表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
犬上家の冒険  作者: 昭和道らむね丸
11/26

再生スキルの可能性

ギルドマスターの部屋


(うわあ!筋肉!!しかも冬なのに半袖!!ところどころにダンベルみたいなのがある…)


「やぁ!よく来た!私がトムソンだ!!5つあるギルドのうち中堅でしかない俺のとこをよく選んでくれた!!」


「ギルドってそんなにたくさんあるのですね…でわ大きいところに…」


「ギルド規約で1年以内で他のギルド移籍の場合は違約金が…ってそんな悲しい事いうなよ!!ここスラムにも近いし色々ギルド経営大変何だから…少しは長くいて…」

「せっかく新人さんを見つけて教育しても、ポンポンと移籍されたら経営できないのでギルド組合でそういう規約になりました、前に引き抜きで潰れたギルドも複数…」

「そういう事だ!!まずは座って欲しい」


ぺらぺら


「なるほど!!ダンジョン以外だと集落化してるゴブリン討伐ですか!!」

「ゴブリン討伐は安い 汚い 臭いの仕事、ドブさらいや鉱夫と同じく大変なのよ、だから焦げ付き安い」


ぺらぺら


「なるほど…他のダンジョンか…移動に6から7時間かかるがあるぞ!!嘆きの森方面」


「他はないのですか?」


「あるが…他ギルドの利権だ…うちは2つ管理してる」


「なるほど…


ぺらぺら


「逢えて良かったよ」


ギルドマスターは右手を差し出す


林と目が合う


林が手をかざす


「あっ!!」


「ほう…しかしまたまだあ」


「えっ!!林のあの表情!!」


「ふん!!」


「あ〜」


「なにっに糞!!」


「マスターと張り合ってる!!まだ14だというのに!!」


「坊主!!露頭に迷ったらうちにこい!!」


「お断りします(笑)」


「つれないな!だが嫌いじゃない!!待ってるぞ!!」


退出


冒険者ランクをGからDに書き換えるので新たなダンジョンは明後日からになった


「なあ?林、あのマスターはゴリラとのハーフか?」

「沙紀!!」

「確かに強かったがギリギリ人間だと思う…」

「他の大きなギルドだとダンジョン複数管理らしいから隣町や色々行けたな…」


「都会っ子の温室育ち勇者になってしまう…」


「温室…そういや唐辛子って寒すぎたら育たないぞ」


「多年草だろ?雪がつもるとかなければ大丈夫だよ多分…駄目なら木炭小屋の熱を利用して温室栽培もどきとかね、土を予熱で温めて」


「まあ駄目ならそれだね」

「大丈夫じゃないか?韓国でも作られてるんだろ?」

「キムチの9割輸入だよ?」

「唐辛子入れ始めたのが19世紀か20世紀でしょ?キムチ=塩漬けが辛子どばあと今のキムチに…」

「じゃあみんなが認識してるキムチの本場は中国という事かあ」

「かもね、キムチ鍋や豚キムチ食べたい!!ハバネロやジョロキアじゃなくて良かったよ、多分まだいけるはず…」


「キムチ!!和久様!!作り方ご存知ですか?」

「すまん!!だが大根とカブしか出来そうなのないぞ」

「人参もあるよ?」「大根も人参も原種なのか小さいぞ」

「となると、大根の栽培もだな」

「えっ!大根ってそんなに違いますの?」

「大きさが2倍とは言わないが大きいし、太いはずだよ…まだ見た事ないから運だが…多分間違いないはず…」

「糖漬けできたら、タクワンだな、干し大根とか色々できるね!!」

「あータクワン入ったマグロの巻寿司やおにぎりもありだ、島唐辛子だけじゃなく大根も育てくれよ未来の貴族様!!」

「うむ(笑)」

「まあまだ一時すぎぐらいか…武器屋よったら解散でいい?」

「聖剣装備してたらチンピラが可愛そうになる…から大丈夫なはず」

「あ〜(笑)了解」

「薬草集めとか各自で他の依頼受けてもいいしね」

「それで!!」


武器屋ノートル!!


「いらっしゃい!!良い包丁や鍋とかもあるよ!!ボウガン、弓、シュミターや槍色々あるからみてって」


「武器屋というか包丁や調理器具屋さん?」


「武器なんて常に売れるわけないよ(笑)どこも鍋や包丁とかがメインだよ」


「この話デジャブね…」

「そうね…」

「硬くて安い武器はありますか?」

「ん〜青銅の武器なんてオスメスだよ、1.2から買えるよ」

「鉄と青銅ならどっち?」

「鋼じゃなければ断然青銅だよ、錆びにくいしケアすれば長持ち、あと虫も付きづらい」

「虫?」

「鉄だと握るとこに手垢がついてダニが湧く事もあるが銅の性質で虫はよって来ないんだよ」

「あー生物には毒という事か」

「そう!!」

「銅の剣は?」

「銅は加工しやすいから曲がるぞ」

「あー確かに…少し商品を見ますね」


「なあ勇者は銅の剣スタートが鉄板だよなあ、だけど武装スキル習得の為に硬さは欲しい…だから青銅で良くないか?」

「リーズナブルですからね、そうしましょう!!」

「青銅の槍下さい!!」「ボウガンを」「青銅の剣下さい」

「まいど〜」

「ハンマーや斧もあるのか、魔導杖もありますか?」

「あるけど金貨2枚からだぞ、杖なら魔導協会の魔道具だよ、協会でも買える、うちは槍や盾とか、まあ魔槍や魔剣はあるが20金はする」


「魔槍と聖槍ってどう違うのですか?」

「聖剣などは装備者を守り敵を倒す武器」「魔槍などは武器能力特化型、中には装備者弱体化で切れ味がますやつも…魔力を打ち込んで作るからどちらも魔剣といえば魔剣よ」

「互いに打ちあえば性能では魔剣だが、受け流しなどあるし、魔剣側は受ける場合はまあ装備者が弱ければ…あとはわかるな?」

「どっちもどっちなのね」

「そういう事、ただし吸血魔剣などは意思がありバーサーカーモードで本人のバフ付きもあるから一概に言えない、知性ある魔剣などは例外だ」


「ちなみに僕らこういうの持ってます!!」

「やはり聖剣か!!入って来たときびんびん来たぜ!!それドワーフんとこだな、大量の酒を積まないと作ってくれない!!安いのでも金貨200はするぞ、見習いドワーフですら名工レベルだ最低金貨50、ドワーフは色を余り好まず酒と鉄ばかりだから数が少ねえ、しかもゼウス様の仕置らしく太陽の光を浴びたら暫く石になる…酒につけて置くと復活する…夜しか会えんから武器の数が少ない…」


ぺらぺら


「なるほど武装スキルが欲しいのかだから青銅の武器ね」

「急がなくていいんじゃないか?勇者稼業は18からだろ?見る限りまだ13ぐらいだろ?レベルは15超えたら上がりにくくなるし騎士団の副団長だって36ぐらいだぞ騎士団長は42ぐらい」

「なるほど…剣士スキルなら1年訓練したらとれるもんだよ、早いやつで4から5ヶ月、技などは道場で習ってもいい、特定のモンスター、例えばキラーベアーやグリフォンとか一定数倒せば得られるやつもあるし、攻撃を一定数受けないと覚えられないスキルもある」


「へえ、倒すだけでいいのですね」

「聖剣とかだとダンジョンは無双だろうに、他の奴らの為にボスだけ倒すのが優しさかもな」


「あ〜ありがとうございます。鍋も包丁も買います!!」


「まいど」


「ねえ店員さん紙とペンある?作って欲しいのがあるの?」

「サンドラ!!」

「あいよ!!」


サラサラサラ

「へえ、泡立て器にコシ機にボールやクッキーの型かあ、熊やうさぎや星型ねえ」

「猫や犬型や馬型やドラゴン型もしてよ」


サラサラ


ぺらぺら


「わかった!!素材は鉄な、来週までには作って置く」


「多分増産になるから数量あげよう!!50個ずつ」


「いいですわね!!」


「それなら少し時間くれ、来週試作品を見にきな」


「お願い~」


退出


「有益でしたね」「ダンジョンはボスだけにしてゴブリン退治だね」

「これで料理が捗る」

「冷蔵庫は魔道具のやつがあるからあとは何かしら」

「冷蔵庫あるのかよ!!さすが後宮」

「庶民用の冷蔵庫作れば?」

「密閉したただの金属に中をわけて上に氷おいて冷やすだけのやつ」

「似たようなのは既にあったわよ!!」

「詰め所にもセシル家にもなかったぞ!!」

「いや…それはうちが貧乏なだけで…」


「すまん…」


「とりあえず解散!!」


暫くして


「なあ何で沙紀はついてきた!!」

「エロい事しにいく匂いがした!!」

「ばっ!!ソンナコトナイヨ!!」

「はいはい」

「馬車は屋敷にマリンなんかが連れて帰ったしギルドいって薬草集めしょうかなと」

「懐寂しくなったからね…」

「金貨がないと不安になる体に…」

「わかる!!」


ギルド

「美容の勇者様!!私もバストアップして!!」

「俺も髪の毛ふさふさにしてくれ!!」


「ギルド内は商売禁止です」


「ジョーイばかりズルい!!私に担当変わって!!」

「ギルド職員ばかり!!私らも!!」


「すみません!!外でなら一日1名だけ行います」


「1名!!数が少ねえ」


「どうやって決めるの?」


「花札といいます!!これで買った方にします」


「3組あります!!やりたい人早いものがちです」


「権利を販売してもいいんだよな?」


「お好きなように、参加者にルールを説明します」


ぺらぺら


「藤、あやめ、菊ねえ」


ぺらぺら


「花見で一杯、月見酒、坊主、5光.赤札」


「青札5点」


ぺらぺら


「12回勝負でかったものどうしが勝敗を決めます、まずは一局、こいこいをしましょう」


スキップ


「おもしれー!!酒も欲しい、これ賭け事したらとんでもない事になるぞ!!」


「何だ!騒がしい何かあったのか?」

「ギルドマスター!!実は…」

ぺらぺら

「いいではないか、儂も少し花札とやらを見せてくれ」

スキップ

「よっしゃ!!次勝てばバストアップは私のもんだ!!」

スキップ

「嘘だろ!!5点差で負けた…」

「ひゃっほー!!」

「お前職員だろ!!ギルドマスター!!こいつ働いてないぞ」

「ん…儂は何も見ていない…」

「何だよ!!」

「その代わりギルド内で花札のみ黙認する、場の手数料はもらうがの、次勝てばいい」

「つまりは?」

「花札のみギャンブル解禁だ!!ただし酒は頼めよ、ギルドにお金入るからな」

「勇者様!!ギルド内での遊戯行為、勇者様は当ギルド所属つまり花札の共同経営者という事で宜しくお願いします。まずは3つを金貨1枚で買います、紙質をあげて商会を立ち上げます!!」


「あーなら任天という名前でお願いします。」

「任天?どういう意味ですか?」

「僕の故郷で任○堂って花札の店から世界制覇した遊戯の会社があるんです、その異世界支店のノリと任天は天にまかせると書きます。運任せ神任せ、神事として楽しめるようにです」

「何と!!神事ですか!!任天、いい名ですな、このギルドから世界のギルドや酒場を…」

「マスター!!戻ってきて!!意識飛んでる!!何故か気絶してる!!」


「とりあえず」「ちょこっとバストアップ!!」

「メンテナンス無しで大銀貨20だね」

「まいど!!」


「おい!!花札やろうぜ!!俺が親な!!」



「何か勇者なのにすっかりバストアップ職人だよ」

「仕方ないよ目立つもの」


「ジョーイさん薬草取りに行きたいんですが」

ぺらぺら

「はあ?薬草取りは異世界の生活保護みたいなもんじゃないの?10束で銅貨2て…」

「沙紀…多分野宿であれば銅貨5枚でいきていけるだろうからあながち間違いじゃない」

「って事は…薬草ってスラムや孤児院の子でも取りに来ますか?」

「ギルド登録は12からですが買取に幼い子もきて持ち込んでくれますよ」

「つまりは…彼らの仕事を奪うのか…勇者なのに…」

「沙紀!!ゴブリンにしとく?」

「返り血が…」

「街の散歩だね、お金入ったし何か奢るよ!!」

「ジョーイさんまた明日!!」

「お待ちしております」


「ちらちら胸見てたね」

「何が悪い!!おっぱいは花と同じだ、蜜蜂としては観ずにはいられないのだよ」

「助平…」

「男が助平じゃなければ人類絶滅してる」

「はいはい」


スタスタ


「ダンジョン用に狼みたいなの連れて来てた人いただろ?何か欲しくないか?」

「あー罠感知とかしてくれるらしいよ、人間のシーフは鍵あけ職人に成り下がったって」

「欲しいよね…いくらだろう」


「ロバ買った動物屋に聞くか」


スタスタ

動物屋

「おっ昨日の!いらっしゃい!!今日はどのようで?犬鷲とか鷹や鳶もいますよ!!」

「ペットとして買えないよ!!」

「ははん知らないんですね!視覚共有の魔道具あれば有益ですよ!!」

「くっ!!商売上手め…いくらよ?」

「金貨1枚大銀貨10枚からですね、レアの犬鷲がいます、アルミラージュや小型のゴブリンなら倒してくれますよ!!」

「どうやって?」

「握力が強いので目からぶすりとさしたり掴んで飛んでポイです」

「えげつない…」

「ドラゴンなどは大型で小回りききませんし、目は弱いですからね、自己再生持ちばかりなのでドラゴンには相性悪いですが奇襲はできます」

「ん…昨日の今日だからみんなと相談してからね」

「了解しました。」

「それより狼とかダンジョン用のペットはいない?」

「スキルなしならいくらでもありますがスキル有りはいないですし金貨いりますよ」

「まじか…他にない?」

「当店ではないですが奴隷館に獣人がいるかもです…獣人?」

「この国は獣人の王都以外であれば居住権があります。ただし第2国民に該当しない国民には夫役義務があるんですがそれが出来なかったり借金返済出来ないものを奴隷として販売してます。労働奴隷です、まあ立ち位置は第4国民でしょうか?人間もいますよ、人権もあり、定期的に役人と医者が健康状態を見に来ましす。」


「へえ一応ちゃんとしてるんだね」

「普段は畑仕事や牧場の世話などさせてるみたいです」

「まあ監禁してても金がかかるだけだしね」

「奴隷紋があるので一定距離離れてられないのと自害もできないので囲う意味はあまりないんですよ、奴隷が近くの屋台で焼きやケパブを買う事もありますからね」


「フリーダムかよ」


「ただし…闇ギルドが運営してる奴隷というのもあるそうです」


「闇ギルド?暗殺とかそういうのか」


「まあそんなとこらしいです」


「ありがとう!!奴隷館チラ見してくる」


「またのお越しを!!」


てくてく


「狼や熊の獣人は鼻いいよな多分」

「見てからだね」


「高いんかな?昔は牛一頭で奴隷2とか馬とかと交換とか200文(一文20円から100円)だったらしいから案外安いのかもよ?」


「あー中東では200ドルとかで買えるとか見たことある、同じ人間なのにね」

「まあ人材派遣とかも現代の奴隷制度みたいなもんだし文化の違いだよ」


「購入しても維持費かかるわけだし」

「難しい線引きよね、エロい事は駄目だからね!!」


娼館近くの奴隷館

スケベパラダイス


「いらっしゃいませ!!当店ははじめて!あら女性の方もお連れ…アブノーマルの住民ですか!!ご予算はいかほど」


「いや…ダンジョン用の獣人を…」

「冷やかしか!!大きくなってから出直しな!!ここはもうすんごいエロい場所だ!!帰った帰った!!そんな美人の譲ちゃんいるのにふてえやろうだ!!」


「二度とくるか!!!」

退出



「ハズレだ、何ニタニタしてるん!!つぎいくぞ!!」

「は~い」


てくてく


「2件目もハズレだ」

「獣人なら東側のスラム近くの奴隷館にいるかもって情報あったから良しとしないと」

「案外どこもまともに人として扱ってるんだね」

「一応商売道具だからね」


スキップ


「え〜半年前にいたけど今はいないだと…入荷の予定もないし奴隷オークションでも見ないとな…」

「無駄足じゃないよ!!帝国側にいるみたいだしそのうちよ、私達、都会育ち勇者だしいつかあえるわよ」

「何か疲れた、宝石とか魔道具みて帰ろう」

「宝石!!!」

「相場知りたいじゃん!!勘違い!!中2が宝石とか駄目だからね!!」

「私もみたい!!」


宝石店アメジスト


「いらっしゃい!!うちはアメジストやオパールとかをあつかってるけど水晶や魔石やダイヤモンドもあるよ!!」


「うわあ!!想像したのより安いのもある」


「それがオパール、トルコ石も安いよ」

「こんなに安くていいの?」

「それはあくまで石だけの値段だよ!!カットしたり金をつけたり加工するとあらっびっくりになるスタイルよ」


「うわあカットだけでも値段が全然違う…」


「それはそうだよ人力だからね魔法だと調整が難しく割れちゃうんだよ」


「イヤリングとピヤスが安いんですね」

「ピヤスは協会で穴を開けてもらって証明書ないと売れないよ、イヤリングは銀製品か樹脂で宝石をつけるってスタイル」


「イヤリング無くしちゃうだろうけどトルマリンのイヤリング下さい」

「えっ?!」

「大銀貨2枚だし、そこまでのやつじゃないだろはしゃぐなよ」

トルマリンの石言葉 友情 無邪気

「どうせなら高いのにしなさいよね!!でもありがとう」

「えっ?何て?」

「くっ!殺す!!しねえー」

「はいはい、魔石って大きいのやら色んな色があるんですね」

「基本は魔道具ですが宝石としての価値もあります、指輪型の魔道具に毒耐性をつけたりと、指なのでミスリルに文字を刻もうにも幅がないので1種類ですが毒殺回避できるので商会や貴族などには人気です。」


「金貨クラスか!!!14の僕ではまだ先だあ」

「割賦払もありますよ!!」

「ひぃ!!失礼しました!!」

退出


「どうしたの?」

「首を真綿でしめられる感じがした背中がゾワゾワした、欲しいけど今じゃない」

「ふ〜ん」


セシル家


「うわあ人がいっぱい!!」

「急に屋敷が新品になって問い合わせを兼ねて人がこんなにきたのよ」

「アレクさんがお茶しながらトランプしませんか?と話でチェスとトランプしながらお茶会みたいになったのです」


「犯人はアレクか周りに女子しかいない…サンドラも女子に囲まれて男子がサンドラをチラチラ見てる…」


「美容の勇者様も人気ですが慈愛の聖女様はもアレク様にも人気ですからね!!林さんは何故かおとしをめした方に人気で麻雀とやらをやってます」


「住み分けね…沙紀お金ないんだし営業営業!」

ぺらぺら


「何と!!沙紀様がそのような…」


「大工さんなどにかなり恨まれる能力だよな沙紀のは…」

「貴族街で引き込もれば安全だよ多分、それか新しい産業考えて仕事を生み出すとか…」

「急には思いつかないわよ!!」

「まぁまぁ、ちなみに費用はおいくらですか?」

「ん〜規模にもよるし材料は用意してもらってからだから提示あった金額に折合いをつけてだね」

「屋敷建てるだけでも金貨1000枚とか3000枚はしますからな、それは伯爵以上のでしょ?」「うちなんかだと800枚とかだよ」

「なるほど…本来は建て替えとかでそれぐらいかかるのが僅かで…」


「限定5家とかにして50金からとかでやってみたら?」

「なるほど!!それなら恨みも少なそうだ」


「いいのか!そんな金額で?なら我がアセト家でもしたい」

「あえて公募せずに募集してもいいよな、あと5日はこっちにいるんだし」

「お父様!!仲介手数料チャンスですよ」

「えっ?そうなのか?」

「この家はお父様の!!希望者募って手数料を5%でも頂ければ褌とやらもチョコレートもブラジャーも買えます!!」

「いいのかの?100金だとしたら5金も我が家に入るんだ…」

「ヴァン卿5%なら問題ないぞ!!」

「ヘフナー家もお願いしたい!!アセト家が50なら60だそう!!」

「お前いつもいつも!!アセト家は100出す!!」

「えっ?跳ね上がった!落ち着いて競争相手いないから!!」

「我がマナルディ家も100」「リー家も100!」「すまんリリーうちは騎士伯程度だから10しかだせん残念だ」「お父様!!」

「規模が大きくなければ予約でいいんしわゃないの?特別に…」

「ヘフナー、リー、アセト、マナルディの4家からで」


「じゃあ先着のヘフナー家からかしら?」「いやヘフナーは60金だぞ、アセト家からだろ?」

「はいはい譲りますよ!」「勝った!!」


「用意は石と木材だよな?念の為に金属もか!!こうしてはおれん!!ヴァン卿!楽しい茶会であった!!準備ができ次第、使いを派遣します!!」

|彡サッ


「忙しい方ですね(笑)」

「そこがいいとこでもありあやつの悪いとこでもある」


「そうそう先程、褌と聞こえたんでわすがそれは何です?」

「スチワート!!」

「男性方はこちらに…」


「私もブラジャーとやらが気になるのですが…」


「マリン!!」

「あちらの部屋へどうぞ」


…………………

「こうキュッと引きしまる、いまのより断然ましだな素材がいい」

「大銀貨1枚で3枚もいいのかの?」

(婿殿から160枚も仕入れておる、1銀貨で4枚!!つまり売れば売るほどよ)

「特別にな」

「30枚くれ!!」「俺も!!」「俺も!!」「私も!!」

「私も!!」

(何と!自分分の10枚が無料になった!!)

「腹巻きもあるのだが!!」

「それはいいや…」

(これは駄目らしいあやうく仕入れるとこだった)

「ステテコというやつも寝間着に良いぞ、あと羽布団もある」

「ステテコは心揺れるが羽布団とやらを一度使ってみていいか?」

「上着は預かろう、あれがそうだ、厳選した水鳥の羽根で作ってるそうだ」

「この肌触りこの軽さなのに温かい!!」

「先着予約で1銀、各自2枚までな」

「儂も買う!!」全員

(婿どの~!!!笑いが止まらんが止める薬ないかの?騎士団での威厳が薄れていく気がするー)


みんなでぺらぺら


「旦那様!!アセト家からの使いがもうきました」

「せっかちなやつ」

「せっかち故にブラジャーも褌も羽毛布団もチョコレートも飴も買えずか」


「ヴァン卿!!勇者様方今宵はありがとうございました、お前たちも帰るぞ!!」

「やだーアレク様と結婚する!!言いって言うまで帰らない!!」

「はあ?リー家じゃなくてうちがもらう!!」


「戦争になるから帰ってくれ!!頼む!」


「ヴァン卿に免じてだからな…」


「帰りたくない…またね…アレク様!」


アレクは優しく手をふる


※※※※

アセト家


念の為、沙紀と同行

「ここがアセト家の屋敷ですか、セシル家より少し大きいですね、確かに外壁などは老朽化してるようですな」


「屋敷外はトイレとか馬小屋は別ですが大丈夫ですか?」

「構わん、スチワートに5金、犬上様に100金渡しておけばいいのかな?」

「あー…ではそれで!!屋敷の中から離れて下さい!!凄いほこりがしますよ!!」


「では退避させます、ペットのねこもですよね」

暫くして

「ではどうぞ!!」


ズゴゴゴゴゴっドコンバキバキ!!


「成功?毎回不安だあ」

「材料余りましたね」

「勇者様良ければ余った材料入りますか?」

「馬小屋とかいいんでか?」

「動物は新築だと弱るからいいのです」

「ではお言葉に甘えて」

すー

「何だ!!凄い音がしたぞ!!」

「アセト様ごまかして!!」

「ス…スチワートの屁よ!!」

「なわけあるか!!!」

「騒がせてすまん秘事故に帰って!!」

「おい!!新しくなってないか?」

「き…きのせいだ!!帰れ儂の敷地内から出ろ!!」

「アセト様中へ」


「うひょ〜ここもここも新品だ!!タンスもだぞ、机や絵画も汚れ落ちて新品だ!ツボまでだぞ!!書斎の本までもだ!!魔導書などはそのままだ、革や服はそのままだ、もしかして布と革さえあれば…」


「とりあえず成功みたいだな魔力酔いあったか?」

「少し…」

「念の為に屋敷に帰って休もう」

「アセト様、如何でしょうか?満足して頂けましたか?」


「革や布があればもしかしてと思うが概ね満足です、本当にありがとう、あと100年は何もしなくて大丈夫そうだ、助かった礼を言う」


「布や革までならカーテンや服、ブーツなど…防具屋から至るとこから命狙われますよ!!勇者なのに…」


「それもそうか!!(笑)」


「でわ〜」


※※※※

翌日


「犬上様も赤野様もその舞は何ですか?」

「ラジオ体操っていう運動です、今まではしてなかったんですがメリハリつける為にしてます5分程度ですし」

「いきなり体動かすと筋を痛める事ありますからいいんですよ男爵様も良ければしませんか?」


5分後


「なるほど、捻りの運動とかもいいですな、滞在はあと5日ですよね…それまでに覚えられるか…」

「案外なんとなくできますよ」


「しかし婿どのはいないですな?」

「朝は掛け布団に負けるそうです」


「あれはいいものですからね」


「そういえば昨日は大量の褌を捌いたようで(笑)」


「騎士団でも徐々にですから買えなくなるうちに懇意のものには広めたくてな」


「派閥ですかあ貴族様は大変ですなあ」

「犬上様も名字持ちじゃないですか!」

「敗戦国ですから…昔の事ですよ、島津どのも薩摩という国持で9カ国を一時おさめようとしていた家の末裔ですかね…」

「何と!!」

「慶!!確かに島津家はそうかもしれないけど本人も話をしてないんだし駄目だよ言っちゃ」

「この話はなかった事に!!」

「内密ですな」

(9カ国だと!!帝国よりも大きいではないか!!どう接していいかわからん!だからか!陛下がよこしたのか!!位が上の公爵様などに対応方法聞かねば!!太后様にもか!!何だ!!!知らぬが花というが…確かに他の勇者様はしょう爵しておらん!!!)


後日、王宮にて


「お前に一任しておる、気楽に致せ!!」

(何だと!!ただの商人と言ってたではないか!!)


退出


「宰相よ9カ国もの大国を有したものにどうしたらいいのかな?」

「知りませんし前列がありません、見なかったことにしましょう…異世界ですし誰もしりませんよ」

「今覚えはふくよかでどことなく高貴な気風があったかな…まあ忘れよう!!なっ!公爵もそう思うだろ?」

「領土広げたら伯爵にでもすればいいかと」

「まだ14らしいぞ?」

「ゆくゆくですよ」


こうしていつの間にか出世街道爆進中であった


ダンジョンとゴブリン集落がりは特に苦もなく終わってしまった


「毎日お風呂に入れるのはいいねえ」


「ヨモギ湯はいいわあ」


「疲れが取れますからね」


「ゴブリンふれずにボウガン使うのはいいなあ汚れない」


「連射できないし距離が短い…」


「まあ臭いけどスキル習得の為には近接よ」


「明日からダンジョンの梯子だ、さくさくいくよ(笑)」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ