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新第二次世界大戦  作者: 斉藤雄一
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海軍士官へ

海軍兵学校・海軍士官学校を経て1940年遂に海軍少尉として任官することになった。家の外に出れるようになって判ったことだが自分の生きた平成の時代に伝わっている第二次世界大戦の日本と異なっている、自分と言う異質な存在が在るとはいえ大きな違いに驚いてしまった。今後この世界の行く末がどうなるかはまったく想像が出来ない、既に世界の歴史は大きく変わっている次に起きる戦争に日本で生き残れるかそれは判らない。ただ生きてそして日本が勝利して終わるのを心から願い海軍士官としての一歩を踏み出す。



1940年4月下旬 大日本帝国・帝都・斉藤邸


斉藤家家長・・斉藤一道彼は海軍としては異質の近衛海軍を率いる提督陸軍に近衛師団が存在すると同様に存在する今彼が考える事それは・・現在欧州で行なわれている戦い日本の同盟国ドイツ第三帝国は国民の総統に就任したアドルフ・ヒトラーにより始められた戦争それは今激化の一途を行く。1939年9月に初め

られたこの戦いはいよいよ帝国を巻き込む所まできた。

(この戦争を陛下は望まれなかった・・・)と自分が仕える皇室が望まない現実になんともいえない思いを

胸にするのだった。同時に親として息子達を思う軍人としての立場上子にも厳しい態度を取る事も多いものの本来家族には非常に深い態度を示す一面もある。

そんな彼の息子達は海軍軍人の道に進んだ長男は駆逐艦秋月で任務に付いている、次男悟は軍学校時代に構想した部隊海軍海兵団に配属された、アメリカの海兵隊の日本版この時点で部隊規模は既にアメリカ海兵隊を超えている一道は息子達がこれからの戦争を生きて終える事が出来るかであった。駆逐艦は海軍の主力艦の一種海軍で最も多く保有する戦闘艦艇その中でも長男彰が乗艦する駆逐艦秋月は新しく設けられた防空駆逐艦と言うタイプの駆逐艦主に空母機動部隊に随伴するそのため非常に危険な配属先と言える次男悟の海兵団も新編された部隊とはいえ元は各地の精鋭を再編した為期待され最前線に投入される事が既に決まった。

一道は心から2つの願いを先祖の神棚の前で祈った。

(どうかこの戦争を勝利で飾り息子達をお助けください先祖皆の力によって)祈った心のそこから。

 

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