一章登場人物紹介
クロハ
本作の主人公。
珍しいとされる黒髪と、黒い瞳が特徴。身長が低く外見がとても幼いので、いつも六、七歳と間違えられていた。
アズラ王国の北東に位置するオダール伯爵領にある、ヴァエールという森に囲まれた小さな村出身。
沢山酷い目に合う少女。
アレクス
クロハの父。茶髪茶眼、体格が良い。
ヴァエール村一強く、冒険者をしている。冒険者ランクはB。
イリナ
クロハの母。薄紅色の髪、金色の瞳をしている。明るい性格をしていてヴァエール村の人からの人望が厚い。
オミナス
ラストリア帝国に属している。赤髪赤眼の男。
若いが、帝国からのさまざまな依頼を難なくこなしており、数々の功績を持っている。
そして気持ち悪い性癖を持っている。
ダイタン
帝国直属の奴隷狩り団体に属している。禿頭で瞳は茶色。男である。
巨体であり、力が強い。元は暗殺者を目指していたが、デカくなり過ぎ諦めた。
レオナ
金髪で髪は肩に掛かる程度。緑眼である。
明るく、癖の少ない優しい少女。
親に売られ、帝国に従属しているポレス小国という国にある奴隷組織で生活していた。
ダロン
白銅色の髪色をしている。紫目。年齢は五十を超えるぽっちゃり体型のおじさん。
ポレス小国の一部奴隷組織を纏め上げている者。裏社会で名を馳せている。
魔法や魔術の才能もあり、真面目に訓練していたら表社会でも名を馳せていたかもしれない。
博士
所謂マッドサイエンティスト。
眼鏡を掛けた白衣を着た中年の男。
世界を手に入れる為にキメラを作っていた。アズラ王国から手に入れようとしていたが夢叶わず死亡。
シャンラズ・ロナール
アズラ王国、ロナール伯爵領領主。
ブロンドの髪、葵色の瞳をした五十代の男性。
アバート
ロナール伯爵領の騎士団長。
青髪、蒼眼の男性。
クラゲーヌ
白髪紅眼の男性。
アズラ王国、王都アズラの騎士団長であり、『王国の砦』の異名を持つ。
ビルデン・ランドール
アズラ王国宰相。
ハンズ・アズラ
アズラ王国国王。
次から二章です、しばらくクロハの平穏な日々が続きます。