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第10話:開幕

 宿屋を出る頃には、昨夜の鬱屈とした心が晴れていた。

 天気も同じく晴れ。真っ青な晴天を仰ぎ見ると、ポジティブな思考が蘇る。未来なんてものはそう悲観するものでもあるまい。降り注ぐ朝日に、彦丸は目を細めた。

 何も、誰しもが楽園に固執しているとは限らない。

 学園の生徒の中には、自分と同じく楽園を拒絶している同士がいるかもしれない。


 手元の紙に記された地図を見て、目的地への道のりを進む。

 宿屋から体感で三十分程度の徒歩で辿り着いたそこは――。


「でっけぇ……」


 クフェルト王立魔法学園。

 エスタリカ王国という、アメリア大陸の三分の一を占める大国の王都にある豪華絢爛な教育機関だ。国が運営しているだけあって、敷地面積は王都の高い人口密度とは裏腹に非常に広大であり、芝生の敷き詰められたグラウンド二つに、連立する校舎などと、地球で言う私立大学並の環境が備わっている。


 ファンタジー物の醍醐味である、魔法学園。その美しくも歴史を重んじられた格式ある外観に、見慣れない謎の施設の数々。それらに彦丸は感動し、息を呑む。

 そこへ、一人の女学生が近づいてきた。


「君が編入生だな?」


 真っ赤な髪を一つに結んだ、ポニーテールの女子が声を掛ける。

 琥珀色の瞳には凛々しさが宿っており、落ち着きのある声色は初対面である彦丸に怖気付くこともなく、その胆力を如実に表していた。


「はじめまして、私はアルテア・エクルンド。本学園、クフェルト王立魔法学園中等部の生徒会長だ。ついては、君を学園長室に案内しよう」


 早速大物が出て来たことに、驚きを露わにする彦丸。

 初等部、中等部、高等部と三つの校舎に別れる学園は手記のみの案内が難しく、そのため案内役を一人置いておくとはソフィアからの手紙で知っている。新米教師か気の知れた学友が来ると思っていたが、やって来たのは多忙であろう生徒会長だった。


「あ、ああ。ヒコマル・タナカだ。今日はよろしく」

「うむ、こちらこそ」


 柔和な笑みを浮かべるアルテアに、暫し見惚れる彦丸。

 アルテアが彦丸の一歩前で踵を返し、学園の敷地へと足を向ける。


「シドニア公爵家に招待されたみたいだな、噂は既に結構広まっているぞ。あんまり強いとすぐ引っ張りダコみたいになるから、注意しておけよ」


 嬉しくない情報に、彦丸は眉尻を揺らす。

 噂の内容によっては、早速彦丸の危惧する事態へとなりかねない。編入に加え、公爵家からの招待となれば、当然、どうしてそのような流れになったかを気にする輩も現れるだろう。……やはり、落ちこぼれを演じるしかない。


「心配は無用。俺、全然強くねぇし」

「謙遜上手だな」


 男勝りな言葉遣いとは裏腹に、淑女のように口元へ手を添えて微笑むアルテア。

 もし、彦丸が己の強さを隠すことなく全て明かしてしまえば……きっと、ソフィアみたいに学園中の女子生徒を魅了できるのではないだろうか。駄女神曰く、この世界は強さが魅力に直結するとのことだ。楽園を常に中心に据えて生きている人間にとって、守護者を打倒できる力の持ち主はさぞや魅力的に映るに違いない。


 惜しい。この上なく、惜しい。

 手の届く距離に、ハーレムへの道がある。それを掴んではいけない自らの境遇に、彦丸は唇を噛んで怒りともどかしさを押し殺した。


「楽園を目指している者同士、切磋琢磨していこう」


 桃色の妄想が、サーッと引いていくのがわかった。

 募る危機感から目を背けていた、数秒前の自分とは決別。彦丸は、本心を奥底に閉じ込めて、愛想よくこちらに顔を見せるアルテアにこう言った。


「――こちらこそ」





 ◆





 学園長室は、本館の三階最奥に位置する部屋だった。

 無駄に荘厳な扉を前にして、アルテアが彦丸から一歩距離を取る。


「では、私はこれで」

「おう。案内ありがとな」


 廊下に足音を響かせて立ち去るアルテアに、彦丸は気を引き締める。

 二度のノックを済まし、学園長室の扉を開いた。


「……来たか」


 挨拶するよりも早く、開いた扉の先から声が放たれる。

 重みのある低音で、覇気を感じさせるその声は彦丸の耳に強く残った。

 左右を本棚で敷き詰められた一室、長机の向こうに座る一人の男性が口を開く。


「ガンクス・グロワレッドだ。ここの学園長を務めている」


 唐突の挨拶に、彦丸は鼻白んだ。

 変人変人と散々呼ばれてきたが、この世界に来てからは翻弄されぱなっしだ。彦丸は落ち着きを取り戻すために小さく呼吸した後、扉を閉めて向き直った。


「ヒコマル・タナカだ。よろしく」

「敬語がなってない」

「ああ、すみません。以後、気をつけます」


 彦丸がそう言うと、何故かガンクスは苦虫を噛み潰したような表情をした。

 鬣のような赤茶色の長髪を豪快に鷲掴み、ハァと溜息を零す。


「……取り止めだ、お前は敬語を使うな。気持ち悪い」


 片言だらけの敬語を聞いて、不快にならない人の方が少ない。

 義務教育を受けているだけあって、一般教養に関してはあまり問題もないが、敬語など社会的なマナーに関して、彦丸は教養が欠けている。それを教えてくれる筈の両親が、彦丸に対してマトモな行動を取った試しがないからだ。


「さて、担任が来るまでの間、少し計測を行うぞ?」


 ガングスが立ち上がり、部屋の側面にある棚から水晶のようなものを取り出した。

 透明な外郭の中に立ち込める青色の煙のような模様に、彦丸は一瞬、リィスエデンの神殿で目撃した楽園への入り口を思い出す。嫌な記憶に顔を顰めた。


「これは魔水晶を改良したものだ。使用者の根源に眠る潜在魔力を読み取り、そこから魔力の最大値、指向性の得手不得手、そして生体的な特徴――つまり、身体能力も粗方計測できる。使い方は簡単、掌を水晶に翳し、全力で魔力を発するだけだ」


 視線で「やってみろ」と催促され、有無を言う暇もないまま水晶を受け取る。

 ハンドボールくらいの大きさであるそれは予想通り相当の重さで、危うく落としそうだったところを何とか持ちこたえる。高価そうな代物だ、思わず割れ物注意の張り紙が浮かんでしまう。欠けの見当たらない精巧が造りと、内側で揺らめく鮮やかな青の模様は、オブジェクトとしても十分な役割を果たすだろう。


 言われた通り水晶に掌を翳した彦丸の脳裏に、昨晩の決意が過る。

 あまり実力者と思われる結果を残してしまえば、守護者への戦力として数えられるかもしれない。それを阻止するために、彦丸は落ちこぼれを演じることにしたのだ。


「――ぬぅ」


 故に、ここで全力を出すことはできない。

 ガンクスの説明からして、魔力の最大値などといった情報は、使われる魔力が"全力"であることを前提に計測されている。となれば、ここで彦丸が意識して少量の魔力しか発さなければ、測定結果もまた低くなるということだ。

 自らの内側に宿る膨大な力……そのほんの一欠片を、掠め取るようにイメージ。

 底の見えない湖の中から、掌一杯の水を掬い取る程度で抑える。


「ふむ……」


 気張るフリをする彦丸に、ガンクスが眉を潜める。その眦が鋭く光るも一瞬の間、彦丸が集中を解くや否や、ガンクスはどこか落胆したような表情で、机の引き出しから小さな厚紙のようなものを取り出し、サラサラと何かを書き始めた。


「携帯成績表だ。この学園は徹底的な実力主義故に、極力簡単に成績を開示するための方策として使われているものだ。如何なる状況でも、肌身離さず持っておけよ」


 コトリ、と彦丸が渡した水晶を棚に直し、入れ違いで携帯成績表なるものが渡される。

 これといった覚悟もなしに、あっさりと目の前で記された計測結果を読むが、


「うわ、低っ……」


 体力、魔力、気力、瞬発力、適応力、思考力、――そのいずれもが、「F」評価。

 最大評価が「S」に対し、彦丸の「F」評価は最低ランクである。

 オールFの評価に彦丸は、そうするつもりであったとは言え、げんなりと顔を歪める。この瞬間、確かに落ちこぼれ生活は始まっているのだと実感できた。


 最低の成績を前に、目的を達成できたことを糧にして沈んだ気持ちを持ち上げる。

 丈夫な厚紙で出来たそれは山折りして携帯するものであるらしく、点線に沿って折ってみればギルドカードと同じくらいの大きさとなった。


「……来たか」


 唐突にそう呟いたガンクスに彦丸が首を傾げると、背後から扉を叩く音がした。

 足音は聞こえなかったから、気の流れというか、気配というか、そういった不可思議なものでも読み取ったのだろう。この世界ならばそれもあり得る。


「失礼しま――ん?」


 部屋に入って来た男が、彦丸の姿を見て足を止める。

 最初、その声が自分に掛けられたものだと自覚のなかった彦丸だが、静寂の続く中、不思議に思った彦丸が来訪者を見てみると、


「おい、坊主じゃねぇか」


 灰色の短髪が特徴的な、筋骨隆々の男、キアラン・サバドールが驚きを露わにする。

 骨格を隠さない白スーツは妙に似合っており、いつしか見た猛々しい格好とはあまりにも掛け離れている風貌だが、着慣れている感じだった。


「知り合いか? 奇遇だな。……キアラン、こいつがお前の担当する編入生だ」

「うぉい、マジかよ。お前、ただの観光客じゃなかったんだな」

「ただの観光客が緊急依頼なんて受けねぇよ」


 彦丸の睨むような視線を、豪快に笑い飛ばすキアラン。

 担当……ということは、彼がガンクスの言っていた、彦丸の担任教師ということだ。


「成る程。公爵家の姉妹と顔見知りってのは、こういうことか」


 同じ学園の教師となれば、当然顔や名、多少の個人情報は知っていてもおかしくない。

 如何にも屈強な戦士、といった印象の中に眠る小さな清潔感の正体もこれだろう。貴族の子息令嬢が通う学園の教師である以上、身だしなみには気をつける必要がある。


「キアラン、案内してやれ」

「うぃーっす」


 銭湯の戸を開けるように気軽にドアノブを引っ張り、キアランが部屋を退出。

 彦丸も着いて行くように学園長室を出た。


「随分とフランクだな」

「あの人とは付き合い長いからな。俺の粗相も許されるってわけさ」


 二人して廊下を歩きながら、語り合う。

 少なくとも、キアランが悪い奴でないことは理解できる。初対面である彦丸の身を案じるくらいの気遣いはできる男だし、この学園の教師であることも優秀さを増長させている。見かけに寄らず、才気に溢れた人間らしい。あの獅子のような迫力を持つ学園長に認められるのも、必然といったところか。


「しかし坊主、生きてたんだな。依頼終了したのに何時まで経っても集合場所に帰って来ねぇから、てっきり野垂れ死んだのかと思ったぜ」


 ソフィアとカリーナが面倒事を避けるために、敢えて冒険者たちへの通達を後回しにしたのだ。キアランやその他の協力者には申し訳ないが、彼女らにもそれなりの事情があるらしい。終わり良ければ全て良し、但し報酬と好感度は全て彦丸のものだ。


「でも、こうしてこの場にいるってことは……お前が助けたんだろ?」


 でないと公爵家が招待なんかするかよ、と続けるキアラン。

 これ以上隠し切れないと悟った彦丸は、極力自分を小さく表現するように返す。


「偶然の産物だ。たまたま二人を見つけて、たまたま相手が自滅した」

「例えマグレにせよ、羨ましいこった。好感度上がっただろ?」


 僅かに躊躇い、肯定する。この現状こそが良い証拠だ。

 だが、彦丸は淡々と述べるキアランに、疑問に思ったことがある。


「教師が生徒を楽園に利用して、良いのか?」

「ん? 別に問題はねぇだろ。教師じゃなくても、誰だって同じこと考えるさ。それこそ、一国の王から、根無し草の旅人までな」

「……それもそうだな」


 分かりきっていたことだ。この世界で、楽園を優先しない者はいない。

 価値という観点に置いて、楽園は万物の頂点へ君臨している。高貴なる誇りも、紡いだ愛も、友の命であろうと、それには敵わない。


「そんなに良い場所じゃないんだけどな……」


 地球に住んでいた彦丸としては、こちらの世界の方が余程素晴らしく感じる。

 仮に人類最強の力がなかったとしても、彦丸はこの世界を優先するだろう。彦丸にとって、この世界には妄想が叶うこととは別ベクトルの魅力が詰まっている。


「んじゃ、合図したら入って来てくれ」


 目の前の教室――中等部三年B組に、キアランが入る。

 合図が来るまでの間、手持ち無沙汰となった彦丸は廊下の窓から学園の外を見渡していた。既に授業は始まっているらしく、芝生で埋め尽くされたグラウンドでは多くの生徒が一心不乱に身体を動かしている。各々が武器を持ち、素振りや打ち合いに勤しんでいる光景は地球の学び舎ではまず見られない。学園に来た価値があるというものだ。


「ヒコマル、入って来い」


 先程までの気の抜けた口調とは一変、多少砕けた感じは残るものの、聞き取りやすく誠実な雰囲気を醸し出す声が教室内から彦丸へと放たれる。

 キアランの役作りの精密さに舌を巻きつつ、扉に手を掛けた。


「……割と普通だな」


 キアランの案内に従いながら、教室全体をぐるりと見渡す。

 学生服は然程変わりない。教室の設備も、黒板に教卓、そして生徒一人につき一組の机と椅子と、地球のそれと全く同じだ。黒板消しクリーナー、照明などといった高度な技術による産物こそ見ないが、授業を受ける分には十分だろう。

 教卓の真正面に辿り着くと、身体を左に九十度曲げて生徒たちと向き合った。


「ヒコマル・タナカだ。趣味、特技はこれといってない。世間知らずで色々と迷惑を掛けるかもしれないが、よろしく頼む」


 どうせ本当の趣味や特技を言ったところで通じない。

 必然と簡素になった彦丸の自己紹介に、キアランは首を縦に振る。


「では、ここで質問の時間を取ろう」


 黒板の上に貼り付けられた針時計を確認して、キアランが言う。

 幸か不幸か、一気に質問攻めにあったりはしない。流石は貴族の子息令嬢が通う学園、教養は行き届いている。マナーなどと大それたものではないが、互いに遠慮の念や相手の心情を鑑みる力は持っているらしい。貴族と言えば高飛車なイメージを持っていた彦丸は己の想像力の浅さに不甲斐なさを覚えた。


「出身はどこですか?」

「物心ついた頃から祖父と二人して森で暮らしていた。これについては俺自身も知らないことが多いから、あまり答えられない。世間知らずの元凶だな」


 当り障りのない"嘘"を、ペラペラと紡ぐ。

 下手に目立つ回答を述べて目立ってしまうのは困る。楽園と疎遠でいるためには、とにかく目立たず、凡人として振る舞うことを意識するべきだ。本当なら森暮らしというのもあまり得策ではないのだが、背に腹は代えられない。適当に変な地名を言った挙句、それによって何かしら疑われることを懸念すればまだマシだ。


「黒髪黒目って珍しいよねー!」

「そうなのか? よくわからんが、うちの家系は皆そうだ」


 黒髪も黒目もちらほら見かけるが……成る程、確かに両方が揃っている者はいない。

 ある程度の質問で親しみが湧いてきたのか、教室の雰囲気はどこか軽くなっていた。


「ソフィア様とカリーナ様を助けたって、ほんとなの?」

「まあ、本当と言えば本当だが……偶然だ。俺自身はどこにでもいる一般人だからな」

「でも二人は物凄い恩を抱いてるって噂だぜ?」

「婿入りもあるとか言われてるしねー」


 想像以上に飛躍されている噂話に、彦丸が片眉を跳ねさせる。

 彦丸は苦笑し、風に揺られる柳の如く見えない圧力から逃れようと試みるが、


「ソフィアもカリーナも、そんなつもりじゃねぇよ」


 そう言った途端、一部の男子から鋭い視線を向けられた。


「様を付けろよ。お前、平民だろ?」

「そうだそうだ」


 絵に描いたような、ガキ大将とその子分が彦丸を咎める。

 面倒臭い奴なんてどこにもいるものだ。多少の覚悟はしていたので、これといって狼狽えはしない。代わりに、彦丸は正直に答えることにした。


「いや、何て言うか……俺、人を敬ったら気持ち悪くなるらしい」

「試しに敬語で挨拶してみてよ」

「はじめまして、ヒコマル・タナカです」

「「「あー……」」」


 納得いったようなクラスメイトの表情に、彦丸は内心で悪態を吐く。好きでこうなったわけではないが、誰にでも気を遣うことなく接せることはこの体質の大きな利点だ。その分、敵も作りやすいが、そこは単に波長の合う合わないで済ます。


「結局、ヒコマルって強いの?」


 キアランが再び時計に目を向けると同時に、質問も終盤へと差し掛かる。

 一人の女子生徒が繰り出したその質問に、彦丸を含めた教室内の全ての人間が緊張に包まれた。注目度が先程までのそれとは段違いだ。ガンクスの言う通り、この学園では如何に実力が重視されているかがはっきりと分かる。


「――全然。期待させているようで悪いけど、相当酷いと思う」


 百聞は一見に如かず。残念ながらこの場で落ちこぼれぶりを見せることはできないが、その代わりにこの学園には面白い制度があるのだ。彦丸はガンクスから受け取った携帯成績表を広げ、眼下の生徒たちへ見せた。


「え……?」

「嘘でしょ?」


 オールF……その評価がどれだけ異質なのかは、彼らの反応で一目瞭然。

 罵るよりも、嘲笑うよりも先に驚愕する態度に、Fランクの希少さや、今まで彦丸に込められていた期待が察せられる。見開いた瞳から放たられる視線を一斉に受け止める彦丸は、混乱して一言も発せられない生徒たちの顔を見て、


「まあ、こんな感じだ」


 これから落ちこぼれを演じ続けなければならないことに鬱屈とした気分となり、それが一周回って開き直った。何故か誇らしげに笑みを浮かべる彦丸に、キアランも絶句。


 こうして、田中彦丸の――人類最強の落ちこぼれ学園生活が、幕を開けた。



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