大垣八幡神社(大垣市)
全6話です。
大垣八幡神社は、大垣市の中心地の近くにあります。神社は市内の北側、住宅街の一角に建てられています。
昔から大垣市は[水の都]と呼ばれているからか、市内のあちらこちらには湧き水が出ている場所があります。
大垣八幡神社の鳥居を抜けた後、すぐ右には井戸が造られていて、湧き水をポリタンクに入れて持ち帰る方もいらっしゃいました!
また、大垣市は『おくのほそ道』を書いた松尾芭蕉(江戸時代の俳人)の旅の終着点として知られています。
大垣八幡神社の横を流れる水門川の川沿いには、『奥の細道むすびの地記念館』があり、芭蕉が実際に舟で下った時に見かけた『住吉燈台』という木造の標識が、現在も大切に残されています。
大垣八幡神社の主祭神は、武勇伝が多い応神天皇、その母親で武人でもあった神功皇后等です。
神社は、大垣市の総鎮守(自然災害や疫病から護って頂ける神様のお社)として造られました。
応神天皇は必勝祈願・出世開運等、神功皇后は安産祈願・子授け等のご利益がある、と言われています。
また、神功皇后のご利益の関係で、境内の中央辺りに、『犬の母子像』がありました。両手に収まりそうなくらい小さな像で、とてもカワイらしかったですねっ!!
犬はお産が軽い……という事で、[安産の象徴]だそうです。安産祈願や子授けを願いながら、『犬の母子像』を撫でると良いそうですよ〜(^_^)
そして、本殿左隣の大きなお社には、大国主大神(大黒大神)と事代主大神(恵比寿大神)等がお祭りされています。縁結び・商売繁盛等のご利益があるそうです。
その他に、商売繁盛で有名な宇迦之御魂神の大福稲荷神社、『学問の神様』として知られている菅原道真の大垣天満宮なども建られています。
それから、大垣八幡神社の例祭として、毎年5月の中旬には『大垣まつり』が行われます。からくり人形の芝居をしたりする様々な軕を曳きながら、多くの人が町の中を回ります!
高校生の時に友人と何度かお祭りに行った記憶が、ぼんや〜り……とありますね。
ちなみに、大垣八幡神社の御朱印を頂いた時に、パンダのスタンプが押された当て紙も頂きました♪ 季節によって、スタンプの種類が違うようです。
神社のどなたかが、パンダをお好きなのかもしれませんね(*^▽^*)