勇者帰ってくる
はい、よろしくお願いします
俺は神巫 悠賀。現在15歳
1年前の2月に突然異世界に転移させられて勇者してました。なんとか1年で魔王との戦争を終結させることができ、送還魔法も完成し晴れて俺は日本に1年ぶりに帰ってきたわけだが。
日本に帰ってきて最初に目に入ったのは真っ白い壁であった訳で。
「え?ちょーーーー」
俺が何か言う前に目の前の壁が遠のき下に落ちる感覚、つまり目の前の壁は天井である
俺はついつい苦笑いを浮かべてしてしまう。
(はぁ、帰ってきて早々これかよ)
俺が衝撃に備え目を瞑りながら落ちる。そしてバフ!という音に包まれ俺は混乱してしまう
(はぁ?ドンじゃなくてバフ?)
そう思い目を開くと俺が落ちた先は布団の上だった。布団を眺めているとふと気がつく
「あれこの布団何処かで」
俺の声はここで遮られてしまった。何故なら部屋の外こちらへ走ってくる音が聞こえたからである
だが俺は慌てなくていい、何故ならこの布団の匂いとこの布団の柄そして部屋の扉が開き外から箒を持った俺の両親が顔を覗かせた。俺の顔を見て顔が驚愕で固まっているそんな事を気にすることなく
「だだいま母さん、父さん」
それを聞いた2人は涙を浮かべてこちらに走り寄ってきた。
2人をなんとか落ち着かせたあとあった出来事を話したら2人は信じてくれた。まぁ、向こうの世界で出来た背中にある斜めに走る傷跡を見せたからなのだが…。親からは別の県に引っ越したことも教え貰った。そのあととりあえず警察に見つかったことを話すとのこととなった
そこからはなんか凄かったこっちの生活に馴染みませながら毎日やってくるやってくる警察や国のお偉いさん。
うん、正直なんか怖かった。いろいろと
そんなこんなしているうちに国が高校に通わせる手続きをしてくれて普通の高校生活をしても良いとのことだ。もちろん学力は合わせる必要があるので結構必死に勉強したその甲斐あって1ヶ月で妥協点まで行けた。スゲェな俺
そして4月高校の入学式の日俺は意気揚々と家を出た
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