第七章【雪禍の記憶】
遅れてすいません!!!やっと投稿できました。
本当に待っていてくださった方申し訳ありません!!
早速見てください。
私は朝起きた時から胸がズキズキして止まなかった。
雪那が……もし……こんなことを考えている暇なんてない。私は「暗雪」との待ち合わせ場所に俯きながら……向かった。
道中、路地裏で捨てられた猫を見つけた。普段は気づかなかったと思うが、今日は余計に気が張っていて、気づきたくもなかったものに気づいてしまった。私の少しばかりの親切心がこんなところで発動するとは思ってもみなかった。
私はすぐに捨て猫が入った段ボールを大通りに置いた。
そして足早に歩いた。何やってんだ私。自分に問いかける、だがその返事は返って来ることはない。
「雪那」それは、私の義理の妹の名前。別にそれほど思い入れなどなかった。あの笑顔を見るまでは……
それから私は鬱陶しいほど、気遣い、話しかけた。
いつしか「笑わせること」それだけを考えていた。
私の人生はもとより自分のためではなく「雪那の笑顔」のために存在していたのかもしれない。
だがそれまでは良かった。
「雪那」の笑顔を見れなくなってからは、自分の存在意義を問い続けた。
何のために、私はいるのだろうか。
自分の存在はこの世界になくてもいいものではないかと考え、屋上に身を運ぶことは多々あった。
そんな時に止めてくれたのもまた「雪那」であった。
笑顔を見せなくなってしまった「雪那」への興味は、だんだんと薄れていってしまった。
そこからというもの、「雪那」が家にいる時間もだんだんと減っていった。
最終的に、もう帰ってこなくなった。
警察に行方不明の届を出したが、見つからなかった。
半年後。もう「雪那」という存在が消えかかっていた時だった。
警察から、「雪那」が最後に向かった場所を教えられた。
雪禍岳。確かにそう言っていた。
もし私が「雪那」を助けたら、また、笑ってくれるのだろうか、その僅かな希望にかけて。
私は、また立ち上がれた。「雪那」の笑顔が見れなくなった時を思い出してよく泣いていた。
何故だろう、なんでこんな事思い出してるんだろう。今は一刻も早く、向かわないと。
歩き始めると、急に土砂降りの雨が降った。
まるで私の感情を見透かしているかのように……
私は、道のど真ん中で立ち尽くしてしまった。その時、「雪那」が後押ししてくれるかも、という考えが頭をよぎってしまった。
雑念を払いのけようと思って顔を上げると、そこには涙をながした私が映っていた。
「私って、こんなに惨めだっけ?」
思わず口に出してしまう。
「はぁ……」
一歩、一歩、前へ前へと進んでゆく。
いつのまにか、「大聖堂」と呼べるものの前についていた。
「ゴゴゴゴ」
重厚な扉が開いた。扉から人影が現れる。
「よくぞきてくれました!我ら!暗雪の屋敷へと!私がここの責任者!浜沢鷹也!どうぞこちらに」
最後は不気味な笑みを浮かべていた。
後書き書く時間がなさそうなのでまた後日書きます!




