正法寺(岐阜市)
岐阜市にある正法寺は、国内で最大級の大仏『岐阜大仏』としても知られています。拝観料を納めて、大仏殿で『岐阜大仏』を観ることができます。
大仏様(釈迦如来)の高さと大きさには圧倒されましたっ!! 小学生の時の修学旅行で行った、奈良県にある東大寺の大仏様くらいの迫力がありますね。
……私は身長が低いので、巨大な大仏様の顔を見上げると、首が痛くなりそうでした……(゜д゜)!
ちなみに、正法寺の周辺は見所がいっぱいです♪
岐阜城が建っている金華山や、色々な植物を見ることができる岐阜公園があります。[清流]と言われている長良川や、有名な鵜飼の乗船場も近いです。
話は戻りますが、正法寺について色々と調べてみると、今まで聞いたことの無い宗派の大仏殿であったので、とても驚きました!!
禅宗の一つで、『黄檗宗』という宗派だそうです。中国出身の僧侶の方が、江戸時代の初期に開祖したそうです。
日本史の教科書に載ってはいなかったと思いますが、色々な仏教の宗派があるんですね。非常に勉強になりましたっ(*^^*)
また、正法寺の大仏様の裏側、大仏殿の奥の方に行くと、数枚の[地獄絵図]も拝観することができます。
……江口夏実先生(漫画家)の『鬼灯の冷徹』を思い出しました(ꏿ_ꏿ;)
私が住んでいる町にある、浄土宗の寺院の[地獄絵図]も観たことがありますが、中国生まれの黄檗宗の絵図と、雰囲気が何となく違いましたね!
浄土宗の絵図は淡い色で描かれていましたが、黄檗宗(正法寺)の絵図は鮮やかな色でした。
正法寺の[地獄絵図]で覚えているのは、ワンコや鳥に追いかけ回される亡者と、釜の中に入れられた亡者です Σ(゜Д゜)
ワンコたちに追われているのは、生前に動物虐待をした罪人(現代社会なら、多頭飼育崩壊等を起こした者)だそうです。
罪人は、ワンコたちに体を引き裂かれた後、骨の髄まで虫に食い荒らされるそうですっ(((;>o<;)))
あと、鬼にグツグツと釜の中で煮られているのは、生前にお酒の飲みすぎた罪人です。
現代社会の場合、人が変わったかのように、酔って以上に暴言を吐いたりして、周りに大迷惑をかける程、酒癖が悪いヤツでしょうか……。飲酒運転も、絶対に良くないですもんねっ!!
「酒を飲んでも飲まれるな!」と注意される人が居ますが、本当にその通りだと思います。
そのような恐ろしい[地獄絵図]を拝観させてもらうと、「悪いことをしちゃダメだよ!!」と、しみじみと感じますね(><)
それから、『鬼灯の冷徹』を読んだことをきっかけに、仏教の世界に関する地獄について興味を持ったので、最近に詳細を教えてくれる本を買ってしまいました……(^▽^;)
エッセイを書くために、一部を参考させて頂いたので、使わせてもらった書籍を下記に載せました!
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【参考にさせて頂いた書籍】
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『眠れないほどおもしろい地獄の世界』
著者 富増章成
発行者 押鐘太陽
発行所 株式会社 三笠書房
印刷 誠宏印刷
製本 ナショナル製本