初級ダンジョン
貴族街
「うわあ!大きな石造りの屋敷ばかりだ!」
「お店もある!明らかに高そう」
「衛兵さんたちが住む場所と騎士の方が住む場所、貴族とわかれてます」
「このロバ馬車、ギイギイとするからサスペンションもないしかなり揺れる…」
「サスペンション?」
ぺらぺら
「色々あるのですね」
「お金があれば色々できますよ」
「お金…」
「もう少しで実家です」
セシル男爵屋敷前
「これは…何ともクラシックな!!」
「おんぼろでいいですよ(笑)」
「なあ沙紀、あれ再生出来ない?石と木材あればできそうじゃない?若返りで鍛えたスキルの応用」
「どうなんだろ?薪少しと石はあるぞ、投石用で拾ってたやつ、99あるしいらないかなと…処分するのもあれだし」
「男爵様に許可貰ったらね」
「木材は少し足りないかも…」
「どういう事ですの?」
「沙紀は再生スキル持ちなのよ、つまりクラシックな屋敷が新品同様にとね」
「なっ!!勇者スキルって凄いですね」
「マリンお嬢様!おかえりなさいませ」
「お嬢様そちらの方々が例の?」
「エリー寝室の手配とスチワートはロバを納屋にお願い、あと木材を少し用意して欲しい石も、玄関付近にお願い」
「良くいらしたマリンの父のヴァン・セシルというしがない男爵をしている、湯浴みの用意をさせる、夕食がてら異世界の話を聞きたいぞ」
ギシギシギシ
「気になりますか?抜け落ちる心配はまだないので安心して下さい」
「そうそう、お父様!ご相談があるの」
ぺらぺら
「何ですと!」
ぺらぺら
「だめかもしれないがやる価値はあるか」
ぺらぺら
「一時屋敷から人払いをしてやってみようか」
「お願い!!」
「赤野様よろしくお願いします。」
「はじめてだし屋敷まるまる一つ分だから自身ないので期待しないでね(笑)」
「これ材料触りながらで多分いいよね?魔法陣とかないけど…」
「朴も無くてできるし僕もだから、いるやつといらないやつがあるはず出来なかったらそれまでよ」
「行きます!!皆、念の為に離れて!!」
「再生!!!」
バキバキゴキゴキっズゴゴゴゴゴ
「うわあホコリが凄い」「クリーン」「クリーン」
「頭がクラクラする、魔力枯渇した!!」
「成功?念の為誰か1人が様子見に」
「ヴァン様、スチワートが見てきます」
「頼む」
暫くして
「素晴らしいです!!皆様中へ、安全です」
「うわあ!!床が鳴らない!!」「台所も新品同様です」「風呂もだ」
「儂の書斎も机まで新品!!」
「あー外にある材木置き場とトイレと馬小屋は古いままです!!」
「まあ仕方ないさ、しかし何と御礼を言ったら…」
「島津の奥様予定の実家だし、チョコレートやブラジャーで世話になってるから特別よ!!本当はすんごくお金かかるんだから!!」
「あー…最初、押し付けられたと落胆しておったが…違ったんだな」
「お父様!!大当たり物件でしてよ!!」
「急いで湯を沸かしさせます!!夕食のし宅もさせますのでこちらで暖炉に当たりながら寛いでくだされ」
異世界の話
ぺらぺら
ぺらぺら
ぺらぺら
「我が領地は村2つで人口500もおらん、海も山、川もない、森だけだがいいのはあるか?」
「木の種類や植物、動物やきのこの種類がわかれば…やりようはあるかと思います。」
「地下水だけはオリンポス山から豊富にある、井戸があちこちでできる」
「川はないのですか?」
「ちょうど他の領地のとこなんじゃよ、林業して開墾して領地開発しておる、小麦もよそほどとれんくてな、大根や人参、クレソンやネギなど植えて、税金は小麦をとっておる」
「島津殿!!溜池作って田んぼありじゃない?」
「田んぼ?」
「陛下からお触れがそろそろあるはずですがササニシキというのがありまして」
ぺらぺら
「何と!!」「40粒も!」「湿地が活用できるのか!!」
塩おにぎり にんにく魚醤漬けの唐揚げ すー
「どうぞ夕食前ですが」
「島津殿!!唐揚げ何個隠し持ってるの!!」
「うまい!!これがお米!!ササニシキ!!」
「これもうまい!!唐揚げと申したか?米と相性が良い!酒が呑みたくなる」
ぺらぺら
「何と!!酒造りにも化粧水にも漬物とやらにも使えるとな?」
「米の研ぎ汁で床を拭くと光沢が出るとな!!」
「ササニシキを売ってはくれないだろうか?」
「身内価格で大銀貨1で70キロになります!!」
「僅か1銀…70キロが2800キロになり112000キロに…飢えとおさらばというわけか」
「王命が下る前に既成事実作って開始せねば!!マリンでかした!!最高の婿だ!!だが婚姻は16だからその…あれはなしだ…あとは他の女性にも不貞行為はなしだ何故か知らんが王命だ」
「あいつ嫌い!」
「あー米づくりなど纏めた紙です、どうぞ」
「犬上様ありがとう!絵付きかわかりやすい助かる」
「スチワート!!」
「ここに!!領地に行って大至急、ササニシキを植える準備を!!」
「落ち着いて下さい!!田植えは春頃から!!田んぼの整地と苗を育てるしか出来ませんよ、焦っても」
「冬であったな(笑)」
「ササニシキ買えなくなるかもしれませんから購入しときますか?」
「銀貨5枚分貰おう」
大銀貨すー
「おー消えたぞ」
「袋の準備を」
ザザザー
「おー!!」
ザザザー
「まだとまらんのう」
ザザザー
「大丈夫だよね!」
5分後
「ふう…」
「お疲れ様350キロですからね!1家族が月に5キロだとして70家族分!!」
「これがササニシキ!!」
「付喪神的なやつだと思う、僕らの國の天照大神という引きこもりの神の眷属、ササニシキ神的な何か」
「よくわからんがササニシキ神という事だな、まあ酒も食糧もできるんだ対して違わんであろう、酒造り頑張らねばな」
「領地の植物や動物の図鑑ってあります?」
「ないかあったほうがいいのだろ?狩人などの中にも絵がうまいものがおるやもしれんいなければ派遣して作らせるのでしばし時をくれ、我が領地は変わるぞ!!(笑)」
「お湯わきました」
スキップ
「混用!!!」
「木材が産地とはいえ冬は無駄な消費は出来ん故に昔からそうですわ、夏などは別々」
「みんな!!入るのを少し待って欲しい!!新商品がある」
「ヨモギの入浴剤!!髪の保湿!抗菌作用、お肌つるつる効果!!」
「おー!!流石、美容の勇者!」
「驚くのはまだ早い!!ヨモギリンス!!髪のキューティクルがまし枝毛とおさらば髪艶々!!」
「おー!!」
「尚、ヨモギ石鹸は作り忘れ、シャンプーも…」
「惜しい!!そこよ!!」
スキップ
「何これ!!心が落ち着く〜」
「ヨモギを乾燥させて粉末にしあら目の袋に入れるだけ!!お手頃なのにこの性能」
「確かに〜肌がつるつるになったかも」
「シャンプーがない!!異世界は基本湯で洗うだけなんだからね!!」
「時間かけないと汚れが落ちない」
スキップ
「あー久しぶりのこの髪ツヤ」
「ウソっ何この艶!!」
「ヨモギリンスといいます!!」
「嫁を好きあらば見ようとしないでください!!」
「ししてないしー!!」
スキップ
「良いお湯でした、ありがとうございます。」
「勇者様!!ヨモギリンスとヨモギ入浴剤とヨモギ石鹸とヨモギシャンプーなるものを我がセシル家でも作らせて下さい」
「マリン端ないですよ!!」
「お母様!!この髪と肌を触って見て下さい」
「まあ!!何これ!!」
「まだ時間もあります、エリー達とヨモギ湯に浸かれば意味がわかります、さほど冷えてないので少し温めるだけでいけるはずです!!」
スキップ
「マリン!!!私が間違ってた、何この髪!!この肌!!」
「勇者様!!」
「実は材料が…」
ぺらぺら
「ユニークスキルで出されたものでしたか…栽培は出来ませんの?」
「男爵様!!駄目もとで植えてみますか?成功したら女性はヨモギで喜び、男性は唐揚げで喜べます、損はないかと」
「あの唐揚げはいいもんだ!」
「まだ7キロは物があるので半分差し上げます、成功したら利益の一部を!!あとにんにくには血流を促す効果が血液サラサラで長寿にも」
「なっ!やるしかないではないか!!」
「にんにく料理もいくつか…」
夕食
「にんにくまるまる揚げただけのこれもなかなか、バターと塩と魚醤の相性がたまらない!!」
「副作用は息が臭くなるので集まる場には向きません」
「長寿の為よ少しは我慢するさ」
「しかしササニシキは何にでも合うの!!春になったらどこよりも早く田植えをしてやる、ヨモギにんにく栽培と商会設立で売り出してやる」
「お父様!!お酒で上機嫌ですわ(笑)」
「島津どの!!ステテコと腹巻きプレゼントしたら?」
「お腹冷えなくて楽だよ!越中褌も!!」
「婿殿はそういうアイテムを出せるのか?」
「お金さえあれば出せます、例えばこういうの」
佐久間式ドロップ 板チョコレート ブラジャー黒 赤 ベージュ ワンピース青 桃色 緑 ステテコ もんぺ 腹巻き 越中褌
「わわわわっ!!」
「プレゼントです、お好きなのをどうぞ!!」
「これ!!チョコレートですよね!お茶会で見ました!!」
「この茶色のがか?うまいのか?」
パクっ
「凄いな…マリンもみんなも食べてみて」
パクっパクっパクっ
「甘い…姉様が最近王宮から離れないわけだ…」
「甘いですね」
「その白いのは?」
「越中褌といいます、スチワートさんも男爵様もあちらへ行きましょう、女性陣もブラジャーなどありますから」
「こうくっと閉まるな!!それでいて衛生的であるしウールより材質がいい、スチワート、下着はこれに切り替えようか?」
「私もゴワゴワした今のよりはこれがいいです、何枚か騎士団にも持っていってあげたいな…」
「原価が0.2程です、身内価格で1銀で4枚でしょうか」
「かたじけない10銀分欲しい」
「私も!!1銀分」
「あ〜お金があったらブラジャー買うのに!!」
「お母様!!ササニシキとヨモギバブルまで辛抱です!!」
「みんなさっそく着替えておるな!!アルガよ緑のワンピースとやらはお似合いぞ!!」
「黑のブラジャーが少しだけ緩いのがあれですが気に入ってます!!」
「男爵様!もてなしてくれた御礼をアルガ様にしてもよろしいでしょうか?」
「して頂いたのは儂ら…頼みます!」
「ちょこっとバストアップ」「ちょこっと美白」「ちょこっと美肌」「髪ふさふさ」
「えっ!!」
40代から30代前半
「奥様!!」「アルガ!!!」「お母様!!」
「みんなどうしたの?」
「鏡よ!!」「エリー!!」
「エェェ!!」
「男爵様にもよろしいですか?」
「儂は美肌やら若返りは若造に舐められるから…」
「わかりました!では」「髪の毛ふさふさ」「ちょこっとBIG」
「なっ!!」
「新技です内密に…」
「フフハハハ!!勇者殿に何かあればこのヴァン命に変えてもお助けしますぞ!!」
翌日
ギルド
「おい!!美容の勇者!!これを受け取れ!!」
「どちら様?」
「昨日のたわむれ3人組だ!!」
「あ〜もとに戻しますね!!」
「いい!!ただ…息子の方がまだ娘になってないのだが…まあこれも一興よこれは我らからの御礼だ、金貨5枚はある受け取れ!!」
「はあ…」
「アレクとやら!!いつかお前は抱くからな!!」
「犬上さん何してるんですか?ベロンベロンに酔わされたら拒否れないレベルになってるじゃないですか…」
「女遊びは程々にな」
「してません、まだ13です!!」
「怪しい…まあ早く初心者ダンジョンとやらの依頼を受けて行きましょう」
スキップ
嘆きの森
「ロバはいいね!しかもダンジョンの一つ目が一時間進んだらつくとか、しかもギルド支部があり受付すれば早く行けるなんて、毎朝6時にリスポンするからギルド8時で依頼とって9時に入らないとみんなに狩られるタイムロワイヤルだとは…ロバなかったら間に合わんかった何気に飛ばしてくれた」
「ロバもギルドで見てくれるのはいいね、ただダンジョン内は馬やロバは禁止と…確かにそうだよね狭いし」
「おっ!!大きなコウモリだあれも魔物かな?」
「いえ…あれはただのコウモリです、蒸し焼きにして食べると美味しいそうですよ!!」
「序盤だし、せっかくだけどスルーかな」
「地図もあるし、本当に初心者ダンジョンなんだな」
「おー!!動く骸骨と動く泥人形とネズミだ!!」
「流石に魔物だよね!」
「戦闘準備!!」
「圧縮爆炎!!」
「えっ!」「エェェ」
「林さんそれ強すぎ!!討伐消し炭だよ魔石すらない!!」
「ボス戦もそれ使うと怪しい…」「使えば使う程貧乏になる!!」
「あのアマ!!説明不足も大概ぞ!!」
「暫く聖剣などで行きましょう」
「なかなかエンカウントしませんね」
「あー!!ピッコロさんが六!!」
「みんな1人1匹だけだよ!!欲張り禁止!!」
「では私から!!」
「ギギギィ」
シュッ!!スバンッ
「はっ!」「えっ!」
「アレク!一撃で6匹はないでしょ!!斬撃飛ぶなんてその聖槍禁止!」
「おー!なんか光に包まれてく!!」
「見えないよ!」
「レベル1から2になったようです」
「なっ!!パーティー分散じゃないのか?」
「だめ与えたり回復貢献やバフ貢献したものだけだってよ、林さんはレベルあがってないみたいだから6ぐらいで1か」
「とりあえずアレクは後ろ警戒任務だね」
その後、特に何もなくさくさく戦闘
皆レベル3になりそこからあまりレベルが上がらなくなった
「おかしい!!勇者なのに武器使用禁止しばりなのに一撃ぞ!!」
「あれじゃない?確か階層ボスを倒したらてられるか地下に行けるやつ」
「ほれ地図が3枚ある」
「だよね〜!!」
「武器使用禁止はそのまま?とりあえずボス部屋入ろう」
門
ギイー
「おー!!多分ボブゴブリンだあとはゴブリン8、では行きますか!!」
「おい!!林さん!」
ボブゴブリンが飛びかかり棍棒で林を殴り…つけられなかった、林さんは衝撃そのまま受け止め、ボブゴブリンの足を掴んでそれでゴブリンを殲滅した、もちろんボブゴブリンも死んでいる
「何もしてないしー」
「あっレベル4になった!!」
「林さん!!当分休憩!!」
「宝場ないね…古代の遺跡やらそういうダンジョンじゃないからかな?」
「魔石回収して次だね、あそこから地下らしいよ」
「今度こそ強敵望む!!」
「いないねえ、なかなかエンカウントしない…、初心者ダンジョンだけあって至るとこに数字や記号あるから迷わないし…」
「嫌な予感がする…確か国王が聖剣あれば中級くらいまでならさくさくといってたような…」
「大丈夫だよ強敵入るはずだよ!!」
「おっ服みたいなのきた骸骨だ!木の?盾と錆びた剣持ってる!10体!!」
「流石に…武器使用禁止?」「とりあえず手合わせしてからだね」「ナメプはいけない!!」
「剣のふりおっそ!!」
「沙紀の蹴りで粉砕だと!!生前カルシウム不足か?」
バキッ!
「もう殲滅か…レベル上がらず」
「おー!!土色のスライムだ!!しかも大きい!!」
「スライムって物理無効とかかな?」
「やあ!!」
バチンッとサンドラの蹴り崩れるスライムの身体、魔核があらわに!サンドラはそれを引き離すとスライムは動きを止めた
「少し硬いゼリーてすわね、このぷよぷよも確か素材だから回収しましょう」
特に驚異もなくレベル5へ
「もっとこう強敵とさ!魂のぶつかりあいを!!」
「わかるよわかる」
「さくっとやってから違うとこかな?」
「敵倒すより移動のが辛い」
「ボス部屋いったら少し休憩ね、倒したら暫く安全地帯になるみたいだから」
門
「なっ!!あれば地獄男爵ナイトメアとボーンナイト!しかもボーンナイトが3体レベル15の敵だったはず!」
「いいねえ!!レベル5がレベル15とやり合う!!」
「連携しっかりして行きましょう!!沙紀!!バフ頼む!!切り崩してくる!!アレク!!側面頼む!林も!!」
「やあ!!」
ザンッ!!
「( ゜д゜)ハッ!」
「終わったようね!!」
「すまないレベル3上がった」「私も1上がった」
「オーバースペックだろうが!!」
「武器屋で切れ味の悪く丈夫だけの武器とナイフだけみんな買う?」
「ん〜迷うよね…」「ま、まだフロアボスだしダンジョンボスは違うはずだよ多分…」
「パピルスのゴザ持ち歩いてるのね」
「地面に座るの嫌じゃん」
「ブドウの酵母から作ったパンにレタスとにんにく醤油漬けの焼き鳥を挟んだやつと塩おにぎりと豆スープどうぞ」
「黒パンじゃない!!」
「あんたどうして!」
「アンズとブドウとりんごで試してみたらブドウの方が相性よくてできたんだよ、食べてみて」
「市販のには負けるがアイテムボックスからだしたから焼き立てだよ」
「あーマヨネーズ欲しいね」
「わかる〜」
「柔らか〜い」
「マリンさんたちは黒パンだけ?」
「たまに白パンはありますが基本黒パンですね」
「このパン何か入れた?小麦と卵と酵母だけでは甘さはあまり出ないわ」
「どんなときも隠し味!!佐久間式ドロップだよ、パイナップル味、蜜柑と迷ったけどそれにした」
「贅沢な使い方を…」
「みんなは料理できる?」
「私は出来ます!」「えっ!じゃあ私も!」
「できるのが7名いて2名だけか、林さんや島津殿は出来ない?」
「電子レンジとレトルト食品があれば…」「カップラーメンと湯があれば…」
「なるほどよくわかった…料理利権は沙紀とサンドラの独占と、僕は鍋料理だけだから…味噌を封印されてるから、ひよこ豆を茹でて塩いれて潰して発酵させて見ようと思ってる、大豆がまだないから、豆腐も先、ひよこ豆の豆腐…麻婆豆腐が遠い!!調味料知らない!!」
「あー麻婆豆腐は一般人は知らんよね、ギリギリカレーぐらいだよ!!」
「知ってる人いる?」
「山椒!!」「豆腐!」「豆板醤!!」「鶏ガラスープ」「酒!!」
「まあそれぐらいだけどその豆板醤がわからん」
「確かに!!」「だろ?漢字みたら豆と醤油が使われてるのはわかるし赤いし辛いから唐辛子と油なんだろうとわかるけど他には?作り方は?」
「確かに!!」「山椒がない麻婆豆腐は偽物だろうし」
「俺多分豆板醤できるかも、豆はそら豆だ!!」
「おー!!林さん!!あなたを麻婆豆腐大使に任命しますぞ!!、島津殿が島唐辛子の種は出せる、栽培して豆板醤と麻婆豆腐販売したら御殿たちますよ(笑)」
「山椒は地道に見つけましょう」
「島唐辛子や豆板醤やら麻婆豆腐は凄いものなのですか?」
「ん〜胃袋を殴って従わせる料理だな」
「そうかもね、しかもこの国に島唐辛子案外根付くかも、身体温まるしね」
「和久様!!島唐辛子とやらが欲しいです!!銅貨って使えますか?」
「そういや試したことないや」
「少銀貨3枚銅貨83枚が全財産何ですが83枚で買えますか?」
「やってみようか」
すー
「できたはできたけどレートが違うみたいだ本来は少銀貨8枚と3枚だが4銀しか反映されてない!!」
「まあそうだよね…」
「買ってあげられそう?」
島唐辛子0.1
「4つ行ける!!」
「多分かなり小さいよ、壺か細いキメの袋ある?」
「2つだけ…」
「このショップはあまり信用できんからな米何て70キロだからな」
「1つずついこう」
さ〜
ピタッ
「えっ?200グラムもなさそう」
「じゃあ全部」
さ〜
「なるほど!!こうやって仕入れてたのね」
「見るのはじめてか」
「そうだよ!しかもどれぐらいかなにがでるかわからない賭けなのです」
「板チョコレートはあたりだったね、結構設けた」
「私は再生スキルが良かった」
「爆発は…」
「採掘現場で神になれるでしょ?ダイナマイトと基本採掘だし」
「なるほど!!!」
「廃坑とか買ってさ大規模に爆発させれば絶対新しい鉱脈あるって!!億万長者スキルじゃん」
「崩落が…」
「崩落するものもろともよ」
「流石に(笑)」
「安易に爆弾とい手もあるけど儲からないから第二のノーベルさん計画かな?火薬は元々中国だし、ロアナ様も火薬に興味ありそうだったから林の名前出しといた、将来、爆炎の貴族とかになるかもね」
「貴族は貴族でも貧乏は嫌だな」
「えっ!うち!!」
「いや、そういう意味じゃないよ」
「僕らって頑張って男爵だよね、騎士か準男爵に収まる感じ」
「あーそれ以上求めたら僻地か暗殺コースだね、魔王を倒せる戦力が領地と武力持ったら魔王につぐ驚異だからね」
「幸せな勇者物語が少ないだいたいPTSD系や悲惨だよね、続編あるのって少ない」
「権利者としたら使いづらいだろうしね」
「無難に生きよう!!目指せ老衰」
「老衰か!確かに理想だな茨の道ぞ」
「貴族にならなければ裏の世界やら色んなとこが担ぎ上げるが年取ると用無しでポイだろうしね」
「あー」
「貴族なれなくてもなれたものが囲って老後同盟しましょう!」
「まあ魔王倒してからね(笑)」
「さて終わらせてあと一周はさくさくいくよ」
地下3階へ
「ボロッボロな鎧きたピッコロさんとボブゴブリンとゴブリンアーチャーだ」
「弓には気をつけよう!!」
シュッ!
バタ
「ごめん、聖槍でついちゃった!!」
「何もしてない」
「良し!!ボス部屋以外武器禁止!!」
「あの〜わたしこれまで一撃も与えてないです」
「何だって!!そうかマリンさん…ちなみに今格はどれぐらい?11です」
「僕が8だし、攻撃入れられたらで!!オーバースペックだよ」
スタスタ
「オ、オーガだよな多分あれ?ギルドの依頼書で見たぞ」
「いえあればアサーボブゴブリンです、戦士タイプのボブゴブリンです、盾を使うので硬いはずです」
「俺がいってみる」
「単体だし危なそうなら支援でいいか」
ドカッ バスッ
プジャ
「うわあアイアンクロウはエグい」
「ゴリラの握力はトンだろ?下手な金属は曲がるし金属の外装を持つ生物以外あれを防ぐやつはいない…」
「確かに人間でりんご潰す人や分厚い本を引き裂く人がいるけどゴリラ無双の林は次元が違うからなあ」
「あいつに酒は与えたら駄目!!たわむれで軽く命がなくなる」
「終わったよ」
「うん、見てた、人族やめたのね!!」
「毎日、加減の特訓してるんだからそういうのはなしだ!!」
「仲直りの握手を!!」「握手はまだ完璧じゃないから気持ちだけ、朴の手をうっかり破壊したことがある、間違えるとパンッと破裂する」
「難儀な呪いだね」
「まあさくっとボス部屋までいこう!!」
特に危険もなくボス部屋へ
皆レベル9に
門
「あれは確かシルバーベアー!!しかも3匹!格15ぐらいがいくダンジョンにいる敵…」
「あれゴブリン食べてる…ボリボリとした破裂音が響いてる」
「皆様!!毛皮は高級品です!!なまじ栄誉があるから丈夫で人気な毛皮になるのです!!」
「なるほど!狙いは顔オンリーなのね!!」
「4メートルあるんじゃないか?それにあの腕、筋肉凄い」
「みんな!!聖武器解除!!いくよ」
デカイ!!
対峙したらデカさがわかった!!数字だけじゃない!!
シルバーベアーが叫んだ!!!!
「足が動かない!!」
「そういうスキルです!!」
ベアーの一撃!!!
「あれ?!」
「なあ、きのせいか衝撃はあるが、吹き飛ばされもせず耐えられるんだが僕だけ?」
「咆哮スキルは格が下の敵の足止めなので間違いなく格上です」
「私もさっき突進してきたあいつにぶつかったけど…子犬が飛びかかった衝撃だけ…」
「一応数減らすか、一匹軽めに聖剣ふるね」
さくっ
「良し手加減できた!首から上を切断」
「アレク!!自分から噛まれようとしない!!」
「おっ!!口をこじ開けて!!まさか!!!あー死んじゃった!!」
「この方が多分高く売れる!!」
「マリンさんいってみる?」
「てやあ!!」
「キャッ」
「うわあ凄い飛んだ!!」
「沙紀!!バフをマリンさんにヒールはまだ使えない」
「サンドラさん島津さんにバフを!!終わったら慈愛でマリンさんを回復」
「島津さんいけー」
シルバーベアーの一撃を食い止める
「食い止められるが口開いては駄目だ、武器使う!!」
パンッ!杖で叩かれた頭は潰れ死んだ
「これ…思ったけど聖剣装備時、装備者のバフされてるね」
「多分な…つまり中級ダンジョンまでこんな感じ…俺の冒険譚が…」
「ソシャゲみたいに最初から強すぎる武器…銅の剣か棍棒買う?」
「ボーンナイトの武器使えばいいじゃん」
「そうだね!!そうしよう!!」
「もう一周ってリスポーンは朝だからもう今日終わりだよ?」
「帰ろうか…森探索でもいいし」
「隠し通路探しであと一周もあり?」
「流石にないんじゃないの?」
「隠し通路でお宝とか…可能性低そう…」
「森で椎茸とか取ってきて炊き込みご飯にしたほうが有意義」
「とりあえず解体だけど聖剣で解体したら悲惨だよね…(笑)」
「そんなら聖剣で椎茸採取も危ないぞ!!」「手で…」
「バフ付の手でか?」「ナイフあるぞ!道具屋から買ったのが」
「まあ一度帰ろう!!ベアーの解体方法何てしらないしね」
「高級品じゃなければやるが…高級品と言われたらね…」
「帰ってお祝いだ」
「マリンさんも大事なくだし明日は反省点を見つけつつダンジョンをはしごしよう」
ギルド受付
「もう終わったんですか?」
「キラーベアー3体とかだし討伐証明はどこに出せば?」
「おいおい聞いたか?美容の勇者様達が格15のキラーベアー3体とな!!まだ年齢12ぐらいだろ?」「格確か1で旅立って行ったよな?」
「間違いなく格1だった」「勇者だもんね…バストアップだけじゃない!!」今、格はいくつだ?」「ジョーイさん」「ん〜10ですね」
「末恐ろしい!!」「格上食い、戦闘スキルもやばいんだろうな…」
(聖剣の力です…)
「置くに出して下さい、査定します」
暫くして!!
「おい!!ボブゴブリンだ、こっちはボーナイト!!ナイトメアもいるがこのキラーベアーなんだよ外傷ないぞ!!口がぶらぶらしてるって事は口をこじ開けて殺した…キラーベアーは4メートルだそ!!咬筋力も凄いのにそれ以上の膂力…こんな綺麗な状態の査定がわからん、一応高くつけて置く」
「なあ…気まずいんだけど」「私も…」「俺も…」
「武器バフの力だって言い出せない…」
「あの王様って何だかんだいって過保護だよな」
「ツンデレってやつかもな…面倒くさい」
「果実水の味がしない、みんなの視線が…」
「明日から複数依頼取ってやろう、朝市はダンジョン、終わったら薬草採取や子守とか犬の散歩とかね」
「子守ってこのバフな肉体で子守…林の気持ちがわかる…」
「武器買うにも金がなかった、査定次第だね」
暫くして
「お待たせしました、全部で金貨1枚大銀貨27枚銀貨6枚銅貨3枚です」
「一日で127万だと!!一人辺り大銀貨18枚銀1枚かな」
「銀貨に買えて貰っていいですか?
「少しお待ちくださいませ」
暫くして
「どうぞ」
「ありがとうございます!!受付さんご相談があります、ギルドマスターの部屋で聞きますよ!!マスターも話してみたいそうですから、準備してきます、終わりましたら及びします」
「少し前の島津殿の給料を1日で稼いでしまった。」
「大銀貨15でしたからね」「30じゃないの?」「あー0だったのをお願いしてあげたやつか」「0だったの?」「魔力至上主義の弊害よ」「あーなるほど」「まず、みんなに分配」
「久しぶりの大銀貨二桁!ありがとう!!」
「いい事ばかりじゃないかも武装スキルが多分このままだと覚えられない」
「あ〜ハンスさんとかがやってたあれか戦いの中でしか習得出来ないスキルだよね」
「しかし現状、武器使えばワンパン、魔王軍と対峙したらヤバス」
「ナイフで僕は戦う!!」
「なあ武器屋で初心に戻って銅の剣とか買う?あと武装スキルやいいダンジョン情報聞けるかもだし」
「ギルドマスターに近場で錆びついたクエスト情報聞いてから明日に備えよう」
「なるほど、皆の狩場をこのままだと奪いかねんから錆びついたやつね」
「そういう事」
「準備できました〜」