9話 深藍ちゃんのイメージは守りますっ!
何戸科先輩は今後多分登場しません。
今回だけの活躍です。
空を突き抜けるような快晴だー!!
体育祭日和だね!
うんうん!
さっきまで健人くん中心に、みんなで決起集会みたいなことしてたうちのクラスは、
ほんとやる気いっぱいって感じ!
いいねいいね!
優勝したクラスには、学食一回無料券が配られるらしいし!
うーーーーん!
学食なんでも無料なら、モリモリ定食食べたいなぁ。
おかずも豪華だし、すっごくボリューミーで美味しそうなんだよね!
油淋鶏とハンバーグのダブルメインだよ!?!?
最高じゃない!?!
今までは一番高かったし、キャラ的にも「そういうのよりお魚定食かな」って思って、食べたことなかったんだけど!
ちなみに今は、京ちゃんに髪の毛をいじってもらってます!
今日もいつも通り、ロングの髪をそのまま下ろしてきちゃったからね!
編み込みとか、なんかわたしにはわからない複雑な結び方をしてもらってるのです!
「深藍!あんまり頭動かさないで!開会式に間に合わなくなるでしょ!」
「はい、気をつけます」
「よーし、最後にここを結んで……
できたよー!」
「あ!京さんとお揃いですね!嬉しいです」
「そうなの!可愛いでしょー!」
「可愛いです」
「京!深藍!そろそろ開会式だぞー!」
「あ!健人センキュー!今行くー!」
というわけで、体育館にレッツゴー!
開会式では、舘風先輩が爽やかな笑顔で
「がんばろーねー」「怪我しないでねー」
みたいなことを言って、女子から黄色い悲鳴が上がって、
その後、光里くんが細々した注意事項を話してたけど、
みんな全然聞かずに雑談してた!
光里くん、がんばれ!
「じゃ!深藍、頑張ってね!
お互い第一試合だから応援行けないけど、一緒に頑張ろ!」
「そうですね。京さんもファイトです」
というわけで、第一試合!
相手はーーーー
……3年生!?!?
もう!?!
全学年合同って言ってもさ!
3年生は聞いてないよ!!
しかも、バスケ部エースの何戸科先輩いるし!
うへーーーーー。
がんばろーーーー。
勝てないにしても、接戦になるくらいにはやらないと、
文武両道・天使の深藍ちゃんイメージが崩れちゃう……!
まあ!
相手チームは、何戸科先輩ともう一人しかバスケ部いないけど!
私のチームには、バスケ部の子が二人いるし!
いけるっしょ!
――と言うわけで、
バッチバチに相手をごぼう抜きにしてレイアップを決めまくった私と、
スリーポイントで点数を稼ぎまくった何戸科先輩は、
最後には
82−86
という、バカみたいに高い点数で試合を終えたのでした。
え?
結果?
負けたよ!!!
そりゃね!!!!
こっちは部活で毎日バスケやってるわけじゃないし!!!
生徒会の仕事として試合の集計をしてた光里くんには、
「まあ、深藍にしては頑張ったんじゃないか。いや、お前がすごいと言いたいのではなく……」
って、なんかだらだら言われた。
多分ツンデレ気味に慰めてくれたんだと思う。
え?私?
慈愛の微笑みを浮かべながら、今日の夜ご飯なにかなーって考えてたよ!
で、慰められた後に、
「だが、生徒会も人手不足なんだ。
申し訳ないが、仕事を手伝って欲しい」
……と言われ、
みんなの点数を集計したりして、走り回りました!
だからなんで生徒会は四人しかいないんだよ!!!!
いやぁ。
一試合しかしてないのに、モーレツに疲れました。
なぜか最後まで生徒会の仕事を手伝って、生徒会の面々と一緒にコンビニ寄って帰りましたよーーー!
光里くんの奢りでアイス食べた!
やったね!
クラスのみんな?
「準優勝だけど、まあ良かったね!だから健人くん、落ち込まないで!来年こそ頑張ろう!ひとまず今日はおめでとう会」をしにご飯食べに行ったらしいです。
私もご飯食べに行きたかったーーーーーー
ってか3年生も3クラスあるのに準優勝ってすごくない?!?!




