登場人物紹介 ◆
第一章の登場人物
※一部を除いてイラスト付きです。
ヌビク(ヌビク=リフュルシュ)
男。15歳。主人公。元は離れ小島の牧童だったが、大陸に渡り傭兵となる。陰気で卑屈で嫉妬深い性格。危機的な状況に置かれてもやけくそ由来の命知らずさを発揮して切り抜ける。頻繁に転んだり落ちたりする。
セリト(セリト=リベイマ)
男。21歳。傭兵団の山賊退治に同行する旅の剣士。その正体は金持ちの息子。騎士を志している。ツンツンに逆立てた金髪が特徴。性格は嫌味で傲慢で突然興奮する。
オーリス(オーリス=エジヤ)
女。20歳。妹のアイリスと二人で村で暮らす女醸造士。性格は明るく、やたらと友好的で面倒見が良い。何かとスキンシップしてくる。酒をせびりに来たヌビクたちをもてなしたことで厄介ごとに巻き込まれる。
アイリス(アイリス=エジヤ)
女。15歳。オーリスの妹の引き篭もり。陰気で毒舌でふてぶてしく子供っぽい。良い所がほとんど無い性格をしている。極度のシスコン。突然興奮する。
ゼーム
男。15歳。樹海に住む謎のウルトライケメン。自称きこり。容姿、性格、能力、どれをとっても非の打ち所が無い完璧超人。傭兵団の山賊征伐に道案内として雇われる。気持ち悪いくらいヌビクに対し友好的だが、女にモテるのでヌビクの理不尽な嫉妬の標的となっている。
ホルズ(ホルズ=トーヤカンジク)
男。25歳。頭のイカレた山賊。真っ赤な長髪が目印。ふとしたきっかけで言動がころころ変わり、無慈悲な殺人狂かと思えば一転して義理堅さを見せることもある。突然興奮する。
ニャキ(ニャリキミヒ=エズチカ)
女。29歳。背の高い細身のメガネ女。極秘任務のために正体を隠して旅をしているが、ハステに速攻で本名をバラされる。誰に対しても常に敬語だが慇懃無礼。びっくりするほど性格が悪い。
メセ
女。年齢不詳。僕の考えた最強キャラ。ニャキの護衛として常に彼女に付き従う小柄な少女。圧倒的な戦闘能力を持つ。性格は掴みどころが無く、口数は少なく男言葉を使う。
ハステ(ハスタリメノ=フィノケリ)
女。21歳。場違いな甲冑に身を包んだ新米騎士。良家の出身であり、名目上はニャキの護衛だが実質研修目的で旅に同行させられている。善良だが常に誰かの足を引っ張る。
サトヤとダーマ
サトヤが女、ダーマが男。14歳。シギミヒに付き従う双子のメメトー人。それぞれが驚異的な戦闘能力を持ち、極めて攻撃的。サトヤは片言だが帝国語を話すことが出来、テンションが高く口数が多い。それとは対照的にダーマは極端に口数が少ない。
シギミヒ
男。36歳。樹海の要塞に居を据える山賊たちの首魁だが、山賊稼業以外の謎の目的を持って要塞の地下を発掘している。メメトー人。母国から召喚した双子のボディガードを従える。冷酷な快楽主義者。
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サブキャラ
ノラッド(ノラッド=ランロー)
男。46歳。ヌビクが所属する小隊の隊長。昔は帝都の軍人だったらしく、ハステの父親と面識がある。隊員たちに対する仲間意識が強い反面、敵対者には容赦が無い。
リデオ
男。46歳。小隊の副隊長。ノラッドの親友。背の低いデブ。下劣で卑劣で強欲でお調子者。ノラッドと同じく、ハステの父親と面識がある。
ロウィス(ロウィス=テッドヤン)
男。35歳。小隊のもう一人の副隊長。いつも疲れたような顔をしている。ハゲかけている。リデオと不仲。戦闘技術はノラッドに師事しているが、ノラッドに対して過剰に畏怖を感じている。
カムロ
男。30代。ホルズの手下の盗賊その1。ホルズに対して非常に反抗的だが、それは盗賊に堕ちた自分の不甲斐なさを認めたくないが故の責任転嫁の表れに過ぎない。
名も無き盗賊
男。20代。ホルズの手下の盗賊その2。ジョブは盗賊。
ケリドフ
男。10代。ホルズの手下の盗賊その3。アホで臆病でゲスい。無言の撤退を最後にもう二度と登場しません。
ラリャンサ
男。22歳。ノラッド小隊の一員。凶暴で短絡的な不良傭兵。リデオに対して謎の絶対的な忠誠心を持っている。女性的な顔立ちのイケメン。偵察任務にてリデオ班に配属される。
トルシュ
男。40歳。ノラッド小隊の一員。元行商人の、貧相な体格の中年。それなりの期間傭兵として団にいるが、臆病ですぐに敵前逃亡するため実戦経験は少なく、それに伴って隊での地位も低い。偵察任務にてリデオ班に配属される。
ダミ
男。16歳。ノラッド小隊の一員。無口で無愛想だが正義感は強い。頭はあまりよくなく、実戦経験も少ない。偵察任務にてリデオ班に配属される。