闇鍋ヒーローズ!〜ヒーローガールはパン屋を支えるために戦う〜
【コンテストの選考結果が出るまで更新停止(ネオページからの転載です)】
とある世界の日本では異世界と限定的につながった結果、未知なる場所へと旅行できるようになった…なんてことはなく。
空間の歪みからモンスターが生じるようになり、人々はその対応に追われるようになったのだ。当初は警察や軍隊が対処していたものの、モンスターは日本全国に広く出没するようになり、その中には日本の武力では対応が難しい存在もあったため、生存圏の大幅な縮小も覚悟していた。
しかし、そんな状況に生まれたのが『ヒーロー』であった。
彼らはこれまでの人類では考えられなかった、それこそアニメや特撮でしか見ないような力を発揮、モンスター対抗の手段として日本に希望をもたらしたのだ。
圧倒的な身体能力で格闘戦を行うもの、まるで魔法のような不思議な力を使うもの、ヒーローはいずれも強力なモンスターに対抗できる唯一の存在となり、やがて日本は平和を取り戻していった。
そして時は過ぎ、ヒーローはモンスターを撃退するだけでなく、その様子を撮影して動画を投稿、それ以外の方法でも収益を得られるようになり、職業としても認知されていた。
さらにそうしたヒーローたちをサポートする名目で様々な団体や企業も生まれ、中でも『ヒーロー安全推進協会』は中心的存在となっていた。
当初はヒーローたちが活動しやすいようにと生まれたものの、現在は多くの利権が集中して腐敗が進み、それはやがてヒーローたちにも伝播していく。
利益優先の思想が広がった結果、派手な魅せ技を使って被害を拡大したり、知名度を悪用してステマやネットワークビジネスに加担したり、本来の意味でのヒーローはいなくなったと嘆く人々もいたのだ。
それでもヒーローは日本にとって欠かすことのできない存在であり、また、憧れる人間も多いことから今も増え続けていた。
そんな世界に新たに生まれたヒーロー、その名は『ブレッド・ノヴァ』。
彼女の目的はとてもシンプル、それは『実家のパン屋を支えるために自分が稼ぐこと』だ。
ヒーローに対して愛着もなければ憧れもなく、さらには特殊な能力もない彼女は今日も(強めの)パンチとキックで敵を叩きのめす。
そんな彼女を取り巻く存在は悪の女幹部、女サイボーグ、魔法少女!?
みんな違ってみんなヒーロー、痛快だけどちょっと世知辛いガールズヒーローアクション小説、始まります!
とある世界の日本では異世界と限定的につながった結果、未知なる場所へと旅行できるようになった…なんてことはなく。
空間の歪みからモンスターが生じるようになり、人々はその対応に追われるようになったのだ。当初は警察や軍隊が対処していたものの、モンスターは日本全国に広く出没するようになり、その中には日本の武力では対応が難しい存在もあったため、生存圏の大幅な縮小も覚悟していた。
しかし、そんな状況に生まれたのが『ヒーロー』であった。
彼らはこれまでの人類では考えられなかった、それこそアニメや特撮でしか見ないような力を発揮、モンスター対抗の手段として日本に希望をもたらしたのだ。
圧倒的な身体能力で格闘戦を行うもの、まるで魔法のような不思議な力を使うもの、ヒーローはいずれも強力なモンスターに対抗できる唯一の存在となり、やがて日本は平和を取り戻していった。
そして時は過ぎ、ヒーローはモンスターを撃退するだけでなく、その様子を撮影して動画を投稿、それ以外の方法でも収益を得られるようになり、職業としても認知されていた。
さらにそうしたヒーローたちをサポートする名目で様々な団体や企業も生まれ、中でも『ヒーロー安全推進協会』は中心的存在となっていた。
当初はヒーローたちが活動しやすいようにと生まれたものの、現在は多くの利権が集中して腐敗が進み、それはやがてヒーローたちにも伝播していく。
利益優先の思想が広がった結果、派手な魅せ技を使って被害を拡大したり、知名度を悪用してステマやネットワークビジネスに加担したり、本来の意味でのヒーローはいなくなったと嘆く人々もいたのだ。
それでもヒーローは日本にとって欠かすことのできない存在であり、また、憧れる人間も多いことから今も増え続けていた。
そんな世界に新たに生まれたヒーロー、その名は『ブレッド・ノヴァ』。
彼女の目的はとてもシンプル、それは『実家のパン屋を支えるために自分が稼ぐこと』だ。
ヒーローに対して愛着もなければ憧れもなく、さらには特殊な能力もない彼女は今日も(強めの)パンチとキックで敵を叩きのめす。
そんな彼女を取り巻く存在は悪の女幹部、女サイボーグ、魔法少女!?
みんな違ってみんなヒーロー、痛快だけどちょっと世知辛いガールズヒーローアクション小説、始まります!
第1章【4人のヒーロー】
プロローグ「武器? 手足があるでしょ?」ブレッド・ノヴァ誕生!
2025/04/15 12:46
第1話「私は悪の女幹部! よってモンスターどもをぶっ飛ばすわ!」レディ・ナイチンゲール推参!
2025/04/17 17:38
第2話「サイボーグ、です。でも、ご飯は、食べます」第七世代サイボーグ・シャテルロ爆誕!
2025/04/22 17:33
第3話「命短し、可愛くなれよ乙女☆」魔法少女・マジカル☆シザーズ参上!
2025/04/24 17:03
プロローグのちょっと後「こっちが本業だから」星川舞の戦う理由
2025/04/29 17:28
第1.5話「気に食わない奴…でも…」嵐山鈴は悪である
2025/05/01 16:58
第2.5話「認められたい。です」江田乃亜の望み
2025/05/07 10:11
第3.5話「あたしを見てよ」新井日奈子は願う
2025/05/08 18:17
第4話「どこかで会った、ような?」ヒーローたちの学校風景
2025/05/13 17:48
第5話「やってくれたわね、また残業だわ…」監督官の憂鬱
2025/05/15 18:22
第6話「ヒーローとネット社会」炎上はモンスターよりも怖し?
2025/05/20 17:05
第7話「戦うよりも時間がかかってる…」ヒーローと書類の一騎打ち
2025/05/22 18:38
第8話「あんたってそういうとこあるわよね…」舞と鈴
2025/05/27 17:59
第9話「うちのパン屋はサイボーグ御用達です」突然の来訪者
2025/05/29 18:34
第10話「女の子には、秘密がつきもの。なのです」舞と乃亜
2025/06/03 18:14
第11話「姉さんってネーミングセンスは…うん…」ヒーロー、妹にダメ出しされる
2025/06/05 17:53
第12話「いつかコラボしたいな~…必殺技は、うん…」舞と日奈子
2025/06/10 16:53
第13話「ヒーロー安全推進協会、かぁ」ブレッド・ノヴァ、出頭を命じられる
2025/06/12 18:32
第14話「きょうめのパンチ(※誤字)」ヒーロー、この国の書類に嘆く
2025/06/17 16:55
第15話「私たち、友達、なのかな」乃亜の独り言
2025/06/19 17:09
第16話「くらえ、ノヴァ・スリング!」ヒーロー、遠距離攻撃を獲得する
2025/06/24 18:29
第17話「これが私の戦う理由…かな?」パン屋ヒーローの戦う理由
2025/06/26 17:38
第18話「私はヒーローじゃない。でもヒーローを支える人間としての矜持はあるわ」監査部VS対ヒーロー課
2025/07/01 18:26
第19話「どーもー、ブレッド・ノヴァでーす(棒読み)」ヒーロー、動画デビューをする
2025/07/03 19:08
第20話「姉さん、高額投げ銭だよ!」ヒーロー、太いファンを獲得する
2025/07/08 18:29
第21話「助けてくださいましーーー!」ヒーロー、令嬢を助ける
2025/07/10 19:02
第22話「ヒーローズ!(仮)、発足ですわ!」私たちの始まり…?
2025/07/15 16:54