表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

思想エッセイ集

私的ヒロイン論

作者: コマ

私は最近自分の好みのヒロインがなかなか見つからず、もやもやした毎日を過ごしています。

というのも、私の好きなヒロインは大衆からの受けがいい訳ではないからです。

そりゃ見つからない。

例えばヤンデレ。

「ヤンデレものなら沢山あるだろう」と思ったそこのあなた。

それは違う。

その中でさらに好みのものを探さなければいけない。

そうなると数がぐっと減る。

私が好きなのは、依存系で、決して血が見たい訳じゃない。

なおかつヤンとデレの比率は7:3ぐらいでいい。

ただ病みの部分は表に出さなくてもいい、裏で隠れてる闇が最高なのだ。

要するに動的なヤンデレじゃなくて静的なヤンデレか好きだ、ということ。

クーデレがほんのちょっとスパイスとして入っていると最高。

うざいなと思うぐらいのめんどくささがいい。

独占欲をもって他の女性を牽制する様子とかもいい。

自分勝手でとにかく見ててイラつくヒロインは結構苦手。

でもnice boatの元ネタのアニメのヒロインとかはいけた。

かなり自分勝手だったヒロインもあれくらい依存してると見ていて精神が昂る。


と、こんな感じで語りが終わらなくなるぐらいこだわりがある。

ちなみに早口にもなる。

こうなるとなかなか条件に合致するヒロインは見つからない。

もうほぼいないと言ってもいい。

だが、私の好みのヒロインはヤンデレだけではない。


ツンデレも好き。

もちろん細かな条件をつけて行くとヤンデレと同じくらいの文字量になる。

例えばツンとデレの割合は9:1ぐらいでもうほぼデレがなくていい。

なかなか好きな人に正直になれなくて、好きな人は自分の言葉に傷ついてどんどん離れていってしまって、でもそれでもなかなか正直になれなくて、最終的に絞り出した1のデレ成分でもう、ね、ヤバイんですよ(語彙力)

飴と鞭理論ですよ。

これヤバイっすよ、いやマジで(語彙力)


あとめんどくさいヒロインが好きです。

かまってちゃんとかマイペースな子とか。

これも例によって度を過ぎたものが好き。

かまってちゃんだったらずっとかまってほしくて、いたずらは当たり前でイラつくぐらいやってくるとか。

マイペースな子は相手のことなんて一切考えてない自分勝手なものが最高。


さらにいうと狂ってるヒロインも好き。

このヒロインはヤンデレに通じるところがあります。

殺人鬼とか、一見明るく見えるけど喋ってることは狂気にまみれてるとか良くない?

明るさに隠れてる狂気は本当に好きです。

何かがトリガーになって狂い始めるとかも好き。

明るく「殺すね(ニッコリ)」とか良くない?

現実では絶対彼女にしたくないNo.1のヒロインですね。


さて、ここまで前置きです。

これはエッセイですからね。

ここまでの内容で終わらせたらなろうじゃなくてチラ裏案件ですから。

私が言いたいのは「そのヒロイン本当に好き?」ということ。

いえ、喧嘩売ってるわけじゃないですよ?

これは提案です、提案。

見直してみようという訳ですよ、自分の性癖を。

私は思うのです。

「本当に好きならばそのヒロインの性格とかをいろいろ熱く語れるんじゃないか」と。

別に長く語ればいいわけではないです。

ただ、熱く語るだけ。

話してて無意識に早口になるくらい熱くなれますか。

口調が荒くなったり、声が大きくなったり。

意外と出来ない。

私はこれをできるヒロインが殆ど居ません。

多分みなさんもそうだと思います、そうに違いない(断定)

好きな性格とかは熱く語れるんですけどね…

具体的に誰かと問われればとっさには数人しか言えません。

タイプのヒロインに会いたいです。

世の中物語が溢れていて、その中身のほとんどが恋愛ものもしくは恋愛を含んでいるものの訳です。

それでもなかなか好きなヒロインに会えないんです。

魅力的な子は沢山いるんです。

でも大好きだと自信を持って言える子は殆ど居ません。

見つけたら興奮ものですよ!

二次元でもやはり好みとかがある訳です。

そうして最近ついにこんな発想に至ってしまったのです。

「現実で理想の相手を見つけて尚且つ付き合う難易度ってヤバイんじゃね…?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 何といいますか、私が思っていたけど言語化されていなかったものを言語化してくれたという印象を受けます。簡単に言うと共感しました。 例えば、私もヤンデレは好きなのですけど、私の場合流血も有…
[良い点] コマ様 『好きな、ヒロイン』ではなく、好きな、ヒロインの『タイプ』をこれだけ語れるのが凄い。 そして、多分だが、好きな女性のタイプが別に有るのが更に凄い。 [一言] コマ様が男性だ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ