間話 クリスマスの日の出来事
一区切りしたので間話を挟みます。
何気に重要な話だったり。
かなり短いです。
クリスマスイブの次の日。
シュトラと俺は、みんなからクリスマスプレゼントを貰った。
と言っても、俺は未だに赤ん坊なので、よくわからない人形やおもちゃをもらった。正直なところ要らないが、ありがたくもらっておくことにする。
一方でシュトラは色々ともらっていた。
お菓子やおもちゃはもちろん、おじいさんからは、杖をもらっていた。
杖。そう、杖である。魔法を使うための杖である。
俺もそういうの欲しかったんだけどな〜
そう思いつつシュトラを見ていた。
そもそもシュトラはまだ魔法を使うことができないので、練習からはじめるそうだ。
杖を持ってブンブン振り回している。
俺が羨ましいそうに見ていると、
シュトラがこっちに振り返った。
「ジーク、やってみる?」
「こいつすごく優しいやつだな。」
と、思いつつ、杖を渡された。というか、無理矢理。
渡されたので、試しに振ってみる。
「てかみんなどうやって魔法使っているんだろう?」
そう思いつつ、とりあえず水をイメージして振ってみる。
「バシャッ、」
シュトラの顔に水がヒット。
「え、、、ええ!」
その場にいる全員が顔を合わせた。
シュトラは泣いているが。
俺の父親が、
「お前、マジか!!! 凄いじゃん!」
と言ってすぐ周りが、特におじいさんが、
「この年で魔法を扱うとは、すごいこじゃあ!!」
と、俺を抱きしめながらいっていた。
なお、その後一時間ほどシュトラはいじけていました、、、
まさかのジークが魔法を発動させました!
恐ろしや、、、
まあ、とりあえず次の話からは、時間が少し飛ぶかなぁ?
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