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第1回「りーくんといっしょ! どきどきプレイバック♡」

怪原珠飛亜(以下:珠)「はぁーいどうもみなさんこんにちは! あ、おはようかな? それともこんばんは? 気にしない気にしないっ! どうも、りーくんのお姉ちゃんの怪原珠飛亜ですっ!」


怪原理里(以下:理)「『りーくんのお姉ちゃん』で伝わるかよ。どうも、怪原理里です」


珠:「うんうん、りーくんは今日もかわいいねぇ……なでなでしたくなっちゃう」


理:「いつもしてんだろ、勘弁してくれよ。で、なんだこの『すひあん・いんたびゅ〜!』っての」


珠:「うーん。なんかね、わたしが司会になって、『星狩り』に登場するひとたちを毎回ゲストに呼んで、本編を振り返りながらインタビューするコーナーみたいだよ」


理:「そのまんまかーい。って、珠飛亜が司会!? 大丈夫なのかよ!」


珠:「だいじょうぶだいじょうぶ! こう見えておねえちゃん、けっこうハイスペックなんだよ? 生徒会してたし」


理:「そ、そういやそうだった。いつも子どもみたいなとこばっか見てるから、ついつい忘れちゃうな」


珠:「おねえちゃんがああいうトコロを見せるのはぁ……りーくんだけだよ♡ きゃっ♡」


理:「見え透いた嘘ついてないで進めろ司会」



珠:「そうでしたそうでした。それでね、なんと今回はりーくんがゲストなのです!」


理:「えっ俺ゲストなの? てっきりサポートか何かかと思ってた」


珠:「そうしてくれると嬉しいけど、ずっと一緒だとりーくんに甘えすぎちゃって進まないだろうから。はい、それじゃサクサク進めようね!プロローグは語りだけだったから、第一話から振り返ってみよ〜!」



珠:「1話といえばそう、りーくんとわたしのベッドシーンだよね♡」


理:「まぎらわしい言い方やめいっ! ただの寝起きだろ」


珠:「あ、朝チュンだったかな。てへっ☆」


理:「だから違うううう!色々と! 色々と間違ってる!もう俺も高校生だし、一緒に寝るのはちょっと……」


珠:「だめだめだめぇ! わたしがりーくんと一緒に寝たいんだもんっ!」


理:「あ、そうですか(あきらめの眼差し)」




珠:「さて、このあと。手塩くんが初登場したんだね」


理:「今まで会った中で一番の堅物だぜあの人」


珠:「アレと1年間一緒に生徒会長活動したおねえちゃんすごくない? えらくない!? ね、だから、頭なでなでして〜」


理:「はいはい、がんばりました。よしよし」


珠:「ふへへ、りーくんのおててだぁ。やわらかぁい」



珠:「で、入学式終わった後と」


理:「まさか叫ぶとは思ってなかったよ」


珠:「愛を抑えられなくなっちゃった、てへっ♪」


理:「かわいい顔したところで許さんからな」


珠:「あら、かわいいとは認めるんだ? やったー!おねえちゃん天にも昇る心地だよ♡」


理:「そのまま昇天してくれ……で、クラスの人とちょっとした口げんかになって」


珠:「わたし、あのゴリラ女きらーい。悪い虫の雰囲気がぷんぷんするんだもん」


理:「んー、俺もあまり好きにはなれなさそうだな……極力避けることにしよう。ま、一応謝るだけ謝っておくよ」



珠:「そして、手塩くんとの戦闘!りーくんの邪眼開眼!!」


理:「いやー、まさか手塩先輩が英雄だったとはな。身体は無駄に鍛えてるなと思ったけど」


珠:「あの男、今度会ったらタダじゃおかないから」


理:「それはお互い様のような気がするよ。強敵には間違いないな」


珠:「だいじょうぶだよ、わたしにはりーくんがいるもんね! カッコイイ邪眼をビカーってやったら一撃だよ!」


理:「あれ、珠飛亜が俺を守るって話じゃなかったっけ」


珠:「せっかく一緒にいるんだから、お互いに、だよ。そうして一緒に戦うなかで、二人の距離はどんどん縮まって……♡ あ、でも、命がなくなっちゃうのは困るなあー。そんなことになったらお姉ちゃん、悲しみで死んじゃうよ……きっとすぐに後を追っちゃう」


理:「重い重い。愛が重い」



珠:「で、3・4話は解説って感じだったね」


理:「うちの家族もみんな出てきたしな。兄さん、マジ許さねえからな……」


珠:「手塩くんの他にも、この近くには英雄が何人か潜んでるみたいだね。気をつけないと」



珠:「さて、今回はこの辺で終わりみたいだよ!」


理:「ほんとに振り返りって感じだったな」


珠:「まあ、気になることがあったら質問したり、いろいろその時によって変わるみたいだけどね。

……それじゃあ最後に質問です!」


理:「おお、いきなり。まあ、質問しなきゃインタビューじゃないか」


珠:「うんうん。ではいきます……だららららららっ、だんっ!(ドラムの音) ……ズバリ、お姉ちゃんのこと愛してますか?」


理:「……………………あほくさ」


珠:「そーんな冷たくしないで答えてよぉー! ほらほら、どうですか? ホントのとこどうなんですか、りーくんさん?」


理:「『くん』と『さん』で被ってんだよ……どっちかにしろよ。ああもう、そんな目で見るなよ!

…………き、嫌いじゃ、ない」


珠:「だめ!ぜんっぜんだめ!もっとストレートに!」


理:「やってられっか!帰る!」


珠:「あ、ちょっと待ってえー! じ、次回もお楽しみにね! ばいばーい!」


《続く》

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