リスポーン
「ダンジョンが迷路になってて一本道じゃないからどうしてもタイムアタックで30分は超えてしまう…」
「仕方ないわよ、徐々に短くしましょうそれより次のダンジョンよ!!」
「行きで6時間で帰りもあるし今9時半よね、往復で夜10時!!ブラックだあ」
スタスタ
「早くロバへ!!」
「騎乗能力小」
「これ何!!マリンちゃん」
「ロバの能力2割増つまり早く帰れる」
「はいやあ〜」
「早い早い!!馬にも負けてないよ!!」
「なあ思ったんだけどゴブリン捕まえてさ、ロバに倒してもらったらロバもレベルあがるんじゃないか?」
「その発想はなかった!!」
「いやね、ダンジョンでスキル持ちのオオカミいるんだしわりかしね、最強のロバってのもいいかなと、軍馬だと赤兎馬とかいるしシンボリルドルフやハイセイコー、ナリタブライアン、キングカメハメハやディープとかいるから今更だし」
「まあ良くわからないが育てたいのはわかった」
「私、朝から再生スキル使って疲れてるから寝とくね」
「寝袋に掛け布団!!!だが枕なし!!」
「なあ島津殿、枕とか入荷してないかないか?」
「見てみる」
「そばの実がある、後はペティコートとパンティともにベージュと白あとは特に増えてない、そばの実があるからそば作って蕎麦殻で枕はできるが…ない」
「パンティ?名前からして女性のか?パンツとパンティの違いがわからんパンツがズボンだったりするし」
「パンティ?ペティコート?1銀で買えませんか?」
「サンドラ!!マリンちゃんもロバ見てるんだしあとで!!」
「あー1着ずつなら二人に買ってあげるよ!!昨日チョコレート特需があったから」
「この寝てる沙紀は再生建築でこの2日で200金つまり2億…奢る意味ないよね…」
「わおっ!!」
「みんないいスキルあるよなあ」
「アレクの鷹の目だって知らんが凄そう」
「そうか?窓にぶつかってる鳥たまにみるぞ?ギョロギョロして視野が広がるだけとか?」
「いや…近くの鷹の眼と視覚共有できるだけ」
「覗き放題やん」
「鷹の目は確かに視野は広いがピントの範囲が狭い!!」
「千里眼みたいなもんか」
「あーだからお兄様は誰が何を好きとかわかるんですね!!」
「うわあ覗きかよ!!」
「有用だけど嫌われるスキルだな(笑)」
「それ鷹だけ?雀とかほかのやつのも共有できるの?」
「いや鷹だけ、今は4匹同時共有までできてる」
「複眼!!」
「鷲とか飼って鷹を駆逐せねば!!」
「やめて!!数少ないスキル、敵が来てもこれでわかるから鷹だけは殺さないで!!」
「女湯覗いた?」
「少し…」
「はあアレク…イケメンだが残念イケメンの方だったんだな」
「ちなみにどれぐらい先見えるの?」
「最大5キロぐらいだ少しずつ増えてるが野生のだしただ見るだけ」
「動物屋で鷹販売してたぞ?子供のときから育てたら?」
「いいねえ雛とか大銀貨1ぐらいで買えたはずミミズとか触れるならあり」
「ミミズ!!」
「ピンセットみたいなのであげればいい」
「魔物は?鷹の魔物もいるんじゃないか?ネズミやうさぎはいたぞ」
「鷹の魔物…考えておこう」
「道中敵いそうか?」
「5キロ付近にはいない!!」
「では仮眠する!!」「マリンちゃんすまん」
※※※
「14時だってロバ頑張ったな」
「ではダンジョンスタートや」
「いつものようにエンカウントはしない…」
「まさか誰かが倒して無駄足に」
「フラグはだめ!!」
スタスタ
スタスタ
「地図が1枚しかないし雑(笑)」
「何階ぐらいのダンジョンかな?もしかして泊まりだったりして!!」
「沙紀!!フラグたてないで」
スタスタ
20分後
「ここ広い!!今どこなの?」
「番号がある、あそこを左でフロアボスだ」
スタスタ
「開いてる…」
スタスタ
「何もないしあそこ地下だよね」
スタスタ
「松明あって良かった!!真っ暗だ」
「初心者ダンジョンは蓄光石が壺においてたしランプがかかってたりしたからなあ」
「初心者サポートだったんだな」
「バピルスにしるしながら進んでダンジョンにも印刻もう」
「松明が消えたら空気がないって事だよね、洞窟もガスがあったりする…」
「嗅覚…だから狼か!!カナリアとか鳥でもいいが…」
ピチャ
スタスタ
ピチャ
スタスタ
10分後…
「松明1本目終わる…5本しかない1本30分だ」
「つぎ切れたらランタンに切り替えよう、動物油もらったからエンカウントしやすいかも」
スタスタ
「あっ!!ゾンビだ!!」
「グールです!!噛まれたら毒です!!」
プシュ プシュ
「空気がぬける音がするんだな」
「腐敗ガスが出てるんだな」
「ガスなら着火でいいじゃん!!」
「松明でも近づけて見よう」
「筋繊維も駄目らしく引きずってるし」
えい!!松明を近づけてみた
燃える!!燃える!!
「おい!!グールは動きを止めたが火は消えてない!!これ照明になる」
「グール見つけてグールランプにするぞ!!」
「あー油と糸さえあれば燃えるからね腐敗ガスと脂と火か」
「人間サイズの脂つまりロウソクはなかなか消えんだろに5分か10分は燃えるはず」
「魔石は?」
「あの中をか?」
グールランプと化したそれは燃えている
「楽だけど切って魔石取ってから燃やそう!!」
あっ光に包まれた、てことは生きてたんだな
「レベル上がった11だ」
「燃えるだけではグールはすぐには死なないらしい、レベルアップが今来たからな、油断せずに」
スタスタ
「あーここも扉が開いてる…」
「一旦ここで休憩しましょう張り詰めた状態だと良くないは」
「フロアボスやボス部屋は魔道具みたいなのがあって明るいからね」
「少し遅いがランチにしましょう」
「私は10分だけ目をつぶる」
「マリンさんお連れ様」
「人の気配が全くしないのも不安だね」
「壁伝いにマッピングしてるがフロアボスが壁側にいるとは限らないし内側も探索しなきゃいけなくなるよね、まだ2階だってのに…」
「女の子に聞いたんだがモンスター屋ってのがあって使役魔法の使い切り魔法書があって低級のやつを扱えるらしいよ、モンスターにで使役可能のモンスターが販売してると、ただ隣町らしい」
「ピッカピカーという光るハムスター?がこれ程欲しくなるとは…10万ボルトいらんから天然の照明がほしい」
「欲しい!!ダンジョンに最適だよね」
「おーそれがし赤 ゴールド イエローはしたよ」
「サファリパークでなかなかいい個体のリュウがねでないんだよ」
「リアルマサラ人目指せって事だな」
「サトシの腕力は凄いぞ、ゴンカビだって動かせるし500キロなら持てるんだぞ!!小学生だぞ!!」
「スーパーマサラ人だ、我々とは違う、まあ林さんは同じ匂いがするけど…」
「アレク!林さんに謝って!!握り殺されたらパンッて破裂音が最後、あの世ですぞ!!」
「闘気装甲!!」
「ふふっ!。できまいて!!」
「何無駄な体力使ってるの!!だが確かに使役獣は欲しい、明後日ぐらい相場見にいってみる?」
「グリフォンって低級じゃないよね…」
「ノーマルグリフォンはB級だよレッドとブラックくがÀ級」
「あー危険度ランクか」
バタンッ
「えっ?扉が閉まったんだが…」
「悠長にしない!戦闘準備!!どうせ現れる!!」
「マリン起きて!!戦闘よ」
光が集まり魔石が生まれた
「今、魔石奪ったら卑怯だよね…」「おわるだろうね…ただ素材も欲しいから耐えて」
ダンジョンから血やらが集まってきた…
「少し寝ていい?このペースだと完成するの1時間はかかる…」
「だよねー」
「やっぱりダンジョンはリスポーン待ってからだ、今回のでそれがよ〜くわかった」
「これ倒したら帰ろう!!」「賛成!!」
30分後
「まだ半分も出来てないよ!!」
「魔石だけより素材もがいい…耐えるんだ!!」
1時間後
「はあふざけんな!!フロアボスなら気合入れて完成しろ!!」
「まだ2割じゃね?全然進んでない!!私も寝る!!」
1時間後
「やる気あるのかお前!!フロアボスだろ!!まだ3割ってどういう事よ!!」
「アレク!!女の裸見たんなら責任持ってこれ倒しといて!!俺も寝る!!」
7時間後
「良く寝た!!体バキバキ!!」
「ふぁ〜」「もう朝?」
「後少しで完成です!!」
「アレクみはりご苦労さん寝ていいよ」
30分後
「デーモンナイト風情が待たせすぎだ!!」
スパッ
「終わった」
「とりあえず帰ってもあっちのダンジョン終わってるだろうしこっち終わらそう」
「だよね…」
「皆様、一応Ç級上位でした、デーモンナイトは…」
「盾は円形で使いやすそう」「青銅の剣に負ける雑魚よ雑魚」
「じゃあボスはBあるわね」「皆、俺だけ14になった」「待機だな」
「さくさくして進もう」
本当に難なく進みレベル12だいたいなり3階フロアボスはデーモンナイトとブラッドハンド3匹
さくさく撃破
4階土地に罠にかかっている野生のコボルドを発見
「みんな!あれ助けていいか?」
「確かにトラバサミは可愛そうに足がえぐれてる」
「闘級装甲で突入するからサンドラ、慈愛お願い」
「魔物でもきくの?」「アンデッドじゃないしいいんじゃないかな?」
「闘気装甲!!」
ぐるぅぅ
「甘噛みご苦労!!!すぐ終わるからね」
カシャッ
「慈愛!!!」
「は〜いもう行ってね!!誰だよダンジョンにトラバサミ設置したのは!!引き抜いてお土産にするか」
ズホッ
「さくさく進んで今日は帰ろう、ベッドで寝たい」
てくてく
てくてく
「ねえまだついてきてるよ?」「そのうち帰るんじゃない?野生動物に餌付けもしてないし」
てくてく
「おっキラーアントだ8匹も!!蟻酸に注意」
バッ ボンハシッ
「終わったがこれの討伐証明がわからんから回収するね」
すー
てくてく
「ついてきてるよ!!」「一人で目的地に行けないんじゃない?罠に引っかかるやつだし」
てくてく
「ソードシャドーだエンカウント多いな!!さすが湧きたて」
「あの少し赤みがかった剣いいなあ」
「剣自体が本体で折ったら魔石でるタイプだぞ!!」
「はあ…」
キンッ
「みんな!こいつ振りが素早い!!気をつけてな」
「おい!!片手で剣掴むな林!あー剣折っちゃった」
「私も倒した!!一面だけが固く中が空洞だから脆い」
「本当だ!!、全部倒したかな?次のフロアボス倒したら朝食にしましょ」
スタスタ
「さっき外側になかったから内側見たら扉があったしかも閉じてる!!」
扉
ギィー
「キラーデーモン6体とか舐めてるの?サタンナイトとか出しなさいよ!!」
「討伐報酬安そう…」
キンッ
「このフォークみたいので武器絡みとって来るから気をつけろ!!」
蹴りを一発
「こいつ生きてる!そうだそうこなきっちゃ!!」
「あっ!!林さん後ろ!!」
「ブラッドハンドもいる!!足掴んでくるぞ!!」
リーチ長いし絡め取ってくるし難儀だ
林が「ファイアーアロー」と唱え一体を貫いた
「まだ倒れてない!!タフガイらしいだが攻撃力は弱い」
「バフお願い!!切り崩す」
「アタックバフ」「ディフェンスバフ」「闘気装甲」
「腕力強化!」「脚力強化」アタックバフ ディフェンスバフ
シュッ 林が飛びかかり剣を突き刺した、すぐ抜き首を切り落とした
少し遅れて3体をなで切りにした
「後で2体!!島津かサンドラとアレクでお願い!!俺等は盾になる」
デーモンの体を抑えサンドラが首を切り落とした
すっ ブラッドハンドを掴んで持ち上げた
「マリンさん止めを!!」グサッ
死体を回収回収
すー
あーコボルドだあんな隅っこで…まだついてきてんのか
「お前どうする?言葉通じないか、異世界言語翻訳だしわんちゃん喋れると思ったが人族限定か、ハンドサインは恥ずかしいし」
「まあいいや…好きにしろっ」
「最後のデーモンだれ倒すの?島津かアレク?」
「アレクあまり寝てないから今回はアレクでいいんじゃない?」
「お前が3体やったからだろ!!」「すまん!」
バサっ
キラーデーモンは倒れた
床が開き地下と帰還石と呼ばれるのが出てきた
「今8時ぐらいだけど帰る頃には12時とか13時」
「もう少し準備してから来よう、急がないし」
「賛成!!」「これに触れれば良いんだよね?」
体が膜に包まれ浮いたと思ったら猛スピードで出口へ
初級ダンジョンみたいなテレポートじゃないんかい!!
みんなも無事に出口へ
支部の人に怒られ銅貨8枚を払い帰路へ
支部の人がロバの餌やりブラッシングまでしてくれたそうだ
そして
「おい!!しれっと乗り込んで小さくなるな!」
「悪さしたら叩き出すからな!」
「空腹で寂しいのよ!男どもは野蛮ね」
「野生動物に餌は駄目!!」
「は〜い干し肉だけどどうぞ!ふわふわのパンも食べてね、スープは豆スープよ」
ガツガツ!!
「へえ両手使うんだしかもスプーン持ち方変だけど使って飲んでる」
「沙紀!!責任持って飼えよ」
ゴトゴト揺られ街へ
むしゃむしゃ食べて今は丸まって寝ている
「沙紀!!街に入る前にクリーンの魔法かけおいて!!この世界あるかしららないが狂犬病とかも怖い」
「前方山賊の類い、2キロ先鉢合わせにならないとは思うが報告!」
「紐で縛られたコボルド連れてる3キロ先のボロい小屋へ向かうらしい方向がそうだ」
「闇ギルドってやつかな?」
「闇ギルドなら魔道具とかないかな?」「グリモワールでもいい」
「よってく?お金溜め込んでるかもよ近くに拠点になりそうな言えないし潰せば時間から安全にダンジョンいけるよ」
「どうするアレク サンドラ 島津 林」
「勇者らしい事たまにはやるのもききなと」
「あー勇者らしさか」
「いいねえ」
スキップ
「あの小屋でみはり無しで良いんだよな!!」
頷く
ドアを蹴り破り
「動くな!!」
「ガギが舐めてんじゃねえぞ!!」
切かかってきた
「おっそ!!スローモーションかよ」
ついカウンターで心臓を刺してしまった!!光が体に入っていく
こいつら魔物扱い?経験値があかあった
「こいつら魔物扱いだぞ経験値が入った!!悪魔憑きとかか?」
「知らんがやらないとやられるのはわかる」
「殲滅だ!!」
ザクッブシュ
「本当だ!!」「こういうのがグールとかになるのかな?」
「いえっ人間だと思います、人間からも僅かに経験値が入るといいます」
「おい!!お前らは人間か?」「キエーー!!」猿きょうみたいな声を上げながら切かかってくる
「芸がない」切り捨てた
「結局、人が魔物かはわからなかった、とりあえず意識変えて捜索だ」
「とりあえずこれも木材として全部入りそうだからアイテムボックスに入れてみるね」
すー
すー
すー
すー
「喜べ!!アイテムボックス小と魔道具2つ小金貨16枚大銀貨132枚銀貨80枚とあとは農家らしき子供が2名にコボルド2匹ともに縛られて寝ているし怪我もしてるようだ」
「街に行ってギルドに引渡そう?私達じゃわからんよ」
「それもそうだな」「アレク近くに村はないんだな?」「ない、近隣の子じゃないのかもしれん」
とりあえず馬車に運んだ
「とりあえず街へ」
「起きないね魔法か何かかな」
「紐は外しておこう」
「サンドラ、回復はついてからで!今は寝かしてやれ」「はいお兄様」
「大銀貨372枚相当だぞ、一人辺り大銀貨53小銀貨1、まるまるはないが日本だと遺失物でも3割…異世界の采配に期待だね」
「バレない?」「とったら犯罪痕とかマーカーがあって駄目なケースもあるだろ?それに勇者だし…」
「このアイテムボックスロックかかってる」「多分魔道具もだ」