4-01 異世界
2021年3月16日公開分 二話目。
3-39 大統領3から公開
■三人称視点 みんなモブだから気軽に気にせず読んで
「はーい、アーン」
「アーン」
ドワーフのドワカジに対して、ハーフエルフのハフリがスプーンを差し出してご飯を食べさせている。
「お鬚に付いちゃってますよ」
そう言って、ドワカジの口髭についていた食べかすをハフリが手で取ってあげる。
「朝から何でこんな状況なのよ」
面白くなさそうに、フォークで朝食をつつく、エルフのエルユー。
「それはLV上げのため、拠点を持ってじっくりと鍛えるためにゃ」
ケットシーのネコレンが答える。
「そういう意味じゃなくて。なんでこんな胸焼けするようなものを見せられているのかって話」
「まあ朝食代がタダと思って、我慢するのにゃ。仲がいい事は良い事なのにゃ」
エルユーを宥める。
「まあ確かにLV上げするために拠点で、っていうのは分かるんだけどさ。無理じゃね? LV5000とか成れる気がしないんだけど」
「仕方がないのにゃ。LV1500をリーダーとしたLV1000越えの百人パーティでさえ、尻尾を巻いて逃げ出す位魔王は強いにゃ。リーダーが即時撤退を判断したお陰で死者が10人で済んだのにゃ」
「でも次に挑むときにはLV5000越えてから試そうとか、ちょっと理解が追い付かないほどの強さよね。というか魔王がそんなに強いなら直接戦えば、あっという間に人間なんて負けるんじゃないの」
「そうなると神様が出てきて最終戦争になるから手を出さないらしいにゃ」
「というか、神様もそんなに強いなら直接倒してくれればいいのに」
「最終戦争になったら星が滅ぶと言われているにゃ。神様の魔法で星が壊滅的な被害を被るらしいにゃ」
「それ本当なの? というか壊滅的な被害を被るって誰が言ってんのよ。そもそも本当にそんな被害が出る事が実証済なら、星自体が無いだろうし、現に星があるならそんな被害が出るような事象は出ていないってことでしょ」
「それは教会が言ってるにゃ。教会は神様から直接聞いたらしいにゃ。ちなみに魔王が直接戦わないのは魔王が出てきた時点で神様が介入し、結果として星が滅ぶ、魔族も征服したいのであって自殺したい訳ではないから魔王が直接戦わないらしいにゃ」
「本当なのかねぇ。でも魔王が直接出てきて戦わないってことはそうなのかも知れないのかなー?」
バタン! ドアが物凄い勢いで開いた、そして慌てた様子の人族の戦士ヒトセンが入ってきた。
「ったっ大変だ、はぁはぁはぁはぁ」
「落ち着きなさいよまったく。びっくりするじゃないの」
ヒトセンに対して文句を言うエルユー。
「魔王が倒された」
「「「「ええええーーー!!!」」」」
「噓でしょ。そんなの無理に決まってんじゃん。だってLV5000に到達した人なんて居ないじゃん。朝から何くだらない事いってんのよ」
「違うんだって。地球から転移してきた勇者が居て、そいつが倒したらしいんだ」
「はぁ? 地球から転移? 転生じゃなくて? というか魔族も居ないのにどうやって地球でLVを上げるのよ。もしかして私たちをからかっているの?」
「ちげーよ。そんなんじゃないって。とにかく倒したんだって! しかもワンパンだったらしいぞ」
「ぶっ! そんな訳ないじゃん。そもそもその勇者はLVいくつなのよ」
「サンゼン…」
「はいダウト!!」
ヒトセンの話をエルユーがすぐに遮る。
「何がだよ。いいから聞けよ!」
「だって最低LV5000なのに、3000で行けるわけないじゃん。しかもワンパンで倒したっていうのに」
「いいから聞けって!」
「まぁまぁエルユー落ち着いて、ヒトセンの話を聞いてやるにゃ」
「そうだよまったく。LVも忘れないようにちゃんとメモを…」
「はいダウト!!」
「あ”~ん!」
「だってさ、LV3000の勇者が居て、魔王を倒して、そんなにインパクトがあるような情報ならメモらなくてもLV位覚えられるわよね。ネコレンだって一度聞けば覚えられるわよね?」
「うーんそうかにゃ、多分忘れないにゃ」
「だ・か・ら・いいから最後まで聞けって!」
「だいたい言っていることがおかし過ぎて、へそで茶が湧いちゃうわよ」
「まぁまぁ。ヒトセンの話を聞いてあげるにゃ。ほら続けて」
そしてメモを見ながら、ヒトセンがLVを読み上げた。
「3939那由他、55阿僧祇、1129恒河沙、831極、7594載、2594正、3251澗、6621溝、123穣、4562|じょ、12垓、1496京、2589兆、6379億、5771万、9219だって」
「「「「「はああ???????」」」」
その場にいた全員が理解出来ずに、間抜けな声を出した。
「あんた何を言っているのよ」
「何って、だからLVだって」
「いやいやいやいやおかしいでしょ。そんなLVの人居る訳ないじゃん」
「そんなの俺に言われたって知らねーよ。俺はちゃんとギルドで情報を確認してきたんだって」
その情報は異世界中に伝わり、魔族との戦いも掃討戦に移行していった。弱い魔族は引き続き出るものの、ほぼ脅威は無くなり異世界には平和が訪れることになった。
「遭難から始まる国造り 魔法が使えるのは私たちだけ? 遭難して言葉も通じないけど何とかなりそう 100話保証」公開中! https://ncode.syosetu.com/n8538gv/ #narou #narouN8538GV
久しぶりに新作を書いた。
これで完結です。完結マークを付けますが、もしかしたら、完結マーク外して、おまけ程度の話を書くかも知れません。長い間お付き合いいただきありがとうございます。途中途中更新が止まってしまいましたが、皆様の応援のおかげで何とか続けることができました。本当にありがとうございます。
最後が尻すぼみ的な感じになってしまいましたが、話が全然思いつかないし、心の余裕というかそういうのも無い様で、湧き出てこないんですよね。最初の方はキャラが動いてくれたんだけど、途中で更新が止まった際にどこかに行っちゃったようで、次話を書くときはリアルに余裕があるときにしないと駄目かも知れない。
気になる方も居るかも知れないので、シャルちゃん一家も異世界に来てます。シャルちゃん勇者ですから。あと他にも勇者が来てます、名前があったキャラです。神様から勇者に誘われてました。ポジティブマゾとでも書いておこうかな。
移動距離に応じて経験値取得スキルですが、地球の上で移動する分には地球の表面上の直線距離に応じて経験値が入っています。宇宙上の座標?(適切な表現が浮かばない)ではないです。
今回異世界に行くにあたって、地球から離れたので、宇宙上の座標というか、そこが起点になって宇宙数個分くらい離れた異世界に転移したので、もの凄い経験値を得ることが出来ました。これは最初のころに考えていた設定です。まあ、おかしいところが色々とありますが、そんなもんかとスルーしてもらえるとありがたいです。
ブックマークは出来ればそのまま維持して欲しいですが、もし外す場合はポイントを入れていただけると嬉しいです。完結するとブックマークが外れてポイントが減っちゃうんです。最初に書いた作品とか、今4207ポイントなんだけど、最高で1万6千もっとかな?とかいってた記憶があるんだけど、どんどん下がっていくんですよね。




