけの米もらいますね?」


「籾殻あるしもう少し」


「では壺の中へ入れます。」


「ボルケーノ!!」


「どう…?」


「重い身は下に軽い殻は上になりました」


「私の向かいにざるを、1名はこれを壺に流して!!いくよ!」


「そよ風」


「おー籾殻が別れた」


「出来たけど重労働だね…農家のおば…お姉さんありがとう!!」


「で…水の適正がわからないが今回は炊き込みご飯系でいきます!!」


ひよこ豆

鶏肉

魚醤

たまご

ササニシキ(一時間水につける)

沸かした水

隠し味に飴玉を粉砕したもの半個

「30分経過したと思う、そろそろ行くよ!!いでよ!!ササニシキ様!!」


「お椀はないが深さらとスプーン未使用を貰ってきた、解して入れよう」


椅子を持って机のところで4人が集う


「いただきます!!」


「80点!!魚醤から旨味出てる!味噌や白ダシないし不安だったがイケる」


「犬上様!!これは…」


「お米様だよ、付喪神的なものだろうから、ササニシキ神とでも言うのかな?アマテラス系列のお米様よ、水耕栽培に必須」


「美味しいです」


「大成功だね」


「手回しの脱穀と籾摺り作らんと普及はしないだろうから出来たらみんなにも食べて欲しいよね」


皆、満足で寛いでいた


「さて島津殿!」


「ですよねえ!0.75あります、どうします?」


「新商品ない?」


「チョコレートとカカオがあるね」


「チョコレートってカカオの実をバナナの葉で発酵させてプレス機でカカオバターと分離させて炒ってカカオバター足して砂糖入れるやつだったよね?」


「ココアバターとカカオバターを混同してるみたいですがまあ、そんなもんです」


「寒い国でカカオ栽培?ハードモードだよ!!チョコレートもどうせビターチョコとかなんでしょ!!期待してないがチョコレートを買えるだけ出して」


チョコレート0.1


ドバドバ!!


21個の板チョコ


「これは!明治、森○やロ○テじゃない!だからこそ期待が持てる…」


「板チョコじゃあ!!しかもミルクチョコレートとある、0.1で3つも出て来た」


「食べ過ぎは良くないから一枚は4つに割ってそれぞれどうぞ」


「うまい!!!」

「ホットミルクに溶かして入れてもいいし、今までの中であたりだ!!」

「私も銀貨1枚分欲しい」「私も勇者様たちではないですがいいでしょうか?」

「一人1銀貨までね追加はなし!!」

すー

すー

すー

すー


ドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバ



板チョコ120枚!!


圧巻だ


「皆さん板チョコだけは極秘で!!」


「犬上殿、合計50枚ですぞ!!まあ先駆者特典か」


「ありがとう、これはあたりだからね、牛乳 たまご 小麦 砂糖がないがチョコレート入れるとチョコレートケーキやらチョコレートプリンもイケるはず」

「あー!!たっぷり砂糖だからね代用品としても使えるか」


「タジン鍋で茶碗蒸しはイケると思うがプリンは厳しいような気がする…冷蔵庫ない…」


「馬鹿か冬だからこそプリン行けるんじゃないか?」


「やっちゃう?」


「たまご チョコレート 牛乳 上白糖ないからチョコレート多め 湯せんする為のボールと泡立て器 こし機あればいいけど」


「ボール?ってなんでしょう?湯せんとは?」


ぺらぺらぺらぺら


「金属のですか…小さな鍋で代用して泡立て器は…ないですね…魔法でかき混ぜます。」


「みんな!!すまぬ…たまごと牛乳が切れてる…次回じゃ」
















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