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犬上家の冒険  作者: 昭和道らむね丸
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ぷろろーぐ

見切り発車

俺の名前は犬上慶五郎(いぬがみ けいごろう)

代々しぶとく続く零細企業の船会社の嫡男、嫡男なのに五郎、名付け親のじいちゃんが良いご縁がありますようにとつけたそうだ。(5円=ご縁)


最近は親父から勉強して公務員になれと言われ、近所の赤野沙紀のススメもあり中学2年からオンラインの塾で学ぶようになった


最近はどこも不景気で補助金ゾンビで延命してるとこが大半だ、ものづくり日本?


日本なんて国はもうなくなりました。


中国から始まったウィルスが人から猫や動物に感染、動物から人へ変異を続け、当初高齢者しかかからないならと危険度を軽視していたが子供にも感染するように変異し10数年悪化を続け未だ出口が見えていない。


世界は混沌の極みであった、

出生率はコロナの影響で政府の予想より3割も減り、2035年には団塊世代の年齢が75を越え次々とリタイアしていき人口も1億1000万ぐらいと予想されていたが“日本人“は6000万人程しかいなくなった。


原因は食料不足と中国と台湾の戦争などだ

中国でのダムの崩壊、インド、アメリカ、オーストラリアなど間伐が続き、水不足での食料輸入が厳しくなり、2020年頃の食料自給率38%だった元日本という国は各地にあった農家の成りてがいなかった非耕作地

を政府が借り上げ、農機具の無償貸し出しや補助金をだし量産型百姓を出す政策を打ち出した。しかし緊急対策の政策で研修不足などもあり離職する人が増えなかなか定着せず、そこで政府は徴兵制ならぬ徴農制を動員する法案をだし実行し辛うじて終息に向かってはいるが“食料配給制“も一時的に導入してた事もあり飲食店やスーパー等は軒並み休業、食料を外国から輸入する事も難しく国内は食料の奪い合いや闇市が跋扈し(ばっこ)多くの百姓貴族を産んだ反面、多くの命が飢えにより散った。


窮地に追いやられた元日本は同盟国アメリカではなくロシアとベネゼエラを頼った

液化天然ガスの輸入、地球温暖化で肥沃な大地とかしたロシアから穀物

ベネズエラから石油とカカオ等

これにより何とか最悪な自体は回避していた。

(ロシアとは南樺太の譲渡!?今更だが第二次世界大戦の処理がまだなのだサンフランシスコ条約に調印をロシアはしておらず国境線の引き直し交渉、日本はロシアとの同盟を組まされた(´(ェ)`)熊のロシアだけに…サハリン2もだが日ソ不可侵条約の一方的な破棄など、前科がありありな銀行強盗の熊さん、日本はフラグという水爆を抱えてしまった。)

台湾と中国との戦争で台湾が中国領になり、戦争期間中は中東から石油を輸入できずしかも現地では水や食料を奪う紛争が激化し安全に資源が手に入らなくなり、石油を必要とする産業は尽く衰退していった。


中国は中国で2020年には中国系アメリカ人を500万人程からどんどん増やし一時待ったをかけられたが移民法の緩和とアメリカが受け入れないならカナダでしょ!とカナダをターゲットに100万程度のカナダ系中国人を中国人同士の結婚ではなくあくまで中国系を増やすんだ政策で増加、カナダ経由でアメリカへ、


台湾との戦争も内政干渉するなと抗議、人口比率でも無視出来ない存在になっている中国は数は力だと言わんばかりに選挙で中国に有利に持って行く。

アメリカとの戦争?乗っ取ればいいんじゃないの?国内の問題(貧民)をアメリカやオーストラリアなどに押し付け、彼等から送られてくる物資や外貨で中国は人材派遣国として武器や銭ではなく人を使って“戦争“をしていた。


資源戦争もまた同じく、佐渡金山など枯渇?した金山などを購入し採掘をしたたかだか600メートル程採掘しただけだよね?採算?何それ!人類は15000メートル程まで採掘してるんだしガツガツと採掘、案の定あらたな鉱脈も見つかり日本国内の鳥取や石垣島沖合付近にあるメタンハイドレートもガツガツ採掘、ボーダーフリーでしょ!!何!日本国籍を有してる企業や人材じゃないと駄目?はい!!日本国籍(帰化済み)

採算という言葉が意味しない中国は月欲しいな、(๑•̀ㅂ•́)و✧よし、天宮計画やどんどんうちあげて月面基地作るんだ、インドも参入して煩いが数は力だ!!アメリカもルクセンブルクも資源開発大丈夫といってるしへいきへいきと言わんばかりにガンガン打ち上げ宇宙ゴミを撒き散らし、それがバリケードとかし中国は宇宙エレベーターや太陽光パネルでの発電及び軍事衛星や宇宙兵器(ただの金属を宇宙から地上に向けて発射する、月面開発で取れる岩盤なども、超高速で落下する物体を止められると思う?しかも司令は月面基地から地上とネットワークが完全に違う為にハッキングも現地(月)じゃないと無理)それと月には水が大量にあり、水素燃料を使って色々とあとヘリウム3もあるので核兵器開発し放題。


日本は経済も落ち込みそれでも何とか生きていた。

熊が動くまでは…


熊が度々液化天然ガスのパイプラインを価格交渉という外圧でグイグイ、時には止めたりするもんだからたちが悪い。日朝新聞などはロシア批判ではなく何故か日本批判、各メディアも同様、政権は自民党、公明党からやらかしの民主系や令和新選組ではなく何故か日本共産党!えっ生きてたのワレ状態の墓場から復活である、ロシア 朝鮮 中国との関係改善の為にエリクサー(くさや)投入。

当初こそよかったが言論封鎖や粛清に乗り出し、気づけばあれよあれよといつの間にか中華人民共和国日本人自治区になり国から省になってしまっていた。本国から大量の人、日本人はマイノリティーに神社や仏閣や教会はどんどん謎の火災で焼失、天皇家も何故か血筋が絶え幕を閉じた。

辛うじて日本語だけはあるが教科書も日本の歴史より中国、織田信長?誰それ状態


そんな時代背景スタートの物語である


電脳モデムの開発も採算?人権?何それ?な中国において50年から100年はかかるのではと言われていたが僅か15年たらずで…

電脳化である。


語学学校が軒並み廃業したのは言うまでもない


接続時間は制限されるが好きな情報をダウンロードするだけだ


中国共産党はセロトニン(心の安らぎに関与)、エンドルフィン(一種の脳内モルヒネ)、オキシトシン(愛情や精神的安心感のホルモン)を使い中国共産党の反旗を物理的に駆除


原始人類 電脳化前の人類

新人類 電脳化後の人類


1秒の感覚が違う、電脳空間の一秒は現実世界の5秒にも10秒にも当たる。

人生80年だとして脳内時間も合わせると感覚値で300歳から600歳になるのだ。

商品開発や各分野の研究もそれは捗る


味覚情報や快楽情報あらゆる情報を販売する人もいる。


じゃあ何故、学校に通うのか?

大量の情報があっても適切に引き出せなければ意味がない

漢字のど忘れや物忘れ、あれ何だっけ?のそれ防止なども兼ねている。



※※※※

某所

赤の手先こと、赤野沙紀と同人誌や漫画などをあさりに来ている。


「やはり紙は良いよな」

紙業界は潰れる潰れると言われ続けているが一部の紙至上主義のお陰で絶滅はしていない

災害時でもネットワークが使えない状態の娯楽や幼児教育の絵本などの為。


「やったぁー!ケツの穴から手突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたろか!!のラノベ本があった!!」


「何それ?てなもんや三度笠だったが?…岡八郎かそれどういうラノベ?」


「アンタ馬鹿!!何も知らないのね、ニ田弾正先生の悪役令嬢 婚約破棄 ざまあ系よ!!」


そう赤野が言うと同時に大地が揺れた

天井のスプリンクラーの水が激しく揺さぶられたのだろうそれで固定ネジなどが緩み亀裂が生まれあっと言う間にぺしゃんこになって死んだ。









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