1930年~1935年兵器開発
今回は海軍の新造艦の紹介です次回は陸軍の紹介をします。
1930年代は第二次大戦で運用された兵器のほとんどが開発された時代と後世の歴史家が口を揃えている、
特に30年代前半は主力兵器の数々が発達する事になる以下はその一覧。
海軍
雲龍型中型正規空母
基準排水量 2万t
満載 2万5千t
全長 250m
水腺幅 26m
飛行甲板 245mx29mエレベーター3基
機関 ロ改型専燃艦 7基21万hpタービン4基4軸
航続距離 10,000mm/18kt
乗員 1,800名
カタパルト 1号8型蒸気カタパルト
武装40口径 33年式50口径12,7cm連装高角砲10基20門
40mm4連装機関砲22基88門
25mm単装機銃30艇
12cm30連装墳進砲6基
装甲 舷側70mm甲板50mm
搭載機 戦闘機・艦上爆撃機・艦上攻撃機など120機
(零戦・烈風・97式・天山・99式彗星)
日本軍は世界初の正規空母鳳翔が建造された後空母開発を推し進めていたそしてそれまでに建造された艦の経験を生かし中型で運用を容易にすることを目指し機関や武装に到るまで徹底的に研究開発を行なった
その性能は折り紙つきこれ以前に配備された空母にはカタパルトは配備されていないまた開戦後も配備
されないこれは設置には時間と費用がかかる為だカタパルトのおかげで緊急時も多数の戦闘機を発艦できることは大きな強み大戦時これが戦局に寄与する。高角砲は1分間に10~15発を発射でき他の艦艇と共に濃密を形成特に噴進砲と共に米軍機がいまだ編隊飛行をしている間に濃密な弾幕で殲滅を狙った海軍の意向が大きいまた噴進砲は急降下爆撃の回避にも有効に働いた再装填に時間が掛かるものの6基を交互に発射し弾幕を展開し時間を稼いだ。
島風型駆逐艦
基準排水量 3千8百t
全長 150m
全幅 15m
喫水 5m
機関 ロ改型専燃艦3基9万hpタービン2基2軸
航続距離 8,000/18kt
乗員 300名
兵装 33年式50口径12,7cm対空両用砲4基
40mm4連装機関砲4基16門
25mm連装機銃4基
13mm連装機銃4基
零式5連装魚雷3基(酸素魚雷20本)
零式爆雷投射気4基投下レール2本
日本海軍の新たな艦隊型駆逐艦それまでのどの艦より早く強力な武装により艦隊の中核として計画された
開戦後太平洋・インド洋などで華々しい戦果を上げたこの間は艦隊戦だけでなく輸送船団護衛艦としても
活躍し国民からも広く知られる存在として長く運用され続ける
最上型重巡洋艦
基準排水量 1万1千200t
全長 210m
全幅 21m
喫水 6,2m
機関 ロ改型専燃艦6基18万4基軸
最大速力 38kt
航続距離 14kt/8000浬
乗員 950名
兵装 60口径15,5cm両用砲3連装5基
33年式50口径12,7cm対空両用砲6基
25mm連装機銃4基
13mm連装機銃2基
装甲 舷側160mm
甲板100mm
主砲塔25mm
搭載機 水上機4機カタパルト2基
日本海軍はバランスの取れた巡洋艦を欲していた当初25,6cm砲を搭載する筈であったものの計画を変更され15,5cmで結論が出たそれでも十分に強力な艦艇となり機動部隊の護衛の中核として各戦域で同時期に完成した軽巡大淀型と共に日本海軍の進撃を支える
大淀型軽巡洋艦
基準排水量 8千kt
全長 200m
全幅 17 m
喫水 6 m
機関 ロ改型専燃艦12万hp
航続距離 18kt/8,700海里
乗員 750名
兵装 35年式60口径15,5cm3連装砲
30年式65口径10cm連装高角砲4基
60口径25mm3連装機銃18基
同単装機銃16
装甲 舷側50mm
甲板25~50mm
主砲塔70mm
搭載機 水上機2機カタパルト1基
大淀は日本海軍の1等巡洋艦軍備拡張計画に従い建造された中の1種最上と共に機動部隊の護衛を含め多くの戦果を各戦域で上げ歴史に名を残す水雷戦隊の指揮を取り名開戦はどれも最上型や大淀型が参戦し、連合軍部隊を大いに苦しめる。