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異世界転生しそこなったけど、スキルは貰えたので現実世界で楽に生きたい  作者: ぐわじん
天罰? ノースVSアメリカ

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3-17 スキャンダル5

2019年12月28日公開分 ニ話目。


3-16 スキャンダル4から公開

「神様、先ほどの発言で怯えてしまったのでは。地球を滅ぼしたりしない、彼を殺したりしないと約束していただけないでしょうか?」


「うむ分かったのじゃ。遠慮せずに質問するが良い。どんなくだらない質問であっても、絶対に殺したり、地球を滅ぼしたりせぬ事を誓うのじゃ。

 さあ。さあ。…。質問が無ければこれで質問を終わりにするのじゃ。どうせ聞かなくても質問は終わりじゃ。さあ言うのじゃ」


「月刊二次元大好きです。あの…、あの! お名前を教えて下さい、そして何故そのような言葉使いなのですか? 普通じゃとか言いませんよね? それと年齢を教えて下さい。肉体年齢と精神年齢というか本当の年齢というか、あっあとスリーサイズと身長、体重なども教えていただけると…」


「……」

 神様が止まった。目をつむり腕を組み考え込んでいるようだ。そして組んだ腕の上で指をトントンと繰り返し動かし続けている。


「馬鹿じゃ無いの! お前何聴いてんだよ!」「地球を滅ぼす気かよ!」「考えて物を言えよ」「何で今その質問なんだよ!」「頭の中まで筋肉かよ」「何でそんな雑誌がこの会見に来てんだよ、取材対象を選べよ」

 アホな質問をした男性に罵詈雑言が飛ぶ。そして神様が転移して消えた、どうやら呆れて居なくなったようだ、良かったブチ切れないでくれて。


「えーと神様も消えたことですし、今日はここで終了という事でお願いします」

 全然納得していないので会見を続けろと言ってくるが、そろそろ会場をしめない…と…。神様が戻った。


「名前なんて無いのじゃ、他に誰も居らん空間におるから区別する必要が無かったのじゃ。この体は出来て一週間じゃ。実際の年齢は覚えて無いのじゃ。記憶にある限りで言えば大体三京~五京年位かの地球での数え方じゃと。身長と体重スリーサイズとやらは後日伝えるのじゃ。で話し方は、この本を参考にしたのじゃ。日本語は理解したのじゃが神様っぽい言葉を使う上で参考にしたのじゃ」

 そう言ってその本を筋肉記者に見せる。


「こっこれは! 温泉神、大涌谷様の同人誌! しかもメッチャエロい。こっちはノジャロリのお狐様の同人誌! 何故? 何故これを参考にしたのですか!?」


「うむ、日本語は直ぐに理解したが人間が話す言葉を神様が話したらおかしいかと思ったのじゃ。そしたらこ奴の本棚にはこのような絵入りの本が沢山あってな。それで勉強していたら神様らしきものが話す本があったのじゃ。

 これじゃっ! と思い、そのような話し方をしておるのじゃ。ぶっちゃけ役割語じゃな」


 ぶっちゃけ過ぎだろ! それ私の趣味まで暴露してますよね? ね? だいたいそれ嘘ですよね? この本を参考にしてないですよね? 私を陥れるためにあえて嘘ついたでしょ! 確かに同人誌は私のだけど…。


「なるほど、だからじゃを付けているのですね。理解出来ました。そして名無しさんも同志だったんですね。嬉しいです!」

 パシャパシャと光るフラッシュの中で恥ずかしさに耐える。日本に、いや世界に同人誌が沢山ある事がバレてしまった。いやだって好きなんだもんしょうがないじゃん。


「ちょっと待って下さい! 名無しさん、貴方ロリコンなのですか? 幼女の如何わしい漫画を持っているって問題なんじゃ無いですか?」

 質問した記者とは別の記者が割り込んできた。はあ?


「児童ポルノ禁止法違反なんじゃないですか? ちゃんと答えて下さい」

 更に別の記者が追い打ちをかけてくる。別にリアルの女性に何かしようとか思わないのに、ちゃんと分別(ふんべつ)があるのに、何故このような事を言われないといけないのか。少しでも弱みを見せたら喰らいつてこようとする、何なんだよ。


「改正法7条第1項、自己の性的好奇心を満たす目的で児童ポルノを所持した者、に該当するんじゃないですか! 勇者として相応しく無いのでは?」

 何故だ何故だ、ただ所持しているというだけでこんな事を言われないといけないのか。十八歳未満の女性に手を出してはいけない、そんなのは百も承知だ。手を出す訳無いじゃないか(性的な意味で)。ただ可愛い、好きだ、そう思うだけでもいけないのかよ、くそっ。

 歌が上手いと言ってチヤホヤしたくせに、ちょっとでも攻撃する材料があれば容赦なく叩きのめす、コイツら絶対に糞だろ!


「別にロリコンでは有りません。小さな子しか愛せないという事も有りません。同人誌が大好きで、その原作が大好きです。それの何に問題があるのですか?」

 話している間にもドンドンと自分の中で怒りの燃料が湧き、それが心に投下されて業火となり更に腹立たしくなってきた。語尾になるにつれて声の音量が上がって行く。


「でも小さい女の子の如何わしい漫画を持っているという事は法律違反なのでは?」


「はあ? 前から思っていたので良い機会なので言わせてもらいます。小さな男の子、女の子、あるいは小動物、それらを見て可愛い、守ってあげたい、そう思う事は犯罪ですか? 別にリアルで具体的なアクションをしなくても、そう考えただけで犯罪なのですか?

 貴方は赤ちゃんを見て、可愛いとは思わないのですか? 別に性的な事をしようなんて思いませんよ。もし好きになった人が18歳未満だったら、勿論手を出しませんよ。ただ好きだ、一緒に居たいと思う事が犯罪ですか?

 人は異質な物を排除しようとする、分かりますよその考えは。でもね、人の思想まで制限させるなんて間違っている。犯罪者を取り締まる、それは結構です。しかし何の犯罪も犯していない者に対して思想が異なるから、自分達と考えが異なるから罰する、おかしく無いですか?

 私は別に小さな女の子だけが好きという訳ではありません。別に年齢なんて気にしません。性別だって気にしません。お爺さんお婆さんであってもです。それこそ人間じゃ無くたって良いです。愛があれば全てを超越すると考えています。勿論法律は守りますよ。守ったうえで愛を貫きますよ!!」


「…良いじゃと…」

 神様が何かを呟いているがよく聞き取れなかった。神様にも呆れられてしまったのかも知れない。でももう後戻りは出来ない、しかしなんでこんな話になったんだっけ?


「でも所持しているんですよね? 論点をずらさないで下さい、それだけで…」

 記者の発言を遮るように、神様が大声で話し出した。


「最後に言っておくのじゃ! 近日中に勇者の力を借りて魔族を倒すための行動を開始するのじゃ。なので既に入っている仕事の予約は基本キャンセルとなるのじゃ。その際違約金などの支払いは見逃して欲しいのじゃ。

 その代わりと言っては何じゃが、テレビ、ラジオ、映画、CM、雑誌などで名無しを取り上げる予定だった媒体は、勇者の活動を応援しています、という文言を付けて良いのじゃ。詳細はヨンミュージック宛から連絡が入るのじゃ」


「おおお」「えええ?」「神様はヨンミュージックに所属したのですか?」「凄いぞ世界を救う勇者を応援しているという効果、効果何てもんじゃないだろ」

 さっきの責める様な雰囲気から打って変って歓迎するような感じになった。会場が揺れたように感じた、それ位の凄い反響だった。

 そして神様が清子さん一緒にどこかに転移して直ぐに戻って来た。そして今度は私に耳打ちして来た。はい、了解しました。


「すみません。会場を締める時間になりました。外に出て下さい。私達も会場の前に出ます」

 そうして神様と一緒に会場の外に転移する。


「おい消えたぞ! どこ行った?」「会場の前に出るって言ったよな」「急げ、移動だ移動」

十八歳未満の人に性的な事をしては駄目ですよ。

別に私はロリコンじゃありません。あれは名無しの発言ですから。

法律は守りましょう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 勿論法律は守りますよ。守ったうえで愛を貫きますよ!! [一言] 作者の魂の叫びが聞こえた気がしたw
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