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座談会(後日談)二

※ここからは☆・みゆき、★・勇一の掛け合いとなっております。


 屋上に行くまでのみゆきの行動について――

☆「私が気が付いた時にはもう勇一くんが教室にいなかったからもしかして……って考えてたら遅くなっちゃたの。本当にごねんね」

★「いえいえ」

☆「下駄箱に手紙が入ってた時は最初、何かの罰ゲームがいたずらかと思ったよ」

★「ゴメン! そんなつもりじゃなくて……」

☆「行って良かったと思ってるんだよ。あの時、屋上に行って勇一くんが本当に居てくれて嬉しかったんだよ! 私」

★「今の話、本当ですか?」

☆「本当だよ! 嬉しくて嬉しくて……時間忘れるくらいだったんだから!」

★「いやー、照れますねー」

☆「これからもどんどん勇一くんを引っ張ってくからよろしくね!」

★「はい、よろしくお願いします?」


 勇一がみゆきを好きになった理由――

☆「勇一くんは『オタク』ということを知られたくないために彼女をつくらないで生きていたのに、何で、私にトキメいちゃったんですか?」

★「それはですねー。みゆきちゃんに何かを感じちゃったからなんですよ」

☆「何々? 何を感じちゃったのよ?」

★「言っても良いのかな、これ?」

☆「これって何よ?」

★「いやー、みゆきちゃんのお父さんの明夫さんとお兄様の達也さんのオタクのにおいだと思うんですよねー!」

☆「……何で私の家族のこと知ってるのよ! っていうかまだ話したことも会ったこともないわよね?」

★「そそ、そのうちバレちゃうんですから良いじゃないですかー!」

☆「それを『ネタバレ』と言うんじゃ~、このオタがっ~~~!」

★「ご、ごめんなさいっ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」

 その後、『ネタバレ』の出所をみゆきちゃんに事情聴取されるはめになった勇一くんであった。チャンチャン!


 事情聴取後日談――

☆「ホシは白でした。とてもつまらなかったです。でも、事情聴取しているうちにだんだんと勇一くんがおもしろくなってきたので私の広い心で許してあげましたよ! ちゃんとね。許してあげたところでちゃんと言ったんです。『勇一くんはどっかお兄ちゃん達と同じにおいが少々してたんだよね!』ってネタバレですよね! って感じでしたが……そのうちお兄ちゃん達のことが分かってしまうのは本当だと思ったので……それで勇一くんはいつも通りに『えっ!』って言ったので私は『なんてね! 本当に気になってたんだー、おもしろい人だな~って』そしたら勇一くん調子に乗り出してまたネタバレ言って事情聴取になっちゃいました。事情聴取はとってもおもしろかったので飽きなかったですね! あっ、そういえば勇一くんに言ってないことがあった、あった。よ~し、勇一くん、聞いててねー! えーっと、『お兄ちゃん達と同じにおい……』っていう話は真実です。フィクションではありません。それとこれもノーフィクションです。私が前の席の時の話なんですが、『読書の時間』っていうのが朝礼の前にあったよね? その時、勇一くん教科書で隠しながらアニメ雑誌読んでたよね? あんまり、隠れてなかったけど……それを見た瞬間に『ああ、この人は!』って思ったんだよねー、そういえば……なんかものすごく長くなっちゃってゴメンね~! それじゃあ、以上、『みゆきは見たっ!』でしたー! バイバイ!」

 これを聞いた勇一くんはこう言いました。

★「なんで! そんなことまで知ってるの! 恐るべしっ! みゆきちゃん! やっぱり、みゆきちゃんは侮れないよっ!」


 勇一くん、頑張れ! みゆきちゃんにツッコんで強くなれっ!

 そして、みゆきちゃんパワーを食い止めろ!

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