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かみさま
疲れ切った身体
休める止まり木
探して
さらに疲弊する
迷い込んだ長い道
どこに向かっているのか
だんだん忘れて
それでも足を止めないで
心を無くして
距離を稼いだつもりが
それは無意味だった
雨に打たれて
自分を追い詰めても
助けはない
いつまで頑張ればいい
生きてるうちに辿り着けるのか
誰も知らない
信じても報われるとは限らない
それでも行こうとする気持ち
どうやってつくる
もうやめてしまえば
楽になれることは知ってる
知ってるけれど
負けたくない
あなたに
今はまだ




