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アミカナとミカの平行宇宙的オフ10:「浮気じゃない」

作者: 刹那メシ
掲載日:2026/11/03

<あのさ、凄いことに気付いたんだけど……>

「そう? 明日の朝まで覚えてるといいね」

<例えば、私とアミカナが、一線を越えたとするよね>

「……ああ、結局、そういう話なのね……」

<例えばよ、例えば>

「はあ。で?」

<そしたら、志音君からしてみたら、アミカナは浮気してることになりそうじゃん>

「……まあ、取り敢えず最後まで聞くわ……」

<でも、私とアミカナは、元は同じ人間でしょ?>

「はあ」

<つまりさ、一人エッチと一緒じゃん>

「は?」

<だから、浮気にはならなくない?>

「いやいや、おかしいでしょ! 二人でしてるじゃん!」

<後ね……>

「……無視かい……」

<例えば、背中が痒い時、なかなか、ココ!って場所、掻けないでしょ?>

「まあね」

<でも、自分がもう一人いたら、正に痒い所を掻いてもらえるでしょ?>

「まあね」

<つまり!……その……凄く充実した一人エッチになるんじゃない? しかも浮気ではない>

「……いや……まあ……言いたいことは分かるけど……よくそんなこと思い付いたわね……」

<でしょ!……でも、なかなか試す勇気がなくて……>

「いや、それ、私の意志、まる無視だよね」

<ああ、ごめん。アミカナはどう思う?>

「はあ……どうもこうも……。酔ったミカと一緒にいると、清純派からどんどん遠のいていくわね……」

<大丈夫よ。浮気じゃなくて、一人エッチだから>

「そもそも清純じゃないのよ! 一人エッチが!」


挿絵(By みてみん)

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