感動の再会?
乙葉「お兄ちゃん!なんでここに!それより、最初は、説明だから内容が無いね~!」
瑞樹「あんまりメタイことを言ってやるな妹よ」
それではイッツショウタイム!
僕は、今日から目の前にいる公爵家のメイリービィアン•ヴィクトリアお嬢様の執事となる。
「失礼します。今日からメイリービィアンお嬢様の執事となります。ライナスです。」
と挨拶すると目の前にいるお嬢様は震えだした。
「あああ…。」
「お、お兄ちゃーーーん???!!!!」
そう言われた瞬間僕のいや、俺の中の記憶が呼び覚まされた。
俺、有栖川 瑞樹は高校3年生だった。普通の高校生で特に趣味はなかったが、運動神経だけは無駄に良かった。
俺には、4つ下の妹がいた。有栖川 乙葉だ。俺の妹は才色兼備で本当に俺の妹かと疑うくらい完璧だった。そんな妹は、アニメ、ゲームオタクで特に恋愛シミレーションゲームを好んでいて何度も熱弁された。
〜恋愛シミレーションゲーム〜|『Last Note』《ラスト ノート》
学園を舞台にした王道ラブファンタジー。四人の攻略対象と主人公が織りなす様々なストーリー。
主人公のねねは、異世界からやって来た高校生で少し、いや大分フワフワしていた。でも、彼女は、二重人格者でそのギャップに読者のハートは鷲掴みだった。攻略対象よりも主人公に人気が集まっていた。俺の妹もその一人だ。普段人になかなかなびかない彼女が珍しいものだった。
そして、メイリービィアン•ヴィクトリア彼女は公爵令嬢でこの物語の悪役だ。主人公に嫉妬し、嫌がらせを繰り返し大体のエンドで殺されるか、国外追放になっていたと記憶している。
そんな悪役令嬢になぜか妹が転生していた。そして、俺は一介の執事であるライナスに転生していた。
「お兄ちゃん!?なんでここに!?てか何そのカッコ!」目の前の事実に驚きを隠せず令嬢でありながらあんぐりと口を開けてぽけっとしている。
「おとこそなんで悪役令嬢なんてなってんだよ!」
「知らないわよ〜!気がついたらお姫様だものしかもおとのいちばーん大好きだったゲームのね」
「それにおとはあの時俺が助けて助かったはずじゃ…。」そう、俺が前世で18歳だった頃の冬に交通事故に遭いそうだった妹をかばいそのまま運動神経は無駄によかったのにいざというときは役には立たなかった。
「あ~、実はあのあと18歳の時にもう一度同じ目にあってしまってそこでぽっくり」
「ぽっくりっておと、お前」
「おい!そこのお前!さっきからは何を言っているんだ。それにその態度は、メイリービィアンお嬢様に失礼だろう」
ヤベ、護衛がいるんだった。
そういえばおとは今公爵令嬢か。とりあえず、ここまでか。とお互い目を合わせた。
「失礼いたしましたお嬢様。改めましてお嬢様の専属の執事となりましたライナスでございます。」
「ふ〜ん。ライナスね。私はメイリービィアン•ヴィクトリアよ。よろしく」
こうして俺は、妹の執事となったのである。
最近、うちの犬が甚平を着ていて軽い素材なのがいいのか気に入ってきてくれてとてもハッピーです!
チワワハラスメントは人類を救うと勝手に思っています。起きたら顔が目の前にあったり、いつの間にか登山されていたり…。可愛いからALLオッケー!ちなみに英語はつ〜だった。犬じゃなくてよかった!まぁ、中学の時の話だけど!じゃあ、また次回も気が向いたら見てくださ〜いイッツショウタイム!