表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

56/69

番外編②【さん・Hey・Fhoo!】

※短いです

17年前。


これはジルがまだ10歳、王家追放直後で浮浪児だった頃。


「ねえ君」

「……」


水色の髪の吸血種 ポラリスは訊ねた。


「あの建物の高さ分かる?」

「…どれ」

「あれだよ。塔みたいな高い建物」


幼き頃のジルは目を細め、現在地から塔までの距離を求めた。


「ここからは168√3m」

「塔は?」

「……斜辺が分かるなら」


三平方の定理を使おうとしたのだが——


「知らないよ」


その言葉に、ジルはだんまり。

ポラリスは「悪かったってば」となだめるが、どうやらその必要性は皆無だったようだ。


「直角三角形において、tanθイコール底辺分の高さ。両辺に底辺を掛ければ高さは——」

「ごめん、やっぱいいや」

「……え? 何で」

「知りたかったのは"高さ"じゃなくて"高そうか"だから」

「感覚派め」


「えーっと、tanθが15°だから…」


その後、塔の高さはおよそ78mだと分かった。



そして現在。


「って事があったよね!」

「そうだな」


そしてこの後、ジルとポラリスは軽く戦った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ