表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/20

1


この獣人達の国をスパイとして潜り込んでから、数10年になる。


人間の国から来た俺は、竜族の化身というふりをしてこの国に身を置いていた。


ここでの俺の職業は商人だ。雑貨類を扱っていて、まあまあ儲かっている。


知り合いや友人も向こうにいる時よりも、こっちの方が断然増えているし、居心地がいい。


思わずスパイをしているのを忘れそうになることもある。


スパイと言っても大したことはしていない。隣国にある我が国に戦争を仕掛けてこないか、そういう噂が流れてこないか耳をすますことが俺の裏仕事になっている。


しかし、数10年いることで分かったことは、獣人達の独立国は今日も平和だということのみだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ