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ライトノベルと小説の違いについて

作者: 無知の知ャーハン

2023年、4月某日。

私は、とある本屋を訪れて悟った『ライトノベルと小説の違い』について書き留めようと思い至った。それがこれである。

仮に何かの間違いで読者が訪れようと、あくまでメモ。読みにくくとも滅多に修正されないことをここに宣言する。

さて、本題に入る。

ライトノベルと小説(ここでいうライトノベルは、文庫本も含むものとする)の違いといえば、真っ先に思い浮かぶのは表紙の違いだ。

ライトノベルは、どちらかといえば萌え絵とされるものばかりが表紙になっている。それに対して小説は、額縁に飾られているような硬派な絵が表紙になっているものが多い。(もちろん、硬派なイラストのライトノベルもあれば軟派なイラストの小説だってある)

この違いは何なのだろう。そう考えて至った結論は、事実がどうであろうとただの主観に変わりないことを断っておこう。

ずばり、取っ付きやすさの違いである。

ライトノベルとは? そう検索して「若者向け」という言葉を見かけた人も多数いることだろう。その言葉の表れが、あのイラストである。

最近の若者というのは、思いのほかアニメを見るものだ。それも深夜アニメとされる、ライトノベルや漫画から発展したコンテンツが多い。だからこそ昔に比べて萌え絵に嫌悪感を示す人は少ないと言える。そんなアニメという視覚で分かりやすいものから一段階ステージを落としたものがライトノベルだ。(オタクが忌避されることが当たり前だった昔にもライトノベルはもちろん存在している。しかし日に日に拡大していくコンテンツを昔の尺度で語るのは無意味だろう。そもそも昔のことをあまり知らないのだから語りようもない)

つまるところ、「馴染み深いイラストをキッカケに本を読んでもらおう」というのがライトノベルだ。児童文庫と同じようで、少し大人びた、だけど小説に比べればまだまだ青い書物。

なら小説は?

ずばり、世界観を大事にした、一つの本で一つの世界を描く書物である。

○○シリーズというのも多いが、ライトノベルに比べて一刊完結が多いように思える。だがおそらくは作者の個人差であり、本の形で表されたそれが、その人の思い描く世界が最も美しくまとまる形なのだ。


長々と語ってしまったが、簡単にまとめると

「ライトノベルは若者が『うへぇ』と言わないように表紙を柔らかくした作品」

「小説は一つの世界観をガッツリ味わいたい人のための作品」

となるだろう。

読了、感謝する。

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