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進め!魔法学園  作者: 木こる
3年目
101/150

初恋

かつて、立花希望(のぞみ)は大きかった。


彼女は幼稚園に入る前の時点で身長が120cmもあり、

他の同い年の児童よりも目に見えて発育がよかった。

周囲の大人たちからはよく小学生と見間違われ、

それが彼女に過度な自信を与え、増長させた。


幼稚園児からすれば小学生は大きく、強い存在だ。

小学生並みの身長を持つ彼女は園児から恐れられ、

大人からは将来有望な子として期待された。


彼女がただ歩くだけで他の園児たちは道を開け、

ただ見るだけでおやつのプリンを譲ってくれた。

そして、ただ大きいだけで大人たちに褒められる。

このような扱いを受け続ければ図にも乗る。

自分は特別な存在なのだと勘違いもする。


まあ、あながち間違いではない。


彼女は特別に早熟だったのだ。






それは5歳のある日、家族で出掛けた時の思い出だ。

現地には両親以外の大人がたくさんおり、

彼らは川の水で冷やしたビールを手にして

みんなでワイワイと騒いでいた。

たぶんバーベキューを焼いていたと思う。


あの人たちは親の友人か仕事仲間、もしくは親戚、

たまたま居合わせただけのレジャー客だったのか、

そういう情報は今でも不明なままだ。

親に聞けば答えを知ることができるのだろうが、

立花希望にとってそれは重要な情報ではない。


重要なのは秩父の旅館で数日過ごしたという事実だ。


何泊したのか、季節がいつだったのかも思い出せない。

みんな半袖を着ていたので、おそらく夏だろう。


ああ、夏のはずだ。

彼女はその旅行を楽しんでいなかったのだ。

大人たちが森や川などの自然環境を堪能する中、

どうせなら海がよかったと内心毒づいていた。

だが両親をがっかりさせるのは忍びない。

楽しいふりをするのが子供の役目だ。



「わたし、ちょっと森を探検してくるね!」


「あら、のぞみ

 それならお母さんも一緒に行くわ」


「んーん、1人がいい!

 あんまり遠くには行かないから平気だよ!」


「そうは言ってもねえ

 この大自然の中に5歳の娘を放り出せないわ」


まあ、親として当然の反応だろう。


大丈夫、本当に森を探検するつもりなんてない。

こっそり旅館に戻って時間を潰したいだけだ。


……と言えたらどんなに楽か。


「ははっ、まあいいじゃないか

 いつもと違う環境でのぞみもワクワクしてるのさ

 森を探検だなんて滅多に体験できないことだし、

 本人の気が済むようにやらせてみようよ」


「でもあなた、ここに来る途中で

 熊出没注意の看板を見かけたじゃない

 何かが起きてからでは遅いわ」


熊が出るんだ……。

これはやめておいた方が無難か?



「まあまあ、奥さん

 私にも小学生の娘がおりますので、

 ご心配なさる気持ちはよくわかります

 ですが“可愛い子には旅をさせよ”の(ことわざ)(なら)い、

 子供には敢えて危険な体験をさせて

 危機管理能力を身につけさせるのも大事ですぞ」


「ほら、課長もこう仰ってるんだ

 絶対に遠くへ行かないように約束させて、

 念のため防犯ブザーを持たせよう

 それなら安心だろ?

 近くにはこれだけ大勢の大人がいるんだ、

 万が一熊が出たとしても追い払えるよ」


「餌が増えるだけじゃないかしら?」


課長という役職名。

つまりこの集まりは父親の勤め先の社員旅行、

もしくは慰安旅行だったのかもしれない。

まあ重要な情報ではないのでどうでもいいが。



「似たような諺に“親の甘茶は毒になる”

 というのがありますな

 子供を甘やかしすぎるとろくな大人にならない、

 というような意味なんですがね

 うちの中学生の娘が今まさにそんな感じで、

 毎日のように警察のお世話になっております」


「ほら、部長もこう仰ってるんだ

 のぞみは幼稚園で威張り散らしてるみたいだけど、

 少しは自分自身も怖い思いをしてみるべきなんだ

 このままだとわがままな大人になっちゃうぞ」


「それより部長の娘さんの罪状が気になるわ」


思い返せば、あの頃は随分と甘やかされていた。

欲しい物はなんでも買ってもらったし、

苦手な緑色の野菜を残しても叱られなかった。

なにせ当時は他の子より体が大きかったので、

『好き嫌いをしていたら大きくなれない』

という戯言とは無縁の状態だったのだ。



「では私からは“獅子は我が子を千尋の谷に落とす”

 という諺をお送りいたしましょう

 まあ実際に谷から突き落とせとは言いませんが、

 なんでもかんでも親が面倒を見ていては

 子は自主性を育む機会を失ってしまいます

 我が家の高校生の娘にはアルバイトを経験させて、

 社会の仕組みや金を得ることの大変さを

 その身をもって学ばせているところです」


「ほら、社長もこう仰ってるんだ

 自主性……自ら考えて行動する力というのは、

 きっと好奇心から生まれるものだと思う

 今のぞみが『1人で森を探検したい』

 と言ってるのがまさしくそれだよ

 その好奇心の芽を無闇に摘み取ってしまうのは、

 あの子の将来のためにならないんじゃないかな?」


「何この説得システム」


こうして立花希望は理解ある大人たちに後押しされ、

本当は行きたくもない森の中に放り出されたのだ。




立花希望は大人たちの言いつけ通り、

100を数え終わるまで目を瞑って耳を塞いだ。

この時にズルをしていれば帰り道を確保できたが、

彼女は律儀にルールを守ってしまったのである。


目を開けると四方八方を木に囲まれており、

紛れもなく森の中だという事実を突きつけられる。

足元には水筒とリュックサックが置いてあり、

その中にはチョコレートなどのお菓子類の他、

懐中時計に似たよくわからない道具が入っていた。


方位磁針(コンパス)

言わずと知れた方角を知るための道具だが、

それを一般的な5歳児に持たせても意味が無い。

東西南北の概念は小学3年生の社会科の授業、

もしくは一部のテレビゲームで覚えるものだ。


100数える程度の距離に大人がいる。

それがわかっていても、

どこへ進めばいいのかわからない。

もし地図を持っていたとしても同じだったろう。

大人たちはゴール地点を伝えずに消えたのだ。



立花希望は泣くのを我慢した。


わたしは大きいんだ。強い子なんだ。

こんな所で泣いてる場合じゃない。

今はとにかく前へ進むしかない。

そう自分に言い聞かせて覚悟を決めた。


彼女は熊の出る森で“森のくまさん”を口ずさみ、

1人で輪唱の部分も歌って自らを鼓舞した。

そして方位磁針が指し示す赤い方向を

“当たり”だと信じて歩き出したのだった。


北へと──




それから1時間ほど歩いただろうか。

実際は10分程度だが、孤独な5歳児の体感では

途轍もない時間が流れていた。

いくら進めど変わり映えのしない景色。

青々と生い茂った夏木立が太陽を覆い隠し、

今がまだ昼過ぎだという事実を忘れさせる。


閉塞感。


道が存在しないのでどの方向にも進めるが、

どこへ進んでも行き止まりのような気がする。


だが引き返してはいけない。

今まで進んできた分が無駄になってしまう。

このまま赤い方向に歩き続ければ、

いつかは森から抜け出せるはずだ。


挫けそうな心を奮い立たせて前進した結果、

彼女はとうとう出会ってしまったのだ。



野犬。


読んで字の如く、野生の犬に。



それは街中で見かける首輪をした犬とは違って

清潔感とは程遠い風貌の個体であり、

白い牙を剥き出しにしながらグルルルと唸り、

西も東もわからない少女を睨みつけるのだった。


しかも3匹。

真ん中のでかい奴がリーダーと思われる。

が、今はそれどころではない。

なんとかしてこの状況を打開せねばならない。


敵を消すには3通りの方法がある。


1つは排除。

1つは味方につける。

そしてもう1つは関わらないことだ。


つまり……逃げる!



「逃げるな!!」


「ふぇっ!?」



引き返そうとした矢先に出鼻を挫かれ、

立花希望はどうしていいかわからずに

その場でオロオロするしかなかった。

左右を見渡しても声の主は見当たらない。


今のは聞き間違いだったのか?

と無理矢理自分を納得させようとしていると、

木の上でガサガサと音がした後に

空から何者かが降ってきたのだ。



それは立花希望よりも小柄な少年であり、

大人よりも背の高い位置から飛び降りたにも関わらず

どこか痛めた様子は無く、平然と立ち上がる。


木漏れ日に反射してキラキラと輝く銀髪が眩しく、

野犬の群れを前にしても全く動じない姿はまるで

ヒロインのピンチに駆けつけた主人公のようだった。


ただ1つ、どうしても気になる点がある。


「なんで目隠ししてんの!?」


「……その話は後にしましょう

 とりあえず足元の石を拾って投げてください」


と言いながら、

少年は既に野犬に向かって石を投げている。

だがその投石は野犬の足元に落ちるばかりで、

相手の本体には一発も当たっていなかった。


「全然当たってないじゃん!!

 それ絶対見えてないでしょ!?」


そう指摘されるが、少年は構わず石を投げ続けた。




──数分後。


野犬は立花希望への興味を失い、

くるりと振り返って森の奥へと消えていった。

その後ろ姿はどこか物寂しく、

主人に叱られた飼い犬のようにも見えた。


「はあ、なんとかなった……」


危機を脱した彼女は緊張の糸が途切れ、

その場にドサリと座り込んで天を仰ぐ。

お気に入りのワンピースが汚れてしまったが、

今そんなことはどうでもいい。

助かった。とにかく助かったのだ。


「大丈夫でしたか?

 どこかお怪我はありませんか?」


チラリと見やると、そこには銀髪の少年。

心配そうにこちらへ顔を近づけてくるが、

目隠しをしているのだから見えるはずがない。


そこで、ふと思い当たる。


「あ、もしかしてあんた……

 目の見えない子だったりする?

 もしそうだったらごめんね

 わたし、そういう子に会うの初めてでさ」


「いえ、視力はありますよ

 今は意図的に視界を塞ぐことにより、

 他の五感を研ぎ澄ます訓練をしているんです」


「訓練、って……」


いや、やめておこう。

相手は“修行”とかに憧れる生物……男の子なのだ。

好きにやらせておけばいい。

それよりも……


「ねえ、あんたの親は近くにいんの?

 ってか地元の子? それとも観光客?」


今必要なのは大人の助けだ。

誰でもいいからとりあえず保護してもらい、

それから旅館に送ってもらえば万事解決だ。


「ここから3時間ほど登った先の村に住んでいます

 父は今頃、川釣りを楽しんでいる頃でしょうね

 ……そちらは都会からいらした方ですよね?

 もし道に迷われたのなら、

 最寄りの旅館までご案内しますよ」


それは助かる……が、

目隠ししたままで大丈夫だろうか。

いくら地元の子とはいえ、不安しかない。


「あなたも目を閉じてみればわかりますよ

 南南東の方角から人々の笑い声が聴こえますし、

 肉や野菜の焼ける匂いが漂ってきます

 観光客たちが、旅館の裏手の川原で

 バーベキューを楽しんでいるのでしょう」


「全然聴こえないし、匂いもわかんない

 バーベキューしてるのは正解だけど……

 ってか、ナンナントーとか言われても困るよ」


「そうですか

 まあ、大人でも地図を読めない方はいますからね

 小学生なら尚更、迷子になっても仕方ありません」


「なっ……迷子じゃないもん!!」




2人は南南東の方角を目指して歩いていた。

来た道を戻ることになるが、もう成り行き任せだ。

立花希望は銀髪の少年を信じてついていった。


「ところでさ〜、ああゆう時は逃げなきゃだめよ?

 正義のヒーローに憧れてんのかもしれないけど、

 野生の動物ってすっごく強いんだからね?

 相手がたまたま諦めてくれたからよかったけど、

 下手したら2人共食べられてたかもね」


「いえ、逃げるのは悪手です

 彼らには逃げる獲物を追いかける習性があるので、

 背中を見せていたら逆に危険でした

 それにたまたま諦めたのではなく、

 投石による威嚇が効いた結果ですよ」


「何よそれー!

 あんたのおかげだって言いたいわけ!?

 全然石当たってなかった癖にー!」


「だから威嚇だと……

 彼らはただ、縄張りに踏み込んできた侵入者に

 警戒していただけですよ

 そんな彼らを攻撃してしまったら、

 それはもうれっきとした侵略行為に他なりません

 野生動物との共存共栄を図るのならば、

 人間の都合だけを優先させてはならないのです」


「ドキュメンタリー番組!?

 なんなのあんた……学者とか目指してんの?」


「学者、ですか……

 たしかに以前はそれを目指していましたが、

 今は冒険者以外の職業は考えていませんね」


「はあ? 冒険者?

 何それ……アニメかなんかの影響?

 これだから男の子って……」


「冒険者をご存知ないのですか?

 都会の方なら皆さん知っているものかと……

 まあ、簡単に言うと魔物を狩る専門家です

 俺が住む村の近くには魔物の巣がありまして、

 それをこの手で潰せるようになりたいんですよ」


「魔物ってあんた……ぷぷっ

 やっぱ男の子なんてこんなもんよね〜

 ……ま、せいぜい頑張んなさいよ

 なんのゲームにハマってるのか知らないけど、

 ちゃんと自力でクリアできるといいね!」


「ああ、信じてないんですね……」


少年はがっくりと肩を落とす。


と、その時。

立花希望の耳に聞き覚えのある声が入ってきた。


川を挟んだ先にはバーベキューを楽しむ集団がおり、

その中には両親の姿もある。

父親は会社の同僚や上司たちとビールを飲み交わし、

母親は社員の妻同士で親睦を深め合い、

森に放置された娘のことなど忘れたかように

秩父の夏を満喫していたのだった。


まあ彼らを擁護するわけではないが、

立花希望の探検が開始されてから

実はまだ30分程度しか経っていない。

本格的に心配するには少し早いような、

なんとも微妙な時間だったのだ。


それが幼稚園児でなければの話だが。


「うちの親には危機感が足りない」


呆れる彼女の横で、少年がフッと笑う。


「ここまで来ればもう大丈夫ですね

 それでは俺はこの辺で失礼します」


「あ、うん……って、もう行っちゃうの?

 せっかくだし、ちょっと食べてけば?

 ここまで連れてきてくれたお礼にさ」


「いえ、お誘いはありがたいのですが、

 今夜は雨が降りそうなので早く帰りたいんです」


「はあ? 雨?

 こんなに晴れてるのに?」


「ええ、山の天気は変わりやすいんですよ」


空を見上げると清々しいほどの快晴。

本当に雨なんか降るのか?と疑うが、

地元民がそう言うのだ。

それも視力に頼らずここまで案内してくれた彼がだ。

何か特有の兆候を読み取っているのかもしれない。


まあ夜になればはっきりすることだ。

とりあえずお礼を言って別れよう。

そう思って視線を下ろすと少年の姿はもう無く、

ガサ、ガササと何者かが木から木へと飛び移る音が

森の奥に向かって遠く離れてゆくのだった。






「──それからの10年で、わたしは知りました

 野生動物に背中を見せるのはNGだとか、

 防犯ブザーやコンパスの使い方に地図の読み方、

 魔物や冒険者が実在することを……

 そしていつのまにかわたしは

 冒険者という存在に興味を持つようになり、

 自分自身もそれを目指し始めたわけです

 あの日の少年……

 初恋の男の子と再会するために」


4月6日。

今年度の入学式前日。

その日は甲斐晃の誕生日であった。


立花希望が3ヶ月前に口を滑らせて以来、

2人の仲は少しギクシャクしていた。

彼女が言い放った『初恋の男の子』というワードは、

童貞の甲斐晃にはショックが大きすぎたのである。


彼女はこのままではいけないと思い立ち、

何度か事の真相を打ち明けようとしたのだが、

その度に友人の高崎亞里亞から引き止められて

話せずじまいの状態が続いていた。


なので今回こそはちゃんと伝えようと画策し、

誕生日会に(かこつ)けて友人の飲み物に下剤を盛り、

邪魔者が離席している間に自身の過去を語ったのだ。


「ああ、その出来事には覚えがある

 歌いながら歩いていたおかげで熊は逃げたんだが、

 あの野犬たちには効果が無かったようだな」


「……え、ちょっと待ってください

 いたんですか? …………熊が」


……。


「それより俺たちの話をしよう

 お前が出会ったというその少年は、

 状況的に……俺…………だよな?」


「間違いないでしょうね

 以前確認したじゃないですか

 故郷はどこだとか、銀髪は何人いるかとか……

 そもそも目隠しで森を駆け回る子供なんて、

 アキラ先輩の他に存在したんですかね」


「おそらくいないと思うが……

 念のため確認させてもらう

 ……荷物の中にチョコレートがあったか?」


「ええ、はい

 匂いでわかったんですかね……?」


「身長は120cm程度だったよな?

 俺よりも大きいから歳上だと思っていた」


「だから敬語だったんですね……

 わたしは逆にそちらを歳下だと思ってました」


「少し漏らしていたよな?」


「さあ? 覚えてません」


…………。


「つまり、お前の初恋の相手というのは……

 俺…………なのか?」


「はい」


「ということは俺たちは、その、なんだ……

 “両想い”という認識で合っているのか?」


「はい」


「だとするとこの3ヶ月間、

 俺は1人で勝手にショックを受けて

 無意味に落ち込んでいたということになるな」


「はい」


「少し心の整理をさせてくれ……」


「ごゆっくりどうぞ」




30分後、トイレから出てきた高崎亞里亞は

部屋の隅に鎮座する段ボール箱を見て首を傾げた。

食卓では立花希望が黙々と鍋の中身を消化している。


「えっ、何この状況」

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