理由
主人公はかなり弱っちいです。
行動自体は崖から飛び降りたり馬鹿ですが、軍師としての知識とかはすごいです、多分。
ここはどこだろう。
あぁ、そうだ。
崖からYoucanflyしたら着地に失敗して頭からダイビングして意識飛んだんだっけ。
あれ、You?Icanflyか。
なんだこの、無駄なギャグは。
Ⅱ
「やっと起きやがったですか?
崖から飛び降りるとかアホですか」
否定はしない。
見ると声の主はちっちゃかった。
つまりロリですよ、はい。
「まぁ、それはそれとして貴方この国の人間じゃないですよね?
こんな戦場の最前線に何しにきたですか。」
「私は滅んでいった国をたくさん見てきたから。
もうあの光景は作らせたくない、だから……」
「……ムリです」
少女の声は重かった。
「滅んだ国を見たならわかるはずです。
あいつらは人間が倒せるような奴じゃないです。
私もあなたと同じだからここにいるです。
でも先の戦、あいつらには何の痛手も負わせられてないのにこちらは…昨日まで傍にいた人がたくさんいなくなったです。」
傍にいた人がいきなりいなくなる、その重み、辛さはこの幼い体にはどれほどの負担になっているのだろう。
「それでも……戦う気があるのならついてくるといいです。」
私が戦うと決めたのはこういう子をなくす為、この子みたいな子をなくす為。
だから戦う、たとえどんなに辛くても。
「そういえば自己紹介がまだだったです。
私はミシェア、聖士部隊の隊長です。」
「私はアーシャです。
ミシェアちゃんは小さいのに隊長なんですね」
「先の戦で隊長があれなんです。
だから治癒が一番得意な私が仮にやってるです」
「しゃべり方もちょっと変わってますよね」
「癖です、今更治せといわれても癖はなおりにくいですから」
両方敬語キャラなのでわかりにくいかもしれませんが、ちゃんとした敬語がアーシャ、変な敬語がミシェアと覚えてください。
登場人物が多くなる予定なので喋り方が地味にわかりにくいです、すみません。