本作の専門用語 パート1
ゴブリン戦争と魔法についてです。
ーゴブリン戦争ー
ゴブリン戦争とは、冬季にゴブリンの集団が我が国に侵攻してくる戦闘のことを指す。ゴブリン冬戦争とも言われる。攻めてくる理由としては冬季に備え、個体を減らすことが目的だと言われている。
俗に言う人海戦術という津波のような数による攻撃を仕掛けてくる。ジークとその家族が住む街はその前線近くの都市であり、北部地区総司令部および北部地区軍宿舎などが置かれている。
毎年12月頃に襲ってくる習性がありこの頃は毎年民兵組織が多数作られ、軍と共に戦闘に参加している。
特に第17民兵師団は最前線の街の住民で構成されており、毎年多くの戦果を挙げている。しかし、損害も多く、損耗率300パーセントという部隊が3回文字通り全滅するような被害が出た年もある程である。
また、毎年戦闘が起きるので、国は最新の兵器を多く北部に配備しており、少しずつだが、死者は少なってきている。
ちなみに他の州よりも出生率がかなり高く、これは戦争でいつ死ぬか分からないので、子供を多く作る家系が多いからである。
※師団とは……軍の編成の単位で、この国では一師団あたり一万人規模です。
ー魔法−1ー
自然や自分自身にある魔力を使って魔法という能力を発動させることである。
貴族のほとんどはは魔法が使えるが、一方で民衆はおよそ3割の人が使える。
ちなみに魔力および魔法の原理は未だはっきりとはなっておらず、解明されないままとなっている。
また、魔法を使った犯罪が増加しており、犯罪予防が国内で実施されている。
追加情報で、魔法はある日突然使えるようになったらしく、原因は未だわかっていない。
また、魔法が使えなくとも魔導具によって疑似的に魔法が使うことができるものが作られたりしており、材料としては、魔石という自然や魔物の体内から取れるものや、人工的に作られた人工魔石が使われている。
ゴブリン単体は弱いけど、津波のように来るのはちょっと、、、