表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

昔住んでいたマンションでの出来事。


ある日、ソファーで横になっているとき、俺は気付いた。


天井になんだか赤黒い染みがあることに。


――なんだあ?


その大きさは人の頭くらい。


形もそんなもんだ。


しかし疲れていたのでそれ以上は追求しなかった。



次の日の朝、天井を見上げると、やはり丸くて赤黒い染みがあった。


そして仕事から帰って見てみると、頭のようなものから頭よりは幅が狭い四角形の何かが生えていた。


それは俺には頭、そして首に見えた。


――なんか気持ち悪いなあ。


大家に相談することも考えたが、面倒だと思い、結局そのままにした。



翌日の夜には、首に見えるものの下に、どう見ても胴体にしか見えない染みが出現していた。


そしてその次の日には、胴体の右上部から棒のようなものが生えていた。


俺にはそれは頭、首、胴体、そして右腕に見えた。


――やっぱり大家に言うべきかな。


と思いつつも、その日はとりあえず寝た。



翌日、仕事から帰ってくると、今度は胴体の左上部から棒のようなものが現れた。


それはやっぱり、左腕にしか見えなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ