ゴア国滅亡
ゴア国
でっぷりとした肉団子、水利権と大規模な豊作地を独占し民に重税をかし処女権なるものもかしているこの男はゴア国アブラギッタ王である
「陛下!!ミカリィア軍が攻めて来ました!!!!」
「たまにあるちょっかいであろう?アヌンナキどもは…練兵と称して行う事もあるからな!迷惑な話よ、数はいかほどか?いつもみたいに200か300か?」
「それが…」
「はっきりと答えよ」
「わかりません!!」
「おい!!こやつでは埒が明かん!!正確な数と位置を知るものはおらんか?」
シーン
「おい!!攻めて来てるのに何もわからんのか!!何でもいい!!」
「間者や斥候が誰一人として戻りません」
「伝令!!伝令!!」伝令が叫びながら走ってきた。
「陛下!!!!!敵が2時間後にはここに到着します!!」
「馬鹿な!!早すぎる!!反王国派の貴族とつるんでおったのか?ミカティア方面には反王国派と思われるマンチャ侯爵がいる!!王族なのに他国を引き入れたか!!」
「いえ!!マンチャ侯爵の砦は攻められ!!討死したと報告がありました。」
「な!何だと!じゃあ単独で攻めてきたのか?理由はなんだ?数はどれぐらいだ?」
「数はわかりませんが数万はくだらないはずです、地響きが数キロ先からもしました!!」
「外務大臣!!何か聞いてはおらんか!!」
「いえ!!書状もないです!!何故マンチャ侯爵を攻撃したのか不明ですがもしや…侯爵が何かをしでかしたのかも…」
「あの男色ぐるいが!!!」
※※※
1時間後
「頭を下げろ!!狙われるぞ」
泣き叫ぶ声
「敵が見えないのに次々と兵が倒れていく!!」
「魔道士はどうした!!魔導障壁は貼っておろう?」
「陛下!!魔導障壁はずっとははれません」
「何もできんではないか?頭をあげたものから死んでゆく、使者としてだそうにも動けない」
バタッ
「あー我が国1の剣豪、ミヤームトムサシが何もできずに散った」
※関ヶ原の戦いで投石で敗走 中津藩で島原の乱に参加するも投石で怪我 京の吉岡一門との戦いもただの他流試合引き分け 70名はFake 巌流島の戦いすらFakeの可能性が…おじいちゃんのキリシタンの佐々木小次郎を30代の武蔵が戦い弟子たちが小次郎を殺っただのただ影響力があり処刑の為に巌流島が使われたのだとか…結論、風呂はいらない臭いおじさん
※※※
「何だ!何だ!あの金属の塊は!!!近づいてくるぞ!!」
「こちらの魔法は届きません!!」
「頭はさげろよ!!」
「宝物殿を強襲し逃げようにも既に囲まれている!!」
「もう終わりだ!!酒だ酒だ!!飲まねばやっておれん!!」
「気付いた事があります!!女子供は立っても平気なようです」
「男だけ立つと死ぬ魔法か?」
「魔力反応はありません…」
チュドーン
「馬鹿な!!魔力障壁かけていた門が吹き飛んだぞ!!」
「陛下…キャサリン王女を使者として降伏をしてみては?」
「まだ8つだぞ!!」
「カナン王子もみな青年です!!2歳であるウラ王子を使者には出せません」
※※※
儂は平和に対する罪という訳がわからん理由で鞭打ちの上、平民らに投石されて死ぬそうだ
儂だけでなく親ミカティアだったハイム男爵家以外公爵などもだ
未だに参戦理由が見えてこない、猿轡をさせられ何も許されてはいない
キャサリンが使者としていったが空いたもんからどっと敵が押し寄せあっという間に捕まった。
キャサリンとウラのみ保護されあとはことごとく姿を消したそうだ
「歩け!!!」大衆が集められているところに刺股で腫れ物を触るように押される
用意された笞刑台に手を侵され押さえつけられた
「この豚はゴアの民から貪り肥、快楽に溺れた」
「俺の妹も傷物にされた!!」「俺の娘もだ!!」
「我がミカティアの民が王族のマンチャ侯爵に囚われ慰めものになっておった!!まだ11だぞ!!それだけではないがミカエル陛下はゴアの民の現状を悲しんでおられた何故豚が肥、ゴアの民は痩せ細らねばならないのかと!!!!」
(やはりあの男色ぐるいのせいか)
「そうだ!!」「そうだ!!」
「陛下は仰った!!処女権なる悪法も重税も開放せよと!!」
「おー!!」
「皆に聞く!!ここにいるこれは何だ!!」
「豚だ!!!」大合唱
女騎士が鞭を持ち叩きつける!!
ビシッ
「ブヒー!!」
暑いなにかに切られたら感覚だ
「豚だ!」「豚の王だ」「それならオークキングだろ」ワハハハ
皆か嘲笑する
※※※
城門の外に貴族達は集められ投石を受ける
「一人3回まで!!当たったらパンと麦が入った袋だよ!!」
こうしてよくわからない理由であっけなくゴア国は消滅した
ミカリィアに併合され、住民から歓迎され、ゴアはクレナイと地名を変えた。
豚たちの紅くそまった大地にかつてクレナイの豚がいたと語り継がれていく
飛べない豚はただの豚だと
※※※※
「陛下おめでとうございます!!!」
「宣戦布告理由がな…何もないんだよな…仕方なく変態侯爵の慰めものになってる設定だけ(笑)」
「無茶を言わんでください昨日今日では布告理由でてきませんよ」
「しかし思いの外溜め込んでおったの、戦費は黒字だったらしいな」
「ミスリルもある程度ありました」
「砂漠がある貧しい国と思ってたんだが中央集権化で豊作地を王の直轄地あとは宮廷貴族で蔵を開けたらアイテムボックスに入らない麦が大量にあった、それを投石の景品として行う事で担ぎ上げて反乱!という目を起こさせずにすんだ」
「各国に対して自国の市民を守る為!という明らかに侵略戦争だろって理由を納得してもらうように根回しするこっちの身にもなってください」
「確かに男色ではあったが我が国の民はいなかったですからね…」
「サクラを使い大衆を煽ったのでその後の流れは良かったですな」
「しかしまさかサクラ以外にも平民の娘に手を出してたとは…調べたら后も愛人を囲っておった、たまたまうまくいきましたが今後はこういうのは無しにしましょう」
「不本意だからな…しかし石油の価値があがればいずれ立場が逆になってた事は否定できん」
「それはありますな…」
「今回、我が軍の死者数ご存知ですか?」
「攻撃だからな…800程であろうか?」
「いえ…99の30丁で1キロ以上先から狙撃でしたので0です」
「一式戦車に魔法をかけ貫通力をあげ門を破壊したのも良かったですね」
「魔導障壁をかけた戦車にヴォタガの魔法や弓やら槍を放ってきましたが鋼鉄ですし難なく王宮まで段差無視して駆け上がったのは圧巻でした」
「儂だけ留守番ぞ…しかし戦車とはそれほどか…魔王軍からそれが向けられて儂らがゴアみたいにやられる未来もあったのか…」
「一式戦車の導入や99式小銃に懐疑的だった層も今回の成果で認めるでしょう」
「それはお前だ大臣!くるっくると手の平代えよって」
「大臣のくせして陸王のサイドカーに乗り99で狙撃したそうだな!!」
「はい!!14名やりました!!」
「ん〜敵情視察で前線いったと思ったらこれだ」
「武器性能の確認のつもりが…声をかけられるまで夢中で撃ってました、それにバリスタやカタパルト、雲梯などを持ち込まない攻城戦が気になたって…面目ない」
「槍や剣の時代は終わったのか?」
「残念ながら間違いなく…ただ銃に短剣をさす銃剣が槍にかわるだろうと思います、剣は指揮官や制圧時の特殊部隊のみになるかと」
「ふむ…」
「魔物との戦闘には99が向かない事もあります」
「どうかなあ、いかに屈強な外装の魔物も眼球は脆いぞ!!その先にある脳も」
「動かない的なら狙撃可能ですが…」
「当面は魔物退治には剣や槍でいこう、銃剣術の模索をさせろ!!様々な型をつくりより良いものを選別させよ」
「統治の方は開戦時に各貴族領に進軍し制圧しておりますので順調です、肥えた村長どもは罪状を調べさせ大衆の前で断罪させました。代官や村長には貴族の三男などをあて適正に統治出来れば領地を任すと伝えておりますので順調かと」
「家を告げない三男などが独立して別家をたてる好機だからな」
「植物や鉱物や動物、魔物の図鑑の作成もさせろよ?あれがあると統治に役立つそうだからな」
「あれのおかげで一部の領民しか知らないのゴムににた素材を発見できました。大まかにどういうものがこの地域で取れるとわかるだけでかなりかわりますね」
「スニーカーを最近は良く履いておる、いいものだ」
「木くずを固めてコルクみたいにして中敷きにしたらいいんじゃないかと言われた時はわけがわからなかったですが粘着剤と混ぜ蒸し固めたら木くずなのに思ったより丈夫になりました」
「何でも100日足らずで数メートル成長するとは麻とは凄いですな、温かいと二毛作とやらができるそうです」
「ただ陛下が帆布鞄使えばいいではないかと急遽解体して作成ですからね…来月あたりに実際収穫して麻糸づくりだそうです」
「そうそう試験用で畑を借りたいと話がありました、どうしましょうか?」
「そんなにいらないだろ?空いてる畑を使わせよ」