入学式で体調崩す人って多いのかな?
楽しんで頂けたら幸いです
今俺は制服を着て高校に行くため歩いているが少々困ってしまった。俺はこっちに戻ってきてほとんど勉強したりで家から出ていなかった。そのためこの引っ越してきたこの土地勘もあまりなく...
「やっべ、迷ったなこれ…」
そう呟くしかなかったのであった。
それから立ち往生していると近くを犬を散歩していた人から道を聞き何とか入学式に間に合った。
いやー、ほんと聞くことって大事だねー。
このように他人のように言っているが現実問題早くこの街にも慣れないといけないので散策してみようと思う。
それにしても、まさかこっちの世界でもステータスが開くとは思ってなかったからな。
今朝、トイレに入っていた俺は何となくステータスってどうなったのかなと思い念じてみる。するた、見事にステータスが表示されたわけである。しかも全く向こうにいた時と変わってないステータスであった。そしてこうも思った。
(あ、これ喧嘩とかしたら普通にダメなやつだ)と。
なので今日は帰ったらスキルの手加減を覚えなければならない。
そんなことを考えつつ入学式を無事に迎えた。後ろの席の人が貧血か頭痛かなんかで保健室に向かったがとりあえず無事に終わった。
クラスに向かい適当な席に座るよう言われた為日当たりの良い一番後ろの端の席つまり教室の前の出入り口から一番奥の席である。真っ先にそこに向かい座る。他の人も続いて思い思いの席についていくが俺の席の隣だけ誰も座らない、泣くよ俺
そんなことを知ってか知らずか先生が自己紹介を始めた
「俺はこのクラスの担任になった黒木 真人だよろしくな」
坊主にジャージである程度鍛えているであろうガタイの良さからして体育も教えていそうだなと考えていると出入り口側から自己紹介を始めとうとう俺の番になった。
「神巫 悠賀、よろしく」
俺の挨拶が無愛想だからかクラスのほとんどが俺の方を向いてくるが無視して座る。まぁ、何となく察しているんだが、すると黒木先生が俺の方を向き
「お前の席の隣は奴は今保健室に居るからこのプリント渡すから渡しに行っといてくれ。」
それはこのHRから俺の逃がす為の案なのかは分からないが質問攻めに合わないのなら越したことがないため答えは1つ
「あ、ウィス」
出席簿の角で頭を軽く叩かれた。地味に痛い。
HRが終わり俺は急いで先生の元に向かいプリントを受け取ったそして声をかけられる前になんとか廊下に逃げ出した。
「確か、保健室は一階だったよな。」
迷わないようHRの時間にこっそり場所を確認しといたため迷わずに進むことができた。
結論意外と遠かった。何故なら一年は4階建ての4階にあり保健室が一階にある階段の下りが地味に辛いのなんの、そんなことよりさっきから保健室のドアをノックしているのだが反応がない、居ないのか?
「失礼しまーす。」
中に入ると誰も居らずベッドの1つがカーテンに隠れていた。
「寝てるのか。起こすか?でもな…」
俺は悩みに悩んだ結果起きるのを待つことにした。一応席が今は隣になっているのださっきもクラスから逃げるように出てきたからクラスの人とは話していないのでここで1人ぐらいは話したいと思ってしまった。
保健室に設置してあるソファーに腰掛けて待つことにしただが10分後には睡魔に負け眠りについてしまうのだった。
いつまで寝ていたのだろうか。いつの間にかソファー寝転がる状態になっていたらしい。しかもなんだか人の気配がする、保健室の先生でも帰ってきたのか?
俺がゆっくり目を開けるとそこには1人の少女がこちらを覗き込んでいた。俺は起きたてで回ってない脳のまま。
「だれ?」
と呟いた。
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