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百足転生  作者: shio(city)
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序章

20XX年 4月16日 家

ジリリリリリ‥‥

「う〜ん‥‥」

目覚ましが僕を起こそうと鳴りだす。

ジリリリリリ‥‥

(うるさいな‥‥)

ジリリリリリ‥‥

(‥‥‥‥‥‥)

ギャリリリリリリリリ!!!

「うわぁ!本当にうるさい!なんだよ!ギャリリって!」

そんなことを言いながら起き上がると母さんがベッドの下を漁っていた。

「あら〜、おはよう〜。」

この間延びしたような喋り方をしているのが僕の母親の『如月 夏希』だ。

ちなみに見た目は、ショートカットにウサギのエプロン、身長148cm、年は36歳、バストはDカップだ。そんな36歳いねぇよと思っている人もいるだろう。だが、僕の母親はそんな見た目なのだ、どっからどう見ても中学生ぐらいにしか見えなくても僕の母親なのだ。

‥‥僕は、だれに説明してるんだろう。

「‥‥母さん何してんの?」

僕のベッドの下を探っていた母さんに聞いて見た。

「亮くんの好みを〜、把握しとこうと思って〜、本を探してたの〜。」

僕は、そんな母さんを見ながら起き上がると母さんを外に出した押し出した。

「なに、男の聖書を探してんの!しかも、もう5回目じゃ無いか!」

1回見つかってから僕は、机の下の金庫に入れるようにした。

「もう〜、恥ずかしがらなくてもいいのに〜‥‥」

母さんは、そんなことを言いながら階段を降りていった。





「ごちそうさま。」

僕は、あの後下に降りて朝食を食べた。

「それじゃあ、もう学校に行ってくるよ。」

僕は、学校の鞄を持って外に出る用意をした。

(よし、今日も1日頑張るか!)

「行って来まーす!」

「は〜い、行ってらっしゃ〜い。」

僕は、母さんの送り出す声を聞きながら学校に向けて走り出した。




20XX年 4月16日 電車

(ふう、なんとか間に合った‥‥)

電車に走って乗り込むと声をかけてくる奴がいた。

「よお!どうした?そんな疲れた顔して?」

「別になんでも無いよ『木場 義政』くん。」

「お、おう。そうか‥‥てかなんで、フルネームなんだよ。」

細かいことを気にする奴だ‥‥

「別に〜?細かいことは気にしちゃダメだよ。だからモテないんだよ。」

「うるせえ!別にいいだろ、モテなくても!」

そんな会話をしていると眼鏡をかけた僕の数少ない友達が声をかけて来た。

「何を話しているんだ?我が戦友よ。」

「おはよう、優。」

「その名は、我の偽りの名‥‥何度も行っているだろう‥‥我の真名は、黒曜 神牙だと。」

「あ、うん。そうだったね。」

今の会話から分かる通りこの眼鏡をかけた友達『遠山 優』は、中学二年生でかかる病気をこじらせてしまっている。

「クハハハハ!相変わらず面白えな!お前。」

「むっ?義政か。相変わらず大きい声だ。いい加減俺のブラックメテオを放つぞ?」

「いやっ!ブラックメテオってなんだよ!」

「ふふふ!分からないかなら説明し‥‥ッ!」

優が説明しようとすると電車が大きく揺れ出し。大きな音と共に僕は、意識を失った。





僕が、目を覚ますとそこは真っ白い空間だった。

「初めまして。私、神アテナです。」

目の前にアテナと名乗る謎の幼女がいた。えっ?神?

「はい、神ですよ。後、幼女言うな。」

え?これってあれか?神様転生ってやつかな?今のところは、神様も幼女だしテンプレって感じしてるし‥‥

「以外とあっさり信じるんですね。普通なら泣き叫ぶなり逆上するならするんですが‥‥」

いやいや‥‥すっごい混乱してますよ。それと、話を進めてください。

「分かりました。まずは謝罪を。私の神友のミスによりあなた達は亡くなってしまいました。」

「やっぱり死んだんですね僕。‥えっ?達?僕以外にも手ちがいで死んだ人がいるんですか。」

えっ?僕だけじゃ無いんだ。

「はい、まずは、その話からしますね。私の神友ですが『伊邪那美』と言います。そのイザナミが日本の書類を整理していたところその書類にコーヒーをこぼしたのとその書類を破いた事によりあなた達は亡くなってしまいました。」

‥すっごいちなみに僕の死因は?それと何人ぐらい亡くなったの?

「貴方の死因は、地震によって線路を外れた電車が地面に衝突した事により頭を打った事です。亡くなったのは日本にいた方々全員ですね。」

そうなんだ‥‥って、え?全員?

「はい。」

「マジかよ‥‥‥」

全員か‥‥ちょっとショックだな‥‥

「貴方の転生先は、『アルマガルド』と言う世界です。50人ぐらいが転生しています。」

「なんで、話進めてんですか!!」

「?」

首をかしげるアテナ。

「何がいけないんでしょうか?」

ええ‥‥もっとこう、なんかあるんじゃ無いの?

「何がですか?」

「‥‥いや、もういいや。」

僕は、諦めた。

「それでは、貴方にちーと、と言うものをあげましょう。」

「えっ!あるんですか!?」

「はい、ありますよ。今回は、全面的にこちらが悪いですしね。」

やった!何がいいかな‥‥

「あっ、すみません、ちーとは、もうこちらで決まっているんですよ。」

「そうなんですか?なら、分かりました。それと、アルマガルドについて教えてください。」

「はい、『アルマガルド』は、日本で言うファンタジーと言うものに酷似しています。レベルや、スキルといったものがありもちろん魔王や勇者もいます。化学力は、高くなく代わりに魔法が存在しています。貴方に送るちーとは、『経験値10倍』です。それと、転生する種族や、年齢は、バラバラです。」

ふむ、経験値10倍か‥‥えっ?チートじゃね?普通に。実は、僕だけじゃあまり期待してなかったんだけど。なんかすごいチートもらっちゃたぜ☆

「それじゃ、転生を行います。貴方に幸あらんことを。」

僕は、光に包まれてその場から消えていった。








僕は、起きると周りを見渡した。僕の周りには、僕の何倍もある草や石があった。

僕は、とにかく動こうとすると自分の足が100本ほど動いた事に気付いた。

えっ?100本?

僕は、自分の姿を見渡した。すると僕の体は、人間ではなく完全に百足になっていた。

(どうしてこうなった!)

初めましての方は初めまして!作者のshio(city)です。

楽しんで頂けたでしょうか?まだまだ文章なども下手なのでこれからしっかりと書いていきたいと思っています。

それでは(・ω・)ノシ

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