Prologue
僕――池谷 悠司は今までの17年間本当に普通に生きてきた男である。
最初に自己紹介をしよう。私立の高校の放送部に所属している成績は中の上という没個性な高校生である。
しかし、そんな僕でも活躍出来る時はある。
そう、年に一度の文化祭と体育大会だ。
まず、文化祭から説明しよう。
我らが放送部は文化祭実行委員会と並ぶ、文化祭では欠かせない機関の一つなのだ。
全校放送の受付、オープニングのPV パート紹介 パートCM フィナーレのPVの4つのビデオを作り、放映するという仕事をやりながら文化祭の様子を記録するという、普段の100倍は忙しいのである。
ちなみに普段は放送室で他愛のないおしゃべりをしている。
また体育大会では、業者さんとの協力、実況、BGM、撮影というこれまた普段の50倍忙しいのである。
さらに、我が高校では文化祭と体育大会の間には一日しか猶予がないというまさかの悲劇。
僕は今年の部活が最後となる文化祭と体育大会で貴重な体験をすることが出来たため、ここに記すことにする。
一応処女作となりますかね(^-^;
かなり投稿は不定期になりますが、よろしくお願いしますm(._.)m
途中から少し恋愛チックなものが入るかもです