表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/25

異世界の魔法鑑定

「それでは始めます」


翌日、近くの教会(?)に行った。

ここで魔法鑑定をするらしい。


「では、ここに手を置いてください。」


牧師さんらしき人が進行する。

その人が持ってきた本の白紙のページに手を置くと赤い光に包まれ、字が浮かんできた。


これがいわゆるステータスで、

自分が許可しないと他人には見えないみたいだ。


-------------------


赤城楓


人間


レベル:40


称号:レンハム家の客人 転移者


魔#□りょク#:550000


使用可能魔法:火属性魔法 レベル4

水属性魔法 レベル8

風属性魔法 レベル9

身体強化 レベル2

結4@#□かい(」魔法 れベル50

スキル:無効化スキル

常時発動


裁縫スキル

レベル6

--------------------


・・・いや、これおかしくない?

ところどころバグってるんだけど。


「い、今の光は・・・?」


なんか牧師さんが隅の方で震えてた。


「・・・大丈夫ですか?」


「ヒィィィ!す、すみません!

許してくだひゃい!」


さすがにそんなにびびられると傷つくんだが。

噛んでるし。


「カエデ、このことについては家で話そう」


「あ、はい。」


・・・牧師さんは放置するのか。


屋敷につき、ヴィータさんの部屋に行くと、

昨日と同じようにライラと少年がいた。


「2人とも、カエデも同じだったよ」


「やっぱり・・・」


「・・・」


同じ?

何を言っているんだろう。


「カエデ、これから話すことは絶対に誰にも言わないと約束できるかい?」


「はい。」


私は自信を持って言った。

ここに来てから謎が増えるばかりだ。

1つくらい答えにたどり着きたい。


「実はね、この2人もカエデとおなじで、

ステータスに異常があったんだ。

数値が桁外れなところがあり、

通常は白く輝く光がルライラックは青、

シューキは緑に輝いた。」


「・・・」


「カエデは、赤い光が輝いた。

ステータスの数値もおかしいのだろう?」


「はい・・・」


「見せてもらって良いかい?」


「はい。」


私はステータスを皆に見えるようにした。

ステータスは意思で念じれば現れるみたいだ。

他人への表示も同様だった。


「・・・これは、また異常な。」


「すごい・・・」


「うわ・・・」


3人がそれを覗き込みそれぞれのリアクションをする。


「そんなえげつないですか?」


「まあ、私達も同じような物だけど、

やっぱり普通と比べると・・・」


「ていうか、全体的に化け物レベル・・・」


「これは・・・すごいね。」


そして、3人で相談し始める。


「魔力500000とは・・・」

「この暗号の列何?」

「無効化って?」


数分たってから3人は同時にこっちを向く。


「カエデ、よく聞いてくれ」


「はぁ・・・」


「君くらいの年だとだいたいレベルは10前後、

魔法のレベルも2程度なんだ。」


「え・・・。私、やばくないですか?」


「ああ、非常にやばい。

だから、君はこれを誰かに知られてはいけな

い。」


「誰にも・・・」


「特に無効化スキルと、暗号の列、おそらく結

界魔法だ。

この2つは珍しい。

知られれば、利用しようとする輩が現れるだ

ろう。

良いかい、絶対に知られてはならないよ。」


「・・・はい」


そう答えるとヴィータさんはほっとした顔をした。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ