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憧れの異世界で:(旧名 異世界来ちゃった)  作者: ソ土ルク、
第2章 エジマリフ魔導学園編
32/141

13.金クラス一致団結

リョウ視点です。

何故か成りゆきで俺と同じ部屋で暮らす事になったフランとリンダは満足そうな顔をして自分の寮に荷物をまとめに行った。

もはや俺の話しなど聞く耳も持っていなかった。


泣きそうになっている俺にシンとアジルは優しく声をかけてくれた。

目には同情と哀れみが含まれていた。


「えっとリョウくん、二人とも良い子だよ!」


「ハーレムは羨ましいが、まあこれから頑張れよリョウ!」


「二人ともありがとう。」


シン、無理に二人を推そうとして微妙な褒め方しなくて良かったよ、、、

それ遠回しに他に褒めるとこなかったって事だからな。

そしてアジル、これを見て羨ましいと思うのか。

よし今すぐ代わろう!

今ならリンダとフランも着いてくるぞ!

とかまあ、くだらない突っ込みを心の中で入れていると、俺に二人組が寄ってきた。


「よう、俺らの恩人リョウ、俺はフウト=ジンライだ!、暴走の原因を取り除いてくれた事には改めて礼を言わせてもらうぜ、ありがとな!、だが俺はまだお前の実力を見てねえ、ちっとばかし相手をしてくれよ、俺より弱えー奴が仕切るのは我慢できねーからな!」


《私はサクラ=ハグスよ!、リョウ=テンジン!、私とも戦いなさい!、あなたの力見極めてあげるわ!、それとこの前は助けてくれてありがとう!》


フウトとサクラは二人とも人族で、この世界ではこれが普通なのだろうが、俺から見たら二人とも容姿が完璧に整っている。

フウトは不良っぽいが、今日食堂で会った馬鹿共と違い、礼儀もあり1本芯が通っているような人物だった。

サクラは何となく身分の高い血族なんだろうなと思われる、よくも悪くもお嬢様といった感じだった。


何で今日はこんなに絡まれるんだろうと思いながら、俺は二人に返答する。


「わかった、じゃあこれから体育館に行って早速やろうか!」


「いいねー、そうこなくっちゃな!」


《何か準備があるならきちんと整えてきなさい!、それまでは待ってあげるわ!》


サクラってめっちゃ上から目線でくるのに、ちゃんとこっちの都合も考えてくれる優しい人なんだな。

さっき会った変人二人のせいで、サクラがめちゃめちゃまともな人に見える。

そうして、とっとと体育館へ向かっていくサクラさんとフウト。

俺も向かおうと思ったが、その前にカリバーンとデミアンに装備を渡さないとな。


「カリバーン、デミアンちょっといいか?」


『リョウどうした?』


『マスター、ご用件は何でしょうか?』


こいつらに言いたい事は山ほどあるが、とりあえず渡すものは渡しておこう。


「これは、今日俺が二人の為に作った装備だ、いつもありがとうな!、これは日頃の感謝の証だ、そしてデミアンにはリナとルイの護衛をしてもらいたい、無いとは思うが今日少し揉めた連中がいたからな、念のため頼む。」


『マジかよ!、しかもこれすげー剣じゃねーか!、ありがとなリョウ!、それとこれからもよろしくな!』


『マスター、褒美の品ありがとうございます、この刀大切に使わせていただきます!、それと護衛はおまかせ下さい、マスターの魔力を少しでも持つものなら居場所を把握できますので、今すぐ行って参ります!』


そうして嬉しそうに剣と刀を受け取った二人。

デミアンは、すぐさまリナ達の元へ向かってくれたので二人の安全は守られるだろう。

いつまでも待たせるわけにはいかないので、俺も体育館へ向かう。

何故かクラス全員着いてくるようで、もはや見せ物のようになった事に苦笑を浮かべた。

しかも、ちゃっかりと荷物をまとめてきたリンダとフランも混ざっていて、俺は尚更苦笑を浮かべるしかなかった。


そして体育館へ向かう道中、スートにリンダとフランをそそのかした理由を聞いてみた。


「スート、何でリンダとフランをわざわざ俺の側に近づけたんだ?」


《リンダとフランは、本当にリョウに尽くしたいと思ってる、それにあの二人ならきっと仲良くしていけるはずだから。》


とりあえず俺をいじめて遊びたかったからとかの適当な理由では無かったので安心し、もう今更二人を切り捨てる事は出来ないため、俺も覚悟を決めた。

こうして体育館に着くと、フウトもサクラも集中力が高まっており、やる気満々といった感じだった。


「遅れてすまなかった、フウト、サクラ、じゃあ始めようか!」


「んじゃ、まず俺から行かせてもらうぜ!」


最初の相手はフウトみたいだ。

見たところ装備は特に着けていないので、おそらく拳でくるだろう。

なら、俺も魔法は状況を見て使うことにしよう。

そろそろ剣も実戦で使わなければならないため、拳でもいいが今回は剣を使うことにする。

右手にカリバーン、左手にブラークの二刀流だ。

審判はカリバーンがやってくれるようで、ルールはいつもの模擬戦と同じだ。

俺とフウトは中央で向かい合う。


『試合開始!』


カリバーンの開始の声と共に俺とフウトは動き出す。

俺は生命力と魔力を混ぜて身体へ流し、身体強化を行い、カリバーンとブラークには今回は魔力を流さない事にした。

今の俺の7色魔法剣は生命力を混ぜると、魔法を混ぜ合わせたのと同じような物になってしまう。

それでは、威力が高すぎるうえにやり方は違えどレイさんに禁止されたものと同じものになってしまうので、当分使わないだろう。


俺はまず、ブラークを振り下ろす。

身体強化もあるため、結構な破壊力が込められているのだが、フウトは絶妙な力加減で受け流す。

しかも驚くことにフウトは、生命力と魔力を混ぜて身体強化もしている。

だからこそ、俺の剣に負けずに受け流す事ができたのだろう。


受け流された後の隙にすかさず反撃してきた。

だが、攻撃スピードはそれほど速くはないため、俺はカリバーンで応対する。

隙を突かれたとはいえ、十分体勢を整えて振ったので威力はそこまで落ちていないはずなのだが、結果は互角で互いに弾かれた。

フウトは自在に身体強化をコントロールして拳だけで剣と戦えている。

拳甲を着けていたルイよりも重く、強い攻撃だった。


多分、俺の今の実力では互角が良いところだろう。

剣を何とか扱えているのは身体強化のおかげだからな。

だが、このまま負ける訳にはいかない。

今の実力で勝てないなら、相手の動きを把握し弱点を突いていけばいいのだし、技量が足りないならこの戦いの間に磨けばいい。


俺は笑みを浮かべながらもう一度距離を詰め、今度は横凪ぎの一撃をブラークで叩き込む。

フウトも楽しそうにしながら、俺の斬撃をしゃがんで避ける。

そこにすかさずカリバーンを振り下ろす。

転がって避けたフウトにブラークで突きを放つ。

バックステップで避けるフウトにすかさず距離を詰めカリバーンを振り下ろし、受け流されたがそのエネルギーを回転に使いブラークの遠心力を込めた横凪ぎの一撃放つ。


今度は受け流すのは難しかったようで、防御を固め俺の一撃を防いだ。

ただし、今回は先ほどとは違い相殺ではないので、フウトを壁まで吹き飛ばした。

だが、試合はまだ終わっていないため俺は再び距離を詰めていく。

すると、フウトの生命力が集まっていくのを見てこの距離では発動前にとどめを刺すことは出来ないと思い、俺も剣に生命力のイメージを乗せていく。


「ナックルガン!」


「フライブレード!」


技同士がぶつかり合うが、俺のフライブレードの方がイメージが強く、ナックルガンを名前通りいくつもぶつけてくるが、俺のフライブレードが全て斬りさいて進んでいく。

そして、相殺を諦めたフウトが防御を固めてフライブレードを防ぎきった。

しかし、それは致命的な隙であったため、距離を一気に詰めて首筋に剣を突きつける。


『そこまで!、勝者リョウ!』


カリバーンの判定で俺の勝ちが決まった。

俺は剣をしまいフウトに手を貸して起こす。

久しぶりに剣をしっかり使って戦ったので、良い訓練になった。

フウトも悔しそうにはしていたが、良い笑顔だった。


「あれだけの事が出来るんだから強いとは思ってたが、想像以上だったな、しかもまだ全力じゃないってんだから恐れいるぜ、これで実力はハッキリしたな、これなら他クラス奴らがきてもみんなを守っていけそうだな、大将俺はあんたの下につくぜ!」


「うーん、まあそこは本人の自由でいいけど、俺は対等な関係で接するからね!」


そういって握手すると、周りから歓声と拍手を送られた。

どうやら、他クラスとのいざこざの時に先頭に立っていたのがフウトだったようで、俺に金クラスを守れるか見てみたかったみたいだ。

まあ、食堂の馬鹿共とかにクラスメイトが絡まれていたら助けられない奴がクラスでデカイ面してたら誰だって嫌だもんな。

まあ、フウトに勝ったからといって威張るつもりは微塵もないけどな。


さて、次の相手はサクラか。

俺の戦闘をしっかりと見て研究していたようで自信満々といった感じだった。


《あなたの実力はわかったけど、これなら私の圧勝ね!、さあ早くやりましょう!》


そういって準備するサクラ。

俺も一先ずフウトと別れ、サクラと向かい合う。

サクラの武器は杖だ。

ということは十中八九魔法メインでくるだろう。

今度は純粋に魔法勝負でいこう。

俺とサクラは集中力を高めて始まりの合図を待つ。


『それでは、試合開始!』


カリバーンの声と共にものすごい速度の詠唱をするサクラ。

余裕をぶっこいてる場合でもないので、魔力の流れから闇属性と判断、そこそこの強度の魔法だったので、少し多めに魔力を流し光属性を放つ。


(サクラ)は求める、全てを呑み込む闇、ダークネス!》


「ダブルマジック、ホーリー!」


サクラから広範囲に闇が広がりエネルギーが放出される。

俺は広がった闇を1発目のホーリーで消し去り、2発目のホーリーでエネルギーを全て相殺した。

あの詠唱速度にこの強度、それにあの杖が魔法の威力を上げているようでこの魔法を相殺できるのは中々いないだろう。

というか、フウトもそうだが何でこんな人達が最下位のクラスなんだ?

この人達がこの強さなら、シンやアジルや変人二人も同等かそれ以上の強さだろう。

いくら何でも最下位は無いと思うんだけどな。


まあ、黒い異物に支配されてる人達しかいなかったわけだし、自我もほとんどなかったのだから戦えなかったのか。

なら、何で生徒も先生も見下してくるのだろう。

そこら辺も含めてあとでみんなに聞いてみるか。


《何であんた詠唱しないで魔法唱えられるのよ!、しかもそんな魔法見たことないし!、あなたは剣士のはずなのに!》


「俺を剣士と呼ぶのは、他の人達がかわいそうだ、それに魔法だってまだ極めたわけじゃない、上がまだまだいるだろうから精進しないと。」


《なるほど、あなたの実力と心構えに敬意を称して、私も対等な相手として戦わせていただきますわ!》


俺の言葉にサクラの表情が変わった。

今までは絶対の自信からくる上から目線だったが、俺の評価をどうやら同格にまで上げてくれたようだ。

サクラがもう一度高速詠唱を始める。

だが、込められた魔力はさっきとは比べ物にならない。

というか、これ受けたら俺死ぬんじゃね?

冷や汗をかきながら闇属性の詠唱に対抗して光属性の魔法を作る。

今度は俺も限界まで魔法を放とう。


(サクラ)は求める、全てを闇の彼方へ葬りされ、アビスダークシャドウ!》


「アンリミテッドマジック、ジャスティス!」


広範囲に広がる闇の力を凝縮させて、莫大なエネルギーを含んだ球体を形成するサクラ。

対する俺は正義の力は光という俺のイメージを具現化させ、まばゆい光を放つ光弾を出せる限り作る。

その数は100、そしてサクラから放たれた闇の球体にぶつける。

フウトの戦いと真逆で俺が連射、サクラが1発となった。

俺は、30の光弾で闇の球体の到達を遅らせ、残りの70発を圧縮して闇の球体へぶつける。


やはり、70発圧縮したのは耐え切れなかったようで、闇の球体を消し去って弱まった俺の光弾がサクラへ当たった。

弱まっているとはいえ、かなりのエネルギーを持っていたため、サクラはそのまま壁まで吹き飛ばされた。


『そこまで!、勝者リョウ!』


そして俺は光で周りが見えてない内にサクラへと駆け寄る。

そしてすぐさまサクラの姿を隠す。


「スモッグ!」


こうして、周りの目を全て断ってから俺は彼女の服を直す。

俺のジャスティスが当たり、光の力で服を焼いてしまったため、彼女はそれはそれは見せられない状態になっていた。

だからこそ、衆目に触れる前に俺が防いだわけだ。

さて、あんまりのんびりもしていられないので、俺は服のイメージを呼び起こし、魔力で形作ったあとに生命力を流し具現化させた。

無事に見られる状態に戻ったサクラ、そして失っていた意識を取り戻した。


《んっ、リョウ?、なんであなたが私の側にいるのよ、それに何かこの服からあなたの魔力を感じる、確か私あなたの魔法を受けて、、、》


サクラは落ち着いてきたようで、意識を失う前の状況を思い出してきたようだ。

そして、ある真実にたどり着いてしまった。

こちらを笑顔で見ながら(後ろには般若を浮かべながら)話しかけてくる。


《ねえリョウ?、私は光魔法を受けたのよね?、けれどあなたの魔力を含んでいる服は一切ダメージを負ってない、そして煙幕で周りから見えないようになっているこの状況、どういうことかしら?》


「え、えと、俺の魔法でサクラがあられもない姿になってしまったので、とりあえずは誰にも見られないように煙幕をはり、服は俺が新しく作りました、大変申し訳ございませんでしたー!」


俺はすかさず土下座して、状況を説明した。

すると、サクラは顔を真っ赤に染め俺に掴みかかる。


《いくら模擬戦だからってよくもやってくれたわねリョウ!、これじゃお嫁に行けないじゃない!、こうなったらあなたに責任を取ってもらうしかないわ!、あなたに拒否権はありません!、私のあられもない姿を見たのだから、私もあなたの側に置きなさい!!》


そういって、強引に了承させられた。

そんな俺に満足した表情を浮かべ、俺から離れた。

そうしてスモッグが晴れると、みんなは心配していただけのようで、俺達が元気な姿を見せると歓声と拍手をあびた。

だが、俺にはそんなことはもうどうでもよかった。

今日だけで俺の側に来る女の子が3人も増えてしまった。

俺はたまらずに叫ぶ。


「どうしてこうなったーーー!!!!」


俺の悲痛な叫びは歓声にかき消された。

歓声がおさまるとクラスメイト全員が俺に詰め寄ってきた。

あの魔法はどうやったの?、あの技すごかった!、私も強くなりたい!、王子様一生着いていきますなど、色々な声をかけられた。

一部誰だかわかるアホな発言をしているのもいたが。

とりあえずみんなを落ち着かせ、俺は全員に聞こえるように声をかける。


「今の模擬戦で俺の実力はわかってくれたと思う!、そして俺はみんなが他クラスに馬鹿にされるのは我慢できない!、今日の模擬戦をやってわかったが君たちは落ちこぼれではない!、おそらくキッカケさえ得られれば強くなれるはずだ!、俺はその為に力を貸す!、みんな共に強くなろう!!」


俺の言葉に次々に乗ってくるクラスメイトたち。

やがて、全員の心が一致した。

こうして、俺はようやくクラスの一員となれた。

まあ、色々と問題も増えてしまったが。

そんな俺たちに水をさしてくる馬鹿共がやってくる。


「おいおい、落ちこぼれの金クラスのお山の大将が随分な口をきいているなー!」


「そんだけ言うなら俺らとも戦ってみるか?」


「げはははは、相手にもなんねーから無理だろ!」


「おめーらは黙って俺らのいうことを聞いてりゃーいいんだよ!」


「わかったらとっとと俺らの奴隷になれや!」


「黙れよ馬鹿共、俺たち金クラスはお前らのモノじゃねーんだよ、そんなにお前らが優れているなら俺達と勝負しろよ、あー、無理か、負けるのがわかってるのに受けるわけないもんなー、気づいてやれなくて悪いなー。」


だいぶ舐めてかかってきたので、ちょっと煽ってやると案の定乗ってきた。

つーか、馬鹿って扱いやすくていいな、相手するのは面倒だけど。


「上等だ!、そこまで言うなら1ヶ月後にある武術大会の校内予選で優劣決めようじゃねーか!、負けたら俺らの奴隷だからな!」


「いいだろう、ただお前らも負けたらただで済むと思うなよ!」


「げはははは、勝つ気でいんのかよ、笑わせてくれるぜ!、いやー1ヶ月後が楽しみだなー!」


そういって去って行く馬鹿共。

見ると、全クラスの代表が集まっていて中には見知った顔も多かった。

まあ、基本的に紫の馬鹿共以外は静観していたけどな。

しかもあいつら、紫の代表でもなかったしな。

そして各代表にも一言言っておこう。


「見苦しいとこを見せてすみません、しかし俺達金クラスはどこにも負けるつもりはありません!」


すると、白クラスからドーラ、紫クラスからイルデ、緑クラスからルイがそれぞれ答えてきた。


「相変わらず面白いやつだ、無論こちらも負けるつもりはない、後は戦場で語ろう!」


「うちの馬鹿共が失礼をして済まねーな、だが俺たちも負ける訳にはいかねーから、全力でやらせてもらうぜ!」


《リョウが相手でも手加減しないから!、それは私もリナも同じだから!、お互い全力で戦おう!》


他のクラスは俺達に見下した視線を向け、俺達を対等に扱っている白、紫、緑も見下して去っていった。

まあ、俺がどう思われようが関係ない。

金クラスのみんなが勝てるようになれば良いだけだ。

こうして俺達は別れ、再び全員に活をいれる。


「みんな聞いたな、1ヶ月後に全てを覆すぞ!、悪評も見下す視線も今は受け入れよう!、結果を出せば誰にも文句は言わせない!、待っているだけではどうにもならない!、自らの力で勝ち取れ!」


俺の言葉に賛同するクラスメイトたち。

もしかしたら萎縮してしまうかもしれないとは考えたが、取り越し苦労だったようだ。

だが、俺には重要な問題がまだ残っている。

変人二人とサクラをリナ達に紹介して、状況を説明しないといけないことだ。

今日は朝から絡まれ、クラスメイトの女の子3人から強引に言い寄られ、他クラス全員に宣戦布告と災難な日だ。

俺はこの後に問題が起こらないように祈りながらクラスメイトたちと訓練を始めた。


次回更新は5/10です。


これからも「憧れの異世界で」をよろしくお願いします。


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