◇タガミ アサギ
【注意】
本編DESTINYをお読みの方へ。
この話は現在第五章~第六章あたりをトモハルの一人称でお送りしております。ネタバレ含みます。
翌日から、極力時間を確保してリョウと会った。
話を聞いてもらうのではなく、体力作りが目的だ。
互いの自宅から近い山の頂上が廃れた公園になっているので、そこで木刀を振っている。
ここには人が滅多に来ないし、監視カメラもない。
野鳥や狸の姿なら、時折見かけるけれど。
小高い山を登るだけでもトレーニングになるし、一人で素振りをするより組手のほうが圧倒的に効率がいい。
すっかり忘れていた剣を握る感覚を、徐々に思い出している。
剣が生活の一部だったことが蘇ると、一度は手放そうとした俺の武器が愛おしくて堪らない。
あの剣が本当に俺のものなのか正直迷っているけれど、無性に握りたいと思った。
それに……あぁ、ここにトビィがいてくれたら。
異世界でトップレベルの剣士だった彼は、口は悪いし気障だけど、実力は凄かった。
また、習いたいなぁ。
様々な考えが頭を巡った、けれど、幾度か打ち合っていると今だけに集中できるようになる。
木刀がぶつかり合う音が、小気味よく周囲にこだましていた。
その音は水琴窟のように澄んでいて、心が洗われるようだ。
身体中に汗がじんわりとまとわりつき、息が上がってきた。
普段使わない筋肉を使ったことで、想像以上に身体が悲鳴を上げている。
無理せずに、休憩しつつ水分を補給した。
苔のむしたベンチに腰かけ息を整えていると、リョウが風を操り始める。
木の葉が俊敏に上下左右に動き、最終的に大空へ舞い上がって見えなくなった。
魔法の一種なんだろう、俺は敵を攻撃する類のものと回復魔法しか扱えないけれど。
不思議なもんだ。
「出来るはずだよ、トモハルも」
感心している俺に気づいたのか、リョウがはにかんで笑った。
「そうかなぁ……。そんな器用なこと、出来るかな」
「人には不得手がある。僕は風と相性が良いし、トモハルは……光だと思うよ」
「光……」
そう言われても、何をどうしたらいいんだろう。
魔導書に記されていた魔法しか扱えないから感覚が分からなくて、じっと両手を見つめた。
「魔法って、どういう仕組みなんだろう。異世界でしか使えないと思っていたのに、地球でも使えるし」
記憶を取り戻した今なら、魔法も扱える。
魔法の練習もしたいのはやまやまだけれど、流石に雷を落としたら誰かに気づかれそうだし。
かといって、回復魔法を使いたいがためにわざと怪我をするのも嫌だなぁ。
久しぶりに指先に灯した光を見つめ、溜息を吐いた。
これは、洞窟など暗闇で光を灯す魔法だ。
懐中電灯にも満たないけれど、電気がない異世界では便利だった。
そういえば、ずっと気になっていたことがある。
異世界へ行った俺たち以外に、地球上で魔法を扱える人間は存在するのだろうか。
あちらで受け取った魔導書を読み、俺たちは魔法を扱えるようになった。
だから、それが必須だと思っていたけれど……。
「リョウは魔導書を読んでいないよね?」
木の枝を風で動かしているリョウに問いかけると、薄く微笑み頷く。
「うん、気づいたら扱えるようになってた」
「どういうことだろ……。勇者に選ばれたら、地球にいても魔法能力を付与されるってことなのかな。よく分からないや……」
俺たちと違って、リョウは後から勇者に選ばれた。
そして、魔導書を与える前からすでに魔法を習得し、俺たちより上手く発動していた。
あの時は驚愕したものだ。
今更だけれど、疑問を言い出したらキリがない。
異世界の人々と言葉が通じたのも、都合が良くて驚く。
いや、意思疎通が図れなかったら、世界を救うどころではないんだけど。
でも……そういえば、魔導書の文字は読めたのに、店の看板やメニューを読むことは出来なかった。
時間の無駄だとは思うけれど気になってしまい、考え出したら止まらない。
「魔法に関しては。……魂が記憶していたから使うことが出来たのかもね」
唸っていると、あっけらかんと言うリョウに驚いて顔を上げる。
「魂が記憶していた?」
「うん。前世で魔法を扱っていたから、現世でも使うことが出来た」
「前世……」
納得できるような、できないような。
顔に感情が出ていたのか、リョウは笑っている。
「トモハルの偉いところは、疑問が浮かんだら有耶無耶にせず、解消しようとするところだよね」
「偉いかな? 普通だと思うけれど」
「ミノルなら、後回しだよね?」
「それはそうだけど」
何日か会話していて、リョウに関しても気づいたことがある。
妙に、俺たちについて詳しいのだ。
まるで、産まれた時から一緒にいたように。
ただ、共に育ったというより、保護者のように一歩下がって見守ってくれていたような気がしてきた。
同い歳なのに。
改めて見つめると、平凡な容姿なのに、神秘的な雰囲気が漂っている気がした。
バッキバキに腹筋が割れた頃、秋になった。
一応勉強もしているけれど、絶えず屋外にいて日に焼けたし、服の上からでも分かるほど筋肉がついたしで、母さんに不審がられている。
勉強をしていると嘘をついて家を出ているので、山に行っていることがバレたら大変だ。
今日は朝から雨なので、図書館でミノルたちと勉強をすることになっている。
自転車で行くことは諦めてバスに乗ると、ミノルがぶっきらぼうに何かを差し出してきた。
「ん」
「ん?」
花が散りばめられた、可愛らしい封筒だ。
どう見ても、ミノルから俺へではない。
「ラブレターだってよ、トモハルに渡すよう頼まれた」
「誰から?」
「クラスの女子」
最近の告白は手紙ではなくSNSでする、と以前テレビで見たけれど。
俺はこんな感じで頻繁に手紙を受け取っている。
……極力連絡先を教えないから、これしか手段がないのかも。
「弱ったな」
「弱ったな、じゃねーよ。困ってんのは、こっち! 毎回毎回頬を染めて『話があるの』と言われ、ついていくと『親友って聞いたから、お願い! トモハルくんに渡して欲しいの、必ずねっ』だぞ?」
「うーん……。ごめんと言いたいけれど、どうせ断るからミノルも受け取らない努力をして欲しい」
「受け取らないと号泣され罵声を浴びせられた挙句、翌日から総スカンなんだよっ! 勘弁してくれ」
女子は逞しくて、怖いな。
ごめん、ミノル。
図書館は混雑していたけれど、ケンイチとダイキが先に到着していたので、机はどうにか確保されていた。
「こっちだよ! 雨だから、今日はいつも以上に人が多いね」
手を振ってくれたケンイチに駆け寄り、四人で囲めば窮屈な机で向き合う。
勉強道具を取り出していると、ケンイチとダイキが真顔で封筒を差し出してきた。
「それで、その。……ラブレターを預かってしまって」
「俺も。トモハルと一緒にいるところを見かけたらしく、知り合いならと頼まれた」
「え」
四通の、これまた可愛い封筒が机に並べられた。
透けている封筒もあるし、今は凝っているんだなぁと感心してしまう。
「恐ろしいほどモテている」
大げさな溜息を吐いたミノルは呆れ、頭を抱えていた。
……自慢じゃないが、確かに顔は良いほうだと思う。
身長も伸びてるし、成績も良いし、話しやすいタイプの人間だから、好かれるかもしれない。
だけど。
最近多すぎる、何故なんだ。
「あ、あのっ」
気まずい空気が流れて四人で沈黙していたら、突然後ろから声をかけられた。
知らない女の子の声だけれど、明らかに俺たちに向けて発している。
振り返って分かった、品のある制服は私立のお嬢様高校だ。
……誰だろう。
「こ、これっ」
ラブレターと思われるハートが散りばめられた封筒を押し付けた女子高生は、俺が口を開く前に物凄い速さで立ち去った。
「…………」
視線すら合わなかった、顔に記憶もないし、一体誰なんだ。
俺は知らないぞ。
「今の、誰? 誰かの知り合い?」
救いを求めるようにミノルたちを見やると、彼らは項垂れている。
「朋玄、お前最近モテすぎじゃね?」
若干の嫉妬を含むようなねちっこい声とともに、ミノルが睨んできた。
そんなことを言われても。
「僕たちと再会する前も、こんな感じだったの?」
「いーや、前は多くても月に三回告白されるくらいだったろ? 今日だけで……何人だよ?」
「待って、そもそも月に三回って多過ぎない? 今はそれ以上ってこと?」
図書館なので声を潜めているけれど、勉強どころではなくなってきた。
苦笑している俺の隣でマネージャー気取りのミノルが受け答えを始めたから、大人しく黙って聞いている。
「机の上の手紙は四通、バスの中で俺が一通渡しているし、今受け取ったし。今日だけで六通だ」
「ひえええええ」
指を折って丁寧に数えるミノルに、ケンイチがのけ反っている。
「だからさぁ、断るだけじゃダメなんだよ、誰かと付き合えばいい。彼女が出来れば、女子も諦めがつくだろ」
「トモハルには、気になる子はいないのか?」
憐みのような視線をダイキに向けられ、心臓が跳ねた。
気になる子?
いるよ、いるけれど、俺たちの目の前で死んだだろ?
マビルって言うんだ。
本音を吐露したいのを拳を握って我慢し、唇を強く噛む。
喉の奥から言葉が出かかっているのに、押し込むしかない。
深い呼吸の後、俺は精一杯の笑顔を見せた。
「今は、誰かと付き合うことが……考えられないんだ」
「真面目だなぁ。深く考えるから、二の足を踏むんだよ」
違うよ、俺にはずっと好きな子がいるんだ。
大きく肩を竦めるミノルに歯を食いしばり、冗談めかしてこう言う。
「実は、小六の頃からすっごく可愛い子が夢に出てくるんだ。俺は、その子がいい」
「なんだそれ」
三人が失笑するからあちこちで咳が響き、図書館スタッフが飛んできて注意を受ける。
「ロマンチストだなぁ。めっちゃ可愛い?」
「うん、とても。テレビに出るアイドルより、圧倒的に可愛いよ」
真剣に答えたけれど、三人は嗤いを押し殺している。
……ミノルもケンイチもダイキも、知っているだろ?
マビルだよ、俺たちのことを祝福してくれたじゃないか。
真実を言えない苦しさで、胸がいっぱいになる。
悔しくて、瞳に涙まで滲んできた。
俺を馬鹿にするのは構わない、けれど、マビルを否定されると腹が立つ。
記憶を失った彼らを責めるのは、お門違いだけれど。
居た堪れなくて、教本を探すふりをして立ち上がった。
人気のない、部屋の奥を目指す。
ここは4類、歴史、伝記、地誌、紀行……。
何気なく手に取った海外の旅行雑誌をパラパラとめくり、気持ちを落ち着かせる。
美しい風景を見たら、心が穏やかになる気がした。
他と遮断されたような静まり返る空の中、紙をめくる音だけが僅かに響く。
音は天井に届き、柔らかく跳ね返ってきた。
内容は頭に入ってこないけれど、割れた硝子を散りばめたように光り輝く海の写真は、とても心に残った。
コツコツコツ……。
吸い込まれそうな海を見ていると、足音が近づいてきた。
足音が、目の前で止まる。
邪魔をしていることを察し避けたけれど、目の前の人は動かない。
ちらっと床を見ると、黒色のスニーカーが見えた。
足の大きさ的に、女性だ。
怪訝に顔を上げ、吃驚する。
目の前に佇んでいるのは、アサギだった。
整った顔立ち、誰もが羨むであろうバランスのとれた身体、間違いない。
まさかここにいるとは思わず、固唾を飲んで凝視する。
アサギは記憶を取り戻している……リョウはそう言っていた。
何を話せばいいのか戸惑い、みっともないほど狼狽える。
「そ、その。久しぶりだね」
記憶が戻っていないフリをして、アサギの出方を見ることにした。
上ずった声が出たけれど、アサギの表情は変わらない。
能面のように、俺を見ている。
……能面?
そう、目の前にいるアサギは、俺の知っているアサギではない。
俺の知っているアサギは、表情がとても豊かだったのに。
図書館には俺とアサギしかいないように、不気味なほど静まり返っている。
聖域というより、墓地のようだ。
目の前のアサギは唇を真横に結んだまま、一言も発しなかった。
けれど、俺を見ている。
「今、ミノルにケンイチ、ダイキも一緒だよ。机は狭いけど、混ざる? きっとみんなも喜ぶよ。そうだ、全員同じ高校を受験するんだって、奇遇だよね。でも、楽しそうだ。小学生の時のように、みんなで仲良く通おうよ」
滑稽なほど饒舌になったけれど、アサギは何も言わない。
ただ、何処となく沈んだ瞳で俺を見ていた。
そうだ、瞳も以前と違う。
星々を宿したように煌めく瞳が、今は陰っている。
急に図書館の気温が下がった気がして、鳥肌がたった。
おかしい、妙だ。
アサギが全く笑わない。
以前なら、屈託のない笑顔を浮かべ、人の目を見て嬉しそうに会話してくれたのに。
まるで無関心とでもいうように、反応がない。
リョウも気づいているだろ、これはアサギじゃない。
断言しよう、目の前にいるのは俺の対の勇者であるアサギではない。
端麗な顔立ちはそのままだけれど、何者も寄せ付けない近寄りがたい空気を放っている。
触れたら切れてしまう、刃をまとっているように。
「…………」
口籠っていると、アサギは無言で何かを差し出してきた。
それは、丁寧に折り畳まれた紙だった。
ラブレターではないだろう、何か分からず一先ず受け取る。
すると、アサギは颯爽と踵を返した。
「え、待ってよ! みんなに会っていきなよ」
「……もう、帰るの。予定があるから」
ようやく、声を聞くことが出来た。
声は以前と同じだ、けれど、抑揚のつけ方が違う気がする。
「そ、そうか。それなら、今度一緒に勉強しよう。リョウも呼んで、みんなで。そうだ、新しい連絡先を教えてよ。小学生の時のは、繋がらなくて」
繋ぎとめようとしてスマホを取り出しアサギに見せた、けれど、無表情のまま首を振っている。
「持っていないから」
「そ、そうか……」
義務的に淡々と告げると、俺を尻目にアサギは美しい姿勢のまま去っていた。
引き留めることが、出来なかった。
呆然として見送った後、手の中でカサリと音を立てた紙の存在を思い出す。
広げてみれば、見慣れたアサギの丸っこい字だった。
『容姿も確かに素敵だけれど、トモハルが異性を引き付ける原因はそこじゃない。女の子はトモハルから滲み出る……一種のフェロモンを感じ取るの。安心するんだと思う、トモハルに好きになってもらえれば全力で護ってもらえるって、楽しいって、分かるから。だから最近、異様にモテているんだよ。でも、貴方に選ばれるのは一人だけ。そして、その子はもう決まっている。その子は今、いないけれど、それでも必死で想うトモハルの感情、それこそが今の現状を引き寄せた。それこそが貴方の、最大の魅力』
読み終えると紙を握り潰し、アサギを追う。
俺たちの会話の答えが、そこに書いてあった。
つまり、アサギは俺たちがいることを知っていたし、最初から聞いていたんだ。
それなのに、直接話しかけることはしない。
紙に書くだなんて、まわりくどいことをしてくれる。
「待ってくれ、アサギ!」
彼女はもう図書館を出て行ってしまったのに、全力で名を叫んだ。
硝子の扉の向こう、横断歩道で待っているアサギが見える。
聞こえていないはずの俺の声にアサギは振り返ると……微かに、笑った。
笑った。
呼吸が止まりそうになった。
一瞬だったけれど、昔のアサギと同じように穏やかな笑みを見せてくれた。
しかし、幻でも見ていたようにアサギは途端に無表情になった。
信号は青になり、俺から離れて行ってしまう。
「今のって……タガミ……」
俺の切羽詰まる声に気づき、ミノルたちが駆けつけた。
胡乱なものを見たように苦い顔をしているけれど、遠くのアサギが目に入ったらしく硬直している。
「タガミ……」
ケンイチが呟く。
マヒルと呼べず、動揺しているように見えた。
「……出よう」
俺は三人の腕を引っ張り、荷物を片付け、狼狽している彼らとともにバスに乗った。
向かう先は、母校の小学校だ。
「タガミマヒルって、誰だよ。俺たちが知っているのは、タガミアサギだ」
ミノルが絶望した声を出すと、ケンイチとダイキが大きく頷く。
確認しなくても分かる、三人も思い出したらしい。
だから、今向かっているのは、あの日異世界へ飛ばされた校庭だ。
バスの中で、俺たちは大人しく揺られていた。
誰も、何も発することはなかった。
バス停を折り、静まり返った懐かしい小学校の校庭へ足を踏み入れた。
いつしか、雨は止んでいる。
雨上がり独特の匂いが充満し、身体にまとわりつく。
あの時は大きかったはずの鉄棒や遊具が、とても小さかった。
示し合わせたように空を見上げると、ようやくミノルが口を開く。
「みんな、どうしているんだろう」
「時間がかかったけれど、思い出した」
ダイキは感極まって、瞳の端に涙を滲ませている。
「つまり、全員が思い出したってこと?」
澄み切った瞳で、ケンイチが俺を見つめる。
俺は躊躇うことなく頷き、肯定した。
「トモハルは、マビルのことを心の奥底で憶えていたから、誰とも付き合わなかったんだな?」
「うん。マビル以外考えられないから」
ミノルの問いに、自然と笑みが浮かんでしまう。
三人は肩を竦め、それでも嬉しそうに笑ってくれた。
「トモハルは、いつ思い出したの?」
ケンイチの問いに、今までの事を三人に話す。
リョウが真っ先に思い出したこと、二人で特訓していること、アサギが別人に思えること。
「名前が変わっていること自体、バグだろ……。でも、クレロにそんな芸当出来るか?」
ミノルが舌打ちし、アサギを思い出せなかったこと悔やんでいる。
「リョウは異世界への扉を探している。マビルが来たルートが分かれば、そこから突入する予定だった。でも、どうやって地球へ来たのか分からないんだ」
「僕たちも手伝うし、特訓にも参加させてよ。剣の使い方なんて、忘れちゃったし」
「もちろん、大歓迎さ。心強いよ」
ようやく興奮が冷めてきた頃、『マビルが生き返るかもしれない』と話した。
更に、何かと戦わなければいけないらしいということも。
三人とも半信半疑だったけれど、考える力もないらしく悄然として頷く。
リョウに連絡すると、自転車に乗ってすっ飛んできてくれた。
それは、心地よかった秋風がいつしか刺すような風に変わっていた秋の終わりだった。
冬になって受験が終われば、すぐに春がやってくる。
お読み戴きありがとうございました。
一応週1更新になっております、来週も月曜日に更新する予定です。




