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憧れの異世界で:(旧名 異世界来ちゃった)  作者: ソ土ルク、
第2章 エジマリフ魔導学園編
129/141

110.1人戦闘

リョウ視点です。

馬鹿な連中に絡まれた俺だが、これであいつらは金クラスにそうそう手を出すことは無くなるだろう。

まあ、中にはあんな目にあったことは何かの間違いだとか訳のわからない事を考えるやつもいるのだが、そんな奴は稀だろう。

それでもこうして俺が絡まれる分には何も問題はないし、むしろリナ達に絡む危険性が無くなるなら好都合だ。

リナ達がそう簡単に遅れをとるとは思えないけど。

そのまま魔力を撒きながら学園内を歩き、学園全体を把握し終わった所で、次は別校舎を探る。

どのくらいの差があるのか確かめるためだったのだが、俺は両者の余りの差に笑いそうになってしまう。

シュウやリナ達の反応はそもそも比べても無駄なのはわかっていたので、感知対象から外したのだが、それでも尚金クラスのいる別校舎の面々の方が本校舎の面々よりも明らかに勝っていた。

それこそ、どれだけ人が集まろうと無駄だとわかるくらいに。

俺は評価と実力の差に呆れながら学園内散策も終わったので、これからどうしようかと考える。

散策に適度に時間は使ったが、それでもまだ朝早いと呼ぶ時間に違いはない。

俺は暇潰しと小銭稼ぎも兼ねてグリーンフィールドへと出かける。


「転移、グリーンフィールド!」


こうして昨日ぶりにグリーンフィールドへとやってきた俺は、ルサフルを呼び出しモンスター狩りへと出かける。


「一筋の希望の光を生み出せ!、ルサフル!」


今回は俺1人なので、やってやれない事もないが、安全を考慮してルサフルで戦うことにした。

最も、索敵は問題なくできるし、一応索敵用の分身を1体だけ呼び出したので新たなモンスターがいても心配は特にない。

それだけでなく、エルンのように戦闘用の分身も1体用意した。

この戦闘用の分身は索敵能力が無いかわりに魔法や俺の持つ武器を使って攻撃できる。

それに技も使えるため、戦闘力はかなり高い上に、基本は俺の考えを読み取りながら勝手に戦ってくれるため、連携は簡単に出来る。

他の分身がいなければ、あと2体位は呼べるのだろうが、今は新たな街探しをしている分身と索敵用の分身がいるため、それは叶わない。

最も、グリーンフィールド程度のモンスターなら問題なく戦えるため特に気にならないが。


こうして分身達と共にモンスター狩りを始める。

今までに出会ったモンスターは索敵用の分身がいなくても俺が探知できるし、ルサフルで先制すれば大体問題はない。

そして止めは俺のカリバーンを使いながら戦闘用の分身がさす。

連携は言うまでもなく問題ないし、危なっかしい場面もない。

そんな感じでしばらくモンスターを狩り続けていると、モンスター同士のネットワークでもあるのか急にモンスターの数が激減した。

頑張って探してもいいが、あくまで暇潰しに近いものだったので、今回はこれで満足して学園へと戻る。


「転移、マイルーム!」


そうして学園へと戻ってくると、マドルは既に部屋に戻っていて、エルンは体育館に向かったようだ。

ただ、もうすぐ料理も出来そうなので、俺はマドルを手伝うことにした。


「マドル、いつもありがとう、手伝うよ。」


『旦那様おかえりなさい、じゃあこの辺の盛り付けと料理運びをお願いしますね。』


こうしてまたも苦手な盛り付けに四苦八苦しながら何とかそこそこの見栄えに完成させ、料理を並べていく。

そして、それが終わった頃にリナ達が戻ってくる。

いつも通りに俺の近くの席決めを始め、リンダとサクラが俺の近くになる。

そうして、朝から元気なリンダに何とか対処する俺を笑いながら眺めるリナ達という具合に朝から和やかな時間を過ごした。

最もリンダの相手をしていた俺はかなり大変ではあったが。


次回更新は8/15です。


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