表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したのはいいけど、あべこべな世界に転生した件について  作者: 身長に伸び悩む作者
第二章 世界旅行
9/14

第六話 近況

第六話です。

だいたい二年ちょっと後から始まります。

結構時間飛びましたね、、

4月、もうすぐ雪解けの時期だ。


ゴブリンとの戦争を今年も含めて3回も経験した。

やっぱり少しは怖いものだと理解した。俺の母親や、他の人達によると、過去に何度か街まで侵攻されたことがあるそうだ。その時は、街がほぼ壊滅寸前までいったそうだ。

数の暴力というのは、恐ろしいな。

でも、近年では武器の発展によって、被害の大きさや負ける確率が大きく下がったらしい。

技術の進歩はいいね。


あと、三歳になり、声帯がだいぶ発達したことで、ようやくまともに会話ができるようになりました。

会話できないのがどれほど辛かったことやら、、、


他には、従兄弟が増えました。名前は「オットー」

俺とほぼ1年ぐらい違う。なので、未だに母親(俺から見るとおばさん)から離れない。ママっ子らしい。


あと、従兄弟のシュトラと最近は魔法の勉強をしている。

講師は父の妹、叔母さんだ。

まだ20代で、美貌は良い方だと思うのだが、なぜか結婚できない。

理由は単純で、自分よりも金持ちの男を狙っているからだ。

よく貴族などが集まるパーティーに招待されているのだが、


「しゃあ、金持ち狙うぞ!」


と、このままでは永遠に独身のままだろうな。

なんせ本人が金持ちなのだから、、、


とはいえ、教えるのは上手ですぐに、、、とはいかなかったが、順調に成長しただろう。

シュトラの方が俺より二年先に教えてもらい始め、俺は去年の10月からだ。まあ、赤ん坊のときの魔法を使えたことに気づいた時から、おばさんにはなんかいろいろされていたけどね、、

ちなみに、シュトラの方は初級ぐらいはできるようになった。


ちなみに、この世界では


「火(炎)・水(氷)・風・雷・土・光(神)・闇(魔)の属性、その他強化系や回復(ヒール)、障壁系の魔法などがあるらしい。」


闇魔法は一般的に教えられることはほとんどないらしい。(カルト集団とかは別)


俺の場合は、水と風、土と光、それに障壁魔法を教えてもらっている。

シュトラにいたっては全部だ。まあ、教えられる量が多いから全部初級までしか使えないらしいけどね。

それでも七歳で基本種(火・水・風・雷・土)、それと光魔法を使えるのはすごく珍しいケースなんだとか。


「すごいね、シュトラ兄!」


と、俺が言うと、


「お前の方がすごいだろ、、」


と、いつもこう言い返されている。

ちなみに俺は習っている属性のうち、風属性以外は中級になった。簡単に言ったけど、すごいらしい。

とはいえ、人の持つ魔力量はそれぞれ限りがあり、俺は、初級なら12発、中級なら3、4発が限界だ。

なので、練習の後は魔力切れで、大体寝ている。魔力量は魔力を使い果たした後、回復を繰り返して、少しずつ増えていくらしい。なのでシュトラは2年もしているので、俺の2倍ぐらいは魔力がある。


ちなみに俺が最近楽しみにしていることは、街を散歩することだ。

一人では散歩できないので、家族と散歩している。


街並みは、中世、近世の様な建物が多く、特に俺が住む街は、この州の州都だったりするので、比較的大きい。

特に、港町なので、船が多く見られるのが嬉しい!

一応言っておくが、漁船も多いが、一番目立つのが軍艦だ。

漁船はほとんどが帆船なのに対して、軍艦は大きな外輪と煙突がある。

おじいさんいわく、あれでも小さい方らしい。

恐ろしいな、、、


ちなみに散歩の理由は、ほとんどが買い物(飲食物などはメイド達がしてくれるそうで、服などの買い物ばかりです、、、)で、個人的には船を見たり、街を見たりする以外は退屈だったりする。

ほんを買ってもらおうとしたが、おじいさんの書斎に大量にあるそうで、そこで本を読むのが日課になっている。

そこで、うちの家がこの州(貴族制が残っているので、実質領地)の責任者だったことを知った。


あと、ここの州は「シュレスヴィヒ・ホルシュタイン」で、州都、この街は、「ハンブルク」と言う名前だそうだ。

ちなみに国の細かい地図がついていたので、一緒に見たのだが、、、


「あれ?、これドイツじゃね!?」


ついに気づく、


「この世界、あべこべじゃん!」、、、、、、

いつもより、少し長かったかな?


話が少しずつ進んできました。

何か同じようで、何か違う世界です、、、



よろしければ、評価とブックマークをよろしくお願いします。

作者のモチベーションにつながります!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ